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戦わない戦い方

 急いで重大な決断をしなくてはいけない事柄が急にやってきて、わらをもすがる思いで友人にやってもらったカードリーディング。様々な女神様が、「GO」サインを示してくれたところ、気になったのが「アテナ神」。

 アテナというと、ギリシャの女神で、鎧をつけて剣を持った戦いの女神様。その物事にGOサインを出しても、それを遂行するために「戦い」が待っている??

 戦いたくないんだけどなあ、戦ってもし何かを「ゲット」したり、ミッションを遂行できたとしても、その遂行の仕方って、旧態然としてて、これから時代が目指すべき方向とは相反するんじゃあ・・・とその物事にGOサインを出すことが正しい選択だとほぼ100%わかっていながらも、私、ちょっと躊躇しておりました。

 でも、アテナ神って戦いは戦いでも「都市の自治と平和を守るための戦い」を司る女神様、なんですね。血なまぐさい暴力が先行する戦いを司る神様としては「アレース」という男性神が別にいるのだとか。
 アテナは智恵、芸術、工芸、戦略を司る女神。アレースの「力ずく」に対して「智恵」を持って戦います。そういえば、アテナの描かれていたカードの背景も智恵を表す黄色で表現されていました。 

 アテナを象徴するアイテムは「フクロウ」と「オリーブ」。「フクロウ」は「智恵」、「オリーブ」は平和の象徴です。
 「オリーブグリーン」の色の意味としては、「自分のスペースに立ちながら、全体をみる」「エンパワメント」「全体のエネルギーをまとめていく」といったものがあります。チームワークにおいて、全体をまとめていくためには、そのチームのメンバーの一人一人に共感しつつ、自分自身を保つ必要があります。そうやって、一人一人の持ち味を生かしながら、一人では成し遂げえない何かを達成できるとしたら、こんなに素敵なことはないですよね。オリーブグリーンは「フェミニンリーダーシップ」の色だとも言われますが、それは、「俺についてこい!」という男性原理的、レッド的なタイプのリーダーシップとは、違ったタイプのリーダーシップのありかたです。
 もちろん時には「俺についてこい!」というリーダーシップがありがたいこともある、でも、これからはオリーブグリーン的フェミニンリーダーシップが時代を変えていくのではないか、そんな気がします。

 さて。
 私、決断を迫られている物事に「オリーブグリーン的リーダーシップ」を持ち込んで、ミッションを遂行できるとするならば、こんなうれしいことはありません。まだ、「イエロー」のネガティブな側面である「恐怖」が消えませんが・・・「恐怖」が反転して「喜び」に変わるよう、アテナが助けてくれますように・・・。

by sound-resonance | 2011-01-30 16:47 | 音・色あれこれ