三美神

さてさて、GWも終わり、1週間たちましたが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?私にとっては、GW、え!?まだ1週間しかたってないの?みたいな、大昔、すでに過去の出来事となっていますが、学生のみなさん、社会人、特に新入社員のみなさん、人事異動等で新しい職場にうつられた方々にとっては、緊張感でまひしていた疲れ、みたいなものがGWよりも逆に出てくる時期ではないでしょうか?土日がお休みの方は、どうぞ無理のないように、ゆっくりお過ごしくださいね。

さて、GW中に行った「浜松市楽器博物館」のミュージアムショップで、博物館の収蔵品(楽器)で演奏した曲集のCDがあったので、いくつか買ってきてみました。
その中のひとつが「三美神〜18世紀ヴェルサイユ・クラヴサン音楽の美の世界〜」というもの。博物館のリーフレットにも載っているチェンバロ「フランソワ エティエンヌ ブランシュ2世」を使用しています。

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タイトルになっている「三美神」とは、Wikiによると、ギリシャやローマの神話に出てくる美と優雅を象徴する3人の女神のことをいうんだそうです。ギリシャ神話に登場する3人の女神は、それぞれ、「魅力」「美貌」「創造力」を、ローマ神話に登場する3人の女神は、それぞれ、「愛」「慎み」「美」を司っているのだとか。どちらかというと、ギリシャ神話の3美神の方が私にとっては魅力的ですが、いずれにしても、女性にとっては味方につけたい女神達ですよね(笑)

イタリアのウフィツィ美術館にあるボッティチェリの「春」にも三美神が描かれていますが、こちらは、それぞれ「愛」「美」「快楽」を表しているのだとか。
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チェンバロの音って、私はこんなにまとめて聴いたことがなかったんですが、現代鍵盤楽器の代表のようになっているピアノのような音の伸びみたいなものはないんですが、「はじかれた音」がなんともいえないかわいらしさです。そうだよね〜、鍵盤楽器って、弦楽器なんだよね、って改めて思い出させてくれる感じ。ピアノに比べて概して音量がない(小さい音しか出ない)ので、大ホールのような大人数に聴かせる場所には適さないこともあって、現代ではなかなか演奏を聴く機会もないのだと思いますが、18世紀の貴族のみなさんは、小さいサロンのような場所で、親しい友人達とこんなかわいらしい音を楽しんでいたんだろうな、という感じ。

戦後の日本では家庭にピアノを置くのが大流行した時期がありましたが、ピアノでなくて、チェンバロだったら、「家庭に音楽」ももう少し定着したのかも、なんてね(笑)
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by sound-resonance | 2016-05-14 10:56 | 音・色あれこれ | Comments(0)