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パラス・アテナ

 先日ギリシャ神話の「アテナ神」について書きましたが、オーラソーマのイクイリブリアムボトルとクィントエッセンスにも「アテナ」の名がついたものがあります。特にクイントエッセンス「パラスアテナ」は大好きで、ちょくちょく愛用していたのですが、これってギリシャの「アテナ神」だったな〜と今回改めて気づきました。
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 「パラス・アテナ」のパラスは、アテナが一緒に育ち親友だった「パラス」という娘の名前だとも言われているそうです。パラスは、トリトンの娘で、戦いの技を磨いている最中にケンカになり、アテナの一撃で死んでしまったそうです。トリトンは海の神なので、その娘のパラスも水と関係があり、パラスの名前を引き継いだ「(パラス)アテナ」も、水に関連があるのだとか。
 パラスの父トリトンは、海の波を立てたり鎮めたりするためのホラ貝の使い手だったらしいので、パラスももしかすると楽器に精通していたのかもしれませんね。アテナが芸術を司る女神だというのも、パラスの名を受け継いでいる所からきているのかもしれません。
 なんにせよ、アテナが戦の技の練習中に死んでしまった親友の名を受け継いでいるというのは興味深いです。その辺りに彼女が平和を望み、血なまぐさい暴力による戦いではなく、インテリジェンスを持った戦い方をする理由が潜んでいるかもしれませんね。

 オーラソーマのクィントエッセンス「パラスアテナ」は、ローズピンクのエッセンスで、愛と美の創造的表現を人格化するようエーテル体、アストラル体に働きかけるのだとか。
 新しい時代を築くためには、古くいらなくなった既存のものを壊すことが必要で、それが「戦い」だと受け取られてしまうこともあるかもしれません。でもそれが愛と美を持ったエレガントなやり方でできたら、とっても新しいやり方だと思います。
 年明けから、さらに加速を増す時代の変化。こんな時こそ、愛や美って必要だろうな、とひしひしと感ずる今日この頃なのでした。

by sound-resonance | 2011-02-07 23:00 | 音・色あれこれ