元来た道を引き返す

 時々体力強化を兼ねてハイキングに行きます(でもあまりにも「時々」過ぎて体力強化にはなってないですけどね・・)。
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 先日も思い立って奈良方面へ。寝坊して、しかも山にたどり着くまでにちょっと道に迷って、肝心のフィトンチッドいっぱいの山道にたどり着いた時には少々お疲れ気味。行けども行けども山道。歩きやすいコースなはずなのに、今日はなんだかきつい・・。一応ハイキングの本に書いてあるコース通りに歩こうと思っていたのですが、全行程を歩こうと思うと、日がどっぷりと暮れてしまいそう・・・。初めてのコースだったので、これから先にどんな道が待っているのか、興味はあったのですが、しばらく考えて、半分も来ないうちに、元来た道を折り返すことに。

 と、そこへ、向こうからやってきたおじいさんが、すれ違いざまに「どこから来たん?」と聞いてくる。私、初志貫徹しないで、元来た道を折り返している自分のふがいなさを恥じつつ、「さっきこの道来たんですけど、戻ってるんですよ〜」と素直に返事。おじいさん、「ああ、今度は下りやしなあ」とつぶやいて、じゃ、と去っていく。

 え?下り????

 道がゆるやかなので、全然気づいていなかったのですが、行きの道は、何気に登り坂になっていたのでした。そりゃあきついはずです。本にも「登り」とちゃんと書いてあるのに、全然気づかず、「今日はダメだ〜私はダメだ〜」なんて思ってた。
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  山は単純です。登りの次は必ず「下り」がやってきます。それに、ついさっき来たはずの道も、逆方向からたどってみると、景色が全然違って見える。今度は楽々下りの道を楽しみながら、同じ道を帰ってきました。午後の光の中で緑がとっても綺麗でしたよ。たまには、同じ道をたどってみるのも、いいもんですね。
  「人生楽あれば苦あり」なんて言いますが、苦しい時は、気づかないうちに「登り坂」を登っている最中っていうこともあるのかもしれません。そういう時は、息切れしている自分を責めないでくださいね。登った分は必ず楽々下りがやってきますよ。
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by sound-resonance | 2011-02-05 22:44 | 音・色あれこれ | Comments(0)