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魚座の新月

なんだか寒いんだかそうでもないんだか訳のわからない天気が続きますね。昨日は大阪は一日雨でしたが、なんだか冬の雨ってなんともいえず気が滅入りますね・・・運動不足解消のために、外に出て歩いた方がいいんだろうなあ、と思いつつ読書三昧の冬の日々を過ごしております。
先日、村上春樹さんの作品を読み返しているという話を書きましたが、約20年ぶり!に「ノルウェイの森」を読み返しました。やっぱり、内容、覚えてなかった・・・え!?こんな話だったっけ??自分の覚えてなさっぷりに驚愕したんですが、予想を大幅に上回るベストセラーっぷりにかえって村上さんが孤独を感じたというのもわかるような気が・・・・。赤と緑の装丁、「100パーセントの恋愛小説」という帯、そういうもので知った気になってちゃいけないな、というのか、そういう風に知ってる気になってるものってたくさんあるんだろうな、と思いました。超メジャー、普通にある、みたいなものも丁寧に味わい直した方がいいのかも。村上春樹さんというと、新刊が出たようなので、ファンの方にとってはわくわくするような一日だったかもしれませんね。

さて、今日は新月のお話。2月26日23時59分頃、魚座の位置で新月を迎えます。

いよいよ魚座の季節がやってきましたね・・・暦としては、12月が「年末」で、2ヶ月前に「新年」を迎えているわけですが、それとは別に「年度」というのがあって、これから3月に向けて年度の終わり、年度閉めていかなくちゃ、みたいな感じで、個人的にはどちらかというとこれからの時期の方が気持ち的にはせわしないです。
魚座、これまでの11星座の旅の総決算、分け隔てない慈愛の星座。弱いものも、強いものも、美しいものも、醜いものも、これまで「分かれていた」ものが、ごちゃまぜに集合して並列にある感じ。お羊座で再誕生を迎えるためにはこれって必要なことではありますが、その「分け隔てない」感じが、時には優柔不断に見えてしまうことも。何を考えているのかわからないミステリアスなイメージというのもありますね。支配星は海王星で、ロマンシスト。幻想、夢、芸術を愛する方も多いです。

ま、そんな魚座ですが、今回の新月は魚座の9度で起きまして、サビアンシンボルとしては「騎手」となります。
馬の乗り手、騎手。馬は情動とかエネルギーそのもののシンボルだったりしますが、同じそれを乗りこなす乗り手でも、獅子座の23度の「裸馬乗り」とはちょっと違うんですね。裸馬の乗り手(獅子座)の方は、乗り手の方に主体があるというか、パフォーマンスとしての馬乗りであるのに対して、「騎手」の方はあくまで馬が主体というのか、乗り手は没個性です。この自分を殺して、スピードに乗っていく感じがポイントだと思います。捨て身でスピードに乗って行く、というか、スピードに乗るのに捨て身、自分の個性をあえて出していかない、というのがポイントなのかも。

月と太陽のそばに海王星もよりそっているので、その疾走感がぼわーっと広がっていく感じもあるかもしれません。

お羊座の火星がちょっと気になりますが、事故とかケンカとかには気をつけて。ちょっとかっとなるような事が起きても、そこに魚座の「没個性」を意識的に持ち込んでちょっと冷静になるのがいいかもしれませんね。

新月の影響というのは、その日というよりは、その日にかちっとスイッチが入って2、3日後に出てくる感じもあるので、その辺りに注意を向けてスイッチを入れる日にするといいかもしれません。


by sound-resonance | 2017-02-24 22:37 | 星読み