面白い話だったはずが

村上春樹さんが、新刊を出されるみたいですね。2月24日が発売予定日なのだとか。だから、というわけではなくて、偶然、たまたまだったんですが、ここ数ヶ月かけて村上春樹作品を読み返しています。

村上作品に初めてふれたのは、高校生の時。高校生の時に確かちくま書房から出ているいろんな名作の一部が見開き一ページずつ載っている「高校生のための文章読本」みたいなタイトル(うろおぼえ)の本があって、その中に「風の歌をきけ」の一部分が載っていたのを読んだのがはじめでした。その部分って、主人公が思春期に精神科のお医者さんに通っていて、そこでドーナツとジュースが毎回出てきて・・・みたいな部分で、なんだかとてもナイーブな話に違いない、こんなにナイーブな話はちょっと・・・なんて思い、敬遠していたんですが、大人になってから読んでみたら、そこまでナイーブでもなかったです(笑)思春期の回想シーンなんて、本全体のほんの一部なのに、どうしてあえてその部分を抜粋したのかな、とも思うんですが、ま、「高校生のための」文章読本だったからかもしれません。

初めて丸ごと一冊ちゃんと読んだ作品は「ノルウェイの森」。発売当時、爆発的に流行って、アルバイト先で回し読み状態になっていたものを「読む?」といって貸してもらったのがきっかけで、積極的に読みたくて読んだ感じでもなく、表紙が緑と赤でクリスマスみたいだったな、という印象だけで、見事に内容は忘れてしまいました・・・(笑)

海外に一人旅に出たりなんかしても、私が日本人だとわかると「日本人の作家だと、村上春樹を読んだことがあります」とか「村上春樹、好きです」とか言われることもけっこうあるので、村上さんって、そんなに有名な人なんだな、と思い、そこから、なんとなく一般教養的に、一通りは一度は読んでいる気がするんですが、今「1Q84」を読み返していて、詳細について見事に忘れていることが発覚(笑)「1Q84」は前にも記事に取り上げたことがあるので、覚えている方かな、と思っていたんですが、最初の高速道路を非常階段で降りるシーンと、月が二つになることしか覚えてませんでした・・・、まあ、読後すっきり、後味残さず、綺麗さっぱり忘れてしまえて、何回でも読める、というのがいいエンターテイメント小説かもしれないので、そういう意味では優秀なエンターテイメント小説といえるのかも。それか、私の記憶力が相当ないか、です・・・(笑)

今日は前回の続きで「面白い」と思った話をしようと書き始めたんですが、村上春樹さんの話がちょっと長くなったので、つづきはまた今度。


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by sound-resonance | 2017-02-06 23:29 | 音・色あれこれ | Comments(0)