マリーアントワネットと矢車菊のブルー

先日マリーアントワネットがヤグルマギクが好きだったという話を書きました。彼女がセーブルに食器の作製を依頼した際に選んだのがヤグルマギクと真珠の組み合わせ。とても可愛い組み合わせですが、ちょっと意外な感じもします。名古屋盛りのルーツか!?みたいなド派手なヘアスタイルから派手派手しいものが好みだったイメージもあるけれど、先日ホロスコープでも触れたように、自然派のセンスのいい方だったんでしょうね。
ヤグルマギクに限らず、ブルーは好きな色だったようで、特にブルーグレーが好きだったとも言われているのだそうです。

ヤグルマギクというと、思い出すのが、サファイア。サファイアの最高の色を表現する時に「コーンフラワー(矢車菊の)ブルー」という言葉で表現されたりします。ブルーのサファイアの中でも、カシミール産の無処理でベルベットのような独特の光沢を持つ優しいブルーのサファイアを指す言葉のようですが、カシミール産のサファイアは100年以上前にすでに枯渇していて、幻の宝石とも言われているのだとか。もちろん私も実物は見た事がありません。

ブルーの好きなマリーアントワネットが、特にカシミール産のサファイアを愛し、収集していたなんていうエピソードがあったら面白いな、と思ってちょっと探してみたんですが、そういった説は見当たりませんでした(笑)現代風にいうと、11月生まれのマリーアントワネットの誕生石はトパーズということになりますが、特にトパーズが好きだったという説もなし。つまらん・・・・(笑)というか、マリーアントワネットってもしかすると、そんなに宝石には執着がなかったのかも・・・もちろんなんてったってフランスの王妃ですから、ファッションの一環として、ダイヤモンドとかルビーとかサファイヤとかエメラルドとか一通りの宝石は持っていただろうし、中にはお気に入りの品みたいなものもあったでしょうが、特に石が好きなんだっ!!って感じではなかったのかもしれません。

むしろ、彼女の運命が「首飾り事件」をきっかけに暗転していくことを思うと、石は彼女の人生に幸福をもたらすものではなかったのかもしれません。マリーアントワネットは、自分の名を語られて詐欺にあっているわけだから被害者だと思うんですが、この事件をきっかけに彼女の贅沢三昧で大衆をかえりみない王妃という悪い風評がどんどん広がっていったといいます。
ホロスコープを見ると、10個の天体のうち、土の天体は1個しかありません。それが山羊座の土星・・・うーむ、こじつけでしかないかもしれませんが、土(石)に翻弄される彼女の運命がかいま見れるような気もしてしまうのです・・・・


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by sound-resonance | 2017-04-01 21:13 | 音・色あれこれ | Comments(0)