ラプンツェルその3

意外に長く続くことになっちゃったラプンツェル、今日はその3です。
前回までの記事はこちら→
ラプンツェル
ラプンツェルその2

嫉妬の炎によって塔を追い出されたラプンツェルが追いやられた場所が砂漠です。

砂漠、日本人にはちょっとわかりづらいんですが、精神的な成長をとげるための修行の場と言えると思います。
通過儀礼の場、とでもいうのでしょうか。
キリストが修行をしたのが、砂漠(荒野)ですね。
塔の中で、外的な情報を遮断されていたラプンツェルは、窮屈だったかもしれませんが、住居も食べものも与えられ、それなりに不自由なく暮らしています。自分で考えなくても生きていける環境なわけです。
それが、砂漠に追いやられた時、身体を維持するためのもの自分で獲得しながら、生きていかなければならない環境におかれます。砂漠だから、必要最低限のものしか手に入らなかったでしょう。
肉体が極限状態におかれた時に、人は自らの精神に向き合わざるを得なくなります。
ここで、ラプンツェルが、男女の双子を産むのは象徴的ですね。
女性性だけに特化されていた彼女の性が、男性性と女性性の両方に統合されていく、そんな感じがします。
「育てられるもの」から「育てるもの」への転換も読み取れるかもしれませんね。

ラプンツェルと王子が再会するまでに、王子の方もまた、森の中をさまよわなければなりません。
彼もまた、ラプンツェルと再び会うまでに、精神的な修行をしなければならないのでしょうね。
でも、彼がさまようのが、砂漠ではなく、森であるというのは、象徴的だな、と思います。
森って、ここも日本人の感覚とは若干違うかな、と思わなくはないのだけど、訳のわからないものがひそんでいる、闇、みたいな意味がシンボリックに隠されているのではないでしょうか。目がみえないっていうところも、それを象徴しているような気がします。
彼は、理性から離れて、訳のわからない闇、カオスの中をさまよわなければならないのです。

ラプンツェルが最初に塔の中で王子に出会った時、「あのお婆さん(魔女)より、この人の方がよっぽどかわいがってくれそうだ」と思って、彼を受け入れます。
この時点では、王子は、お婆さんよりも、自分をかわいがってくれる「保護者」でしかないわけです。

でも、砂漠で二人が再会した時には、ラプンツェルは、彼のために涙を流します。
なんとなく、ここに、初めて能動的なコミュニケーションが生まれているような気がしますね。

そして、再び王子の目が見えるようになって、二人は幸せに暮らすのです。

で、結局、私の身には何が起こってしまうんでしょうね・・・・・・(笑)
カードは様々な象徴を含んでいて、あるタイミングでそのどこに自分がシンクロするか、フィットするかっていうのは、その人それぞれに違うと思います。なので、ラプンツェルのストーリー通りの出来事が私に起きるとは思えませんが、ざっと洗い出してみたストーリーの中から自分にシンクロしそうな部分をもう少し探求してみようと思います。というのか、何日か分に分けて書いていたここ数日のうちにその概要がみえてきたような気もしますが・・・
これって、本当に解釈のしようだな、と思ってみたりもします。要は自分がどうとらえるか、ですね。
確かに大変な状況ではあるんだけど・・・・
でも、それがこれまで出会ったことのない、新しい状況への扉であるとするならば、喜んで受け入れてみたい、とも思うのです。
現実的には、王子様がやってきてほしいものですが・・・・結局そこかい!(笑)

途中で母親にとってかわられて、うやむやになっちゃった
「魔女」についても、次の機会に、もう少し書いてみたいと思っています。
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by sound-resonance | 2015-01-12 18:33 | 音・色あれこれ | Comments(0)