選挙カー

 明日は統一地方選挙の投票日ですね。地震の影響で延期になった所もありますが、関西の方は予定どおりに実施されるところが多いです。今年は自粛ムードの中選挙活動も静かだな、と思っていたのですが、ここ2,3日、例年のように、選挙カーが走り回って、うぐいす譲?が、候補者の名前を連呼して地域を回っています。

 このような光景、西洋諸国ではみられないもののようですね。テレビコマーシャルを使ったり、ポスターを使った宣伝はなされるようですが、選挙カーが「音」で訴えるという方法はあまりないようです。私は、選挙時に外国にいたことはないのですが、以前コマラが「あんな大音響で街中を自分の名前を連呼してまわるなんて、西洋ではありえない」って言っていたような気がします。有権者に選挙に関心を持ってもらうという意図はわからなくはないのですが、正直「うるさいな・・・」って思っている人も多いのでは?一体どのくらいの効果があるのかな?なんて思ってしまいます。

 日本は木造の家に住んでいたり、水が豊富で、木々に囲まれた生活をしてきて、西洋に比べて伝統的に音を吸収する環境の中で暮らしてきたので、西洋諸国に比べて音に寛容なのかな、とも思ってみたりもします。でも、都会的な暮らしの中では、鉄筋コンクリートの家に住んでいる人の方がもはや多いのでは?拡声器での音の洪水は、コンクリートに響いてかなりの振動を生み出します。音を楽しむ日本人の感性を大事にするためにも、暮らしの変化に伴った活動(宣伝)方法の変化は必要ではないかな、という気がします。

 アメリカでは、候補者から、直接電話がかかってきたりするみたいですね。といっても、一人一人に直接生電話するのは大変だから、電話を取ると録音が流れる仕組みみたいですが、電話を取ると「オバマです」とか「シュワルツネガーです」とか言われてびっくりしたっていう人も多いのだとか。

 どちらにしても、電話も取るか取らないか、途中で切るか切らないか(録音であればなおさら)、は個人が選択できます。テレビも、見るか見ないかは、選択できる。でも、選挙カーの音は否応なしに耳に入ってきます。コマラも「耳にはまぶたはついてないもんね」って言ってました(笑)ただ、一人ひとりが選択をすることには、日本人は西洋の人に比べて慣れていません。だから、「ちょっとうるさいな」くらいですんでるのかもしれませんが・・・・
 それがいいことか悪いことかはわからないけれど、小さくも大きくも、一人ひとりが選択をしていく場面が増えていく風に変わっていくのではないかな?という気がしています。ちょっとずつ練習していかなくっちゃね。


世界の選挙運動について教えてくさだいー世界まるごと質問箱ー
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by sound-resonance | 2011-04-09 12:00 | 音・色あれこれ | Comments(0)