竹生島にお参りに行ってみた!

さてさて、竹生島参りの続きです。

竹生島へのアクセスは船で、主に長浜港からか近江今津港から往復することになりますが、電車の駅から近いのは近江今津の方で、徒歩5分ほどで、港に着きます。琵琶湖は広くて、さざ波の寄せる感じもまるで海、みたいではあるんですが、そこはなんといっても湖。チケット売り場に流れている童謡もあいまって、なんだかほんわかのんびりしたムードが漂っております(笑)竹生島って、人を寄せ付けない厳しい「信仰の島」みたいな勝手なイメージがあったんですが、もちろんガチお参りです、という方もいらっしゃるんですが、そもそも船着き場が「観光船乗り場」となっていて、観光地感の方が断然強いです。2017年10月現在、近江今津港から竹生島まで往復2590円、島に入ってから拝観料400円を払えば誰でも受け入れてくれます(笑)

ま、それはさておき、一日平均4便出ている船の最終便に乗り竹生島へ。30分程度の船旅です。島に行き着くまでに映像で島の歴史や自然環境などについて説明してくれるので、前知識はばっちり!?となります。

というわけで、無事竹生島に到着。
数件並ぶお土産物屋さんの前を通り過ぎ拝観料を払って入り口を入ると、いきなり急な石段が現れます。
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登りきると弁天様がお祀りされている宝厳寺です。
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元々は神仏習合で弁天様=水の神様=イチキシマヒメくらいの感じで弁天様がお祀りされていたところ、明治時代の神仏分離で神社にこれまで弁天様をお祀りしていた本殿を譲ることになり、こちらにはイチキシマヒメがお祀りされ、お寺にお祀りされることになった弁天様は長い間本殿がない状態が続いたのだそうです。昭和17年に今の本殿が建てられようやく弁天様を安置することができたのだとか。

ご本尊は60年に一度開帳される秘仏で普段は拝見することはできません。御前立の弁天様も遠くにいらっしゃるので、拝見はできません。でも、両脇に巨大な弁天様がいらっしゃいます。

本殿を出て、三重塔などを見ながら今度は観音様のお祀りされている観音堂へ。ここは西国三十三所観音霊場の三十番目の札所ともなっております。観音様の方も秘仏で、逗子の中に入っておられるので、拝見することはできません。御前立もなし。でも逗子はかなり近い場所にありまして、「この中にいらっしゃる!」感は半端ないです(笑)

面白いのは、この観音堂と神社が廊下でつながっていること。一応神仏分離って言われたし、分けてはみたけど、でも、信仰としては切り離せないんだよね、みたいな感じが満載です・・・・この廊下は、舟の材料を使って作られたところから「舟廊下」と言われているそうです。ちなみに外からみた舟廊下はこんな感じ。
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さてさて、その舟廊下を渡っていくと、都久夫須麻神社に到達。イチキシマヒメが主神として祀られています。

私は今回竹生島にお参りするのは初めて、しかも江ノ島弁天つながりでさしたる知識もなくいきなり感満載での訪問だったんですが、ここの神社の本殿はすごいです。さすが神仏分離を言われた時に神社側に譲っただけある本殿。ちょっと複雑な構造というのか、入れ子みたいな構造になっているようですが、外側の彫刻が半端ないです。創建当時は色も塗られていたのでしょうか?さぞかし綺麗だっただろうなあ、でも、木彫だけでもすごく綺麗です。後でよくよく見たら国宝でした(笑)

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弁天様の島として信仰を集めているのに、弁天様はこのすごい方の本殿に今はいなくて、お寺の方にいて・・・みたいなややこしいことになってますが、ま、要は、どっちでもいい、というか分かれてないんでしょうね・・・なので、まあ島自体も小さいし、そこにしか行く場所がないので、必然的にお参りすることにはなりますが、お寺と神社両方にお参りしてこその「竹生島」という感じです。

最終便で島に向かったので、最終便で近江今津に戻るしかなく、70分間の滞在でしたが、ひととおりお参りするのには70分で十分な感じです。私はやりませんでしたが、鳥居に向かってお願い事を書いた瓦を投げる「かわらけ投げ」にトライしても、十分時間があると思います。

お土産物屋さんやお寺、神社関係の方も通いで夜は無人になるという竹生島、江ノ島とは全然違う空気感というかエネルギーでした。これでいわゆる「三大弁財天」のすべてをお参りしたことになるんですが、淡水と海水の違いはあれ、船でアクセスするからでしょうか、厳島神社と、竹生島(宝厳寺・都久夫須麻神社)のエネルギーの方が似ている感じ・・・・厳島と竹生島の優しいエネルギーに比較して、江ノ島はおきゃんな感じとでもいうのでしょうか(笑)あくまで私の個人的な感想ですけどね。まあ、行った日やお天気の加減などもあるんでしょうが、同じ弁天様をお祀りしていても違うもんだな、と思いました。

というあたりで気が向けばつづく



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by sound-resonance | 2017-10-23 00:01 | 観る・読む・聴く | Comments(0)