ポケモンGOと見えるもの、見えないもの

普段テレビを一切見ないので、世間の流行ものに滅法弱い私。その分気の向くまま超マイペースに生きておりますが、そんな私の耳にもなぜか「ポケモンGO」日本上陸の話題は届いておりまして・・・、周辺でプレーヤーを見かけることはあまりないな、なんて思っていたら、電車の中でプレイ中の人がいて、妙に感動してしまったんですが、巷では盛り上がりを見せているようですね。

ポケモンというと、1996年にゲームソフトが発売されて以来、テレビでアニメが放送されて爆発的なブームになりました。発売から数えると20年経っていて、個人的にはリアルにポケモンにはまるような年代ではなかったため、個人的な思い入れはあんまりなくて、「ポケモンGO日本上陸」と言われてもあまりピンとこないというのか、「え?なぜ今ポケモン?」みたいな感覚だったんですが、ポケモンって、「妖怪ウォッチ」にその人気をとって変わられることもなく、不動の人気を誇っているんですね〜。

さてさて、その「ポケモンGO」というのは何かというと、どうやら、GPS機能を利用したゲームのようで、同じくGPS機能を利用したゲーム「イングレス」の会社が開発に携わっているようです。これまでは、ゲームの世界、2次元の世界にしか存在しなかったポケモン達が、現実世界に出没、GPS機能を利用しているということはユーザー自身が現実世界を歩き回らないと、モンスターには「遭遇」しないわけで、モンスターに遭遇するために、外を歩き回る人が続出、引きこもりの子どもが外に出るきっかけになった、とか運動不足の現代人の健康に貢献できるとか、いろんな効果が期待されていたりもしますが、その効果が実証されるには、もう少し時間がかかりそうですね。

アプリをオンにして、街を歩いていると、バイブ機能でモンスターが近くにいることをスマホが教えてくれます。そのうちに、モンスターとユーザーは「遭遇」しますが、モンスターが「見える」のはスマホの画面の中だけで、現実の世界にいくら目をこらしてみても、ユーザーの目にはモンスターは見えません。もちろん、ユーザーの皆さんはこれが「ゲーム」であることをわかった上でプレイしている訳ですが、例えば、ある引きこもりの子どもにとってみれば、それまで不可能だった外に出るということを可能にしてしまうくらい「リアル」な存在としてモンスターがいたりするわけで、スマホのことをモンスターを「可視化」するためのツール、のようにとらえているかもしれない。そうすると「見える」こと「見えない」ことと「存在する」こと「存在しないこと」の境界線って随分あいまいなものなんだな、ということに改めて思い至ったりなんかもします。

以前、霊の存在を「自分には見えないから信じない」と言った人がいました。でも、「見えないからいない」というのは少々乱暴かもしれませんね。私たちに「見える」のは、いわゆる可視光線、赤〜紫のほんの少しの幅の周波数のみです。世界にはその他にも無数の周波数が存在します。その一部を私たちは「見る」代わりに「音」としてとらえていますが、それもほんの少しの幅の周波数。見ることも聴くこともできない周波数は無数に存在するんですね。

いつしか、霊の存在をキャッチして見るためのアプリが開発されて、ツールを使えば霊を簡単に「見る」ことができる時代がくるかもしれませんね。ま、ニーズがあるかは別ですが・・・(笑)
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by sound-resonance | 2016-07-29 20:02 | 音・色あれこれ | Comments(0)