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鷲の谷

さてさて、モンゴルの旅、4回目です。
今回は、ほぼ時系列順になかなかマジメに書いております(笑)

一泊したGOBI REDENEを後にした私たち、今日は、「鷲の谷(ヨリーン・アム渓谷)」を目指します。

渓谷手前に博物館があって、ちょっと寄り道。

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ゴビ砂漠に生息する様々な生物の剥製、鉱物などが展示されています。
恐竜の卵、骨も。
ガラス越しにいらないものが写っちゃってますね、ごめんなさい・・

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幻の動物、ユキヒョウの剥製があったりとかもして、小さいながらもコンパクトにゴビ地方についてまとめてある博物館だとは思うのですが、剥製がちょっと、痛い・・・・・剥製の管理って難しいんですね。
ちなみに館内の撮影は入場料と別料金がかかるようなので、ご注意を。

さてさて、「鷲の谷」です。

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ゴルハン・サイハン山脈の中にあって、標高は2,200m。夏でも涼しくて、谷間に大きな氷板が残っている様が圧巻、なんだそうですが、今年は、暑くて、氷が溶けてしまっている、とのこと。
そう聞くと、残念!!な感じもあったんですが、なんの、なんの、小川が流れ、花が咲き、緑濃く、これまで走ってきた砂漠地帯の景色とは全く違った光景。

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私は歩きましたが、途中まで馬で行くこともできます。

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野ねずみさんが、たくさんいます。キュウキュウっていうナキウサギの声も聞こえてましたが、この子がナキウサギなのかな?区別がつかない・・・・・

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谷の奧に入っていくと・・・・
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ほんのちょっぴりですが、氷が残っていました。
白く見えているのが氷です。オーロラ状に光っています。

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道はまだまだ続いていたようでしたが、氷もちょっぴり見れたことだし、ということで、同じ道を引き返して帰ってきました。
私たちが、歩いたのが、夕方の遅い時間で、人が圧倒的に少なかったということもあったのかもしれませんが、いい気の流れる気持ちのよい場所でした。

他にもいろんなハイキングのルートがあるようです。今度は別のルートも行ってみたいなあ。朝歩くのもいいかもしれませんね。
ぬかるんだ岩場を通る場面もあるので、しっかりした靴で行ってくださいね。軍手やなんかもあると便利ですよ。

この日は、ゴビ初日に泊まったGOBI MIRAGEに戻ってもう一泊しました。たった2日前に一度泊まっただけなのに、なんだか実家に帰ってきたかのような
懐かしい感じ。ただいま~、GOBI MIRAGEって感じです。

初日は到着時間が遅すぎて(真っ暗だったもんな)、延期になった歓迎の儀式でお出迎え。
民族衣装を着て、ゲートの方へ近づいてくる三人。

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女性が持っているミルクをふるまってくださいます。みんなでちょっとずついただきます。濃くて甘くて美味しいミルクでしたよ。
儀式が終わったら、真ん中の小さい男の子が「やれやれ、終わったぜ」とばかりに超早足で、事務所?に戻っていくのが印象的でした。お仕事、ご苦労さま(笑)

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この日は、星空がとっても綺麗で、天の川がはっきり見えました。目視でも、数え切れないほどの星が見られるんですが、天体望遠鏡を出してくださったので、
星をより近くに感じることができましたよ。流れ星も、随分長い間流れていました。普段、流れ星を見てもあっとう間に流れてしまうんで、願い事なんてできるのかな?って感じですが、あれだったら、願い事も可能ですね(笑)

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by sound-resonance | 2015-09-08 20:30 | モンゴル