風鈴の音

暑い夏を乗り切る日本のアイテム、風鈴。うちにもいくつかあって、今窓辺につるしてあります。私はどちらかというと音重視なので、青銅とか南部鉄とか金属製の風鈴しか持っていませんが、ガラス製のものも、見た目に涼しげで綺麗ですね。

特に風の強い日以外は、短冊が風を受けていても、それほどしょっちゅう鳴るものでもなくて、普段は沈黙していることの多い風鈴。たまに、ちりんとなると、お!?と思ってしまいます(笑)でも、そのくらいのペースが風情があっていいのかもしれませんね。

先日取り上げたせみの鳴き声と同じく、風鈴(特に金属製のもの)も、ロイヤルブルーからバイオレット、第3の目から頭頂部に働きかけてくれる音です。

夜空にぱっと咲いて消えていく花火といい、せみの鳴き声というのかせみの存在、風鈴の音といい、なんとなく、夏のアイテムって刹那を感じさせるものが多いような気もします。刹那、うつろい、を感じつつ、暑い夏に一瞬の涼を求める、それが日本の夏なのかもしれませんね。この暑さ、のっぺり永遠だったら、やだもんなあぁ〜(笑)

そういえば、セミって、長〜い地中生活を経て、成虫になってから1週間(7日間)で死んじゃうっていうのが俗説ですが、本当は1ヶ月くらいは生きてるんだそうです。ウィキペディアによれば、捕まえても、すぐに死んでしまって飼うことが難しいことからきた俗説ではないか、とのことですが、7日間の短い命のある限り、精一杯鳴いてるっていう刹那な感じをまとっているからこそ、あの暑苦しい鳴き声も無常に聞こえるのかも。
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by sound-resonance | 2015-08-07 21:44 | 音・色あれこれ | Comments(0)