惑星音階と環境音楽

古代ギリシャの人々は、私たちの世界に音楽があるように、宇宙も音楽を奏でていると考えていました。太陽、月、惑星の運行における比率を音楽の一形態としてみる概念は、ピタゴラスが提唱したと言われています。ピタゴラスというと、現在使われている7音階の元となったピタゴラス音律を提唱した(とされている)ことでも、有名ですね。アリストテレスは、「(ピタゴラス学派の人たちは)音階における各音の周波数の割合は数で表現できると考えた。(そして)・・・すべての物は数を手本にしているように見える。自然界すべての中で最初に存在していたのは数のようだ。数の要素はすべての物の要素で、宇宙全体が音階と数であると彼らは仮定した」と説明しているそうです。
そして、その2千年後、天文学者であったケプラーは、「宇宙の調和」という本の中で、「創造主である神が天空での動きを調和させることでその願いを示したように、音階の調和敵システムという壮大な体系を築く」と書いています。惑星と惑星の間は調和的な比率で保たれており、それは「音階」を形成している。そして、は私たちの耳には聞こえないけれど惑星間には「音楽」が存在すると考えられていたのですね。科学技術が発展する中で、このような「天球の音楽」は忘れ去られていきましたが、宇宙が音楽を奏でているという発想そのものはなんだかロマンチックだな、という気がします。

さて、そんなピタゴラスやケプラーなど、古代の人々の考えていた「惑星音階」による音楽が聞ける場所があるそうです。
北海道は札幌駅のJRタワー展望室(タワー・スリー・エイト)。6階のエントランスから、チケット売り場、シャトル・エレベーター、38階の展望室へと続くトータルあ音の流れが演出されているのだとか。

うーん、聞いてみたい・・・・・
北海道かああ、遠いなあ・・・・・・・・
なんて思っていたら、今年の3月26日に、北海道新幹線が開通するらしいですね!
よっしゃ、新幹線に乗って、北海道、行ってみるかっ!と思いきや、どうも、3月に開通するのは、「新青森〜新函館北斗」間だけなのだとか。
うーん、まだまだ遠い北海道、なのでした・・・・

「惑星音階」の音楽のCDは、展望台のショップでも販売しているようです。札幌に行かれる方、透音にお土産に買ってきてたもれ(笑)
米一部のみ、視聴が可能です。聞いてみてくださいね→JRタワー展望室 タワー・スリー・エイト 環境音楽
[PR]

by sound-resonance | 2016-01-18 23:22 | 音・色あれこれ | Comments(0)