タロットガーデン

ニキのタロットガーデンの写真が見つかったので、今日はその昔訪ねたタロットガーデンのお話を。

ニキは、神話や魔術、精神世界に興味を持っていたという事を前回書きましたが、タロットの世界観にも興味を抱き、大アルカナの22のモチーフを配した「タロットガーデン」を20年以上の歳月をかけて作りました。しかも、パトロンなしで、自力(自費)で建設したんだそうです。

イタリアのトスカーナ地方(グロセット)にあるこの公園、スペインのガウディがデザインした「グエル公園」と、フランスにある郵便配達夫シュバルが作った「パレ・ド・イデアル(理想宮殿)」から強いインスピレーションを得て、建設されたものだそうです。確かにガウディの曲線とカラフルな色調、シュバルの同じく曲線と、誰にも頼らず自分の世界を築き上げる感じが似ているような気がします。

4月から10月の、しかも14:30~19:30という限られた期間しか開園しておらず、先日行った展覧会によると、今でも観光ガイドブックなどには掲載されていないということですが、一般に公開するのは極力制限して、作品や、公園の環境を出来るだけ維持したいというニキの意志が感じられますね。
私が訪ねたのは10年以上前のことですが、その当時はインターネットも今ほど普及しておらず、情報を得るのがもっと大変だった記憶があります。実は、開園期間がわからなくて、当てずっぽうに行ってみたら、開いていなくて、イタリア語も、なんだかよくわからず、空しく園の外をうろついただけで、帰ってきたことが・・・・(泣)なんとかなる!と思いこんで、イタリアまで行っちゃうところに、若さを感じますが、十分に痛い目にもあっております・・・・・・(笑)かなりへこんで、しばらくは、大人しくしていたんですが、やっぱり、タロットガーデン、見たい!ということで、当時はまだ那須高原に存在した「ニキ美術館」に問い合わせたりして(最初からそうしろよ・・・・)2度目にトライしたんですが・・・・・・やっぱり、開いてない!!え、え、え~っ!今日は、開いてる日のはずなのにぃ~!!と思いながら、園の外にあるインフォメーションの看板を読んでみたら、どうも到着が早すぎたらしい。というわけで、2時間くらいだったでしょうか、時間をつぶさなければならなくなったんですが、ぽつねんと公園だけが存在するような土地なので、周囲に時間をつぶせるような場所がひとつもない・・・・・・・ちょっと途方にくれていたところ、一人の女性が声をかけてくれて、もしよかったら、車あるんで、公園があくまで一緒にランチに行きませんか?と誘っていただき、渡りに船とばかり、ご好意に甘えることに。ちょっと窮屈だけど、ごめんね、と言われて案内された車の中には、なんと4人の男の子+赤ちゃん(女子)。すでにぎゅうぎゅうの混雑した車内なのに、彼女(私)も乗るからつめてあげてね、と言われて素直に席をつめてくれた子ども達と一緒に、車に揺られて、ランチに。
イタリアンを食べながら時間をつぶしていたところ、なんと今度はどしゃぶりの雨。この雨じゃあ、見学は難しいんじゃないか、日を改めたらどうか、なんていう雰囲気が漂い始めたところ、2度目の退散はいやだ、今日こそ見たい、と、必死で祈ったところ、雨がやんだ・・!!
とはいえ、道路は大雨でぬかるみ、ところどころに、巨大な水たまりが発生している状況、無事に公園に戻れるのか、どきどきしましたが、無事に公園に到着、いよいよ待たされ、じらされした憧れのタロットガーデンの中に・・・・・・・

突然の大雨に洗われて、すべてのオブジェがきらきらと輝いておりました・・・・・・
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「女帝」のオブジェ。
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中には、部屋があって、住める!?ようになっています。
シャワーは蛇の形(笑)
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「パワー(力)」のオブジェ。
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女性が手なずけているのは、通常はライオンですが、ここではドラゴンになっていますね。

「月」のオブジェ。見ての通り、周辺には何にもありません・・・・・(笑)あ、でも、これって、2005年くらいの写真です。今はもうちょっと開けてたりするのかな・・・・・
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当時は今ほどタロットカードそのものには興味がなかったので、全部のオブジェの写真がそろっていないんですが、公園内にはちゃんと全部のオブジェが存在します。

帰国してからも、しばらくはやりとりがあったけれど、私の方の語学力の乏しさ故に、いつしかご無沙汰になってしまった、イタリアでお世話になった大家族。元気かな、赤ちゃんだった女の子、大きくなってるだろうなあ・・・・・・・

→タロットガーデン
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by sound-resonance | 2015-12-09 20:01 | 観る・読む・聴く | Comments(0)