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さそり座の満月

ゴールデンウィークも過ぎ、日常生活が戻ってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?とはいえ、サービス業の方だとGWはお仕事で、忙しさのピークが去ってやれやれといった方も多いかもしれませんね。
日中は寒くもなく暑くもなくちょうどいい感じの過ごしやすい季節になってきましたが、夜の間はずいぶん冷えてもいるようで、私は若干風邪気味です・・・お布団をかぶっていると暑いけど、けとばすと寒い、みたいな・・・ジャストフィットの温度管理って難しいなあ・・・寒いとおのづと睡眠も浅くなります。みなさまも夜の冷えにはお気をつけくださいね。

ま、それはさておき。
今日は満月のお話です。次の満月は11日。6時42分ごろ、さそり座の位置で起こります。

サビアンシンボルを見ていると、今回の満月はちょっと面白いというのか複雑な感じがします。

まず、月はさそり座、サビアンシンボルとしては「職務放棄兵士」というもの。こう・・・、義務、やらないといけないから、みんな仕方なくやってること、責任、そんなものを「やっぱりやりたくないじゃん、おかしいじゃん」といって、放棄しちゃう、なんだかそんな感じ。何かをやらないということは、惰性で周りに合わせてやり続けるよりパワーが必要なこともあります。なので、この場合の「兵士」は決してパワー不足ではない、むしろ、パワーは満載、そのあり余るパワーをどう使うのかを自分で決めて発散させていく、そんな感じがあります。

かたや、太陽の方はおうし座、サビアンシンボルとしては「開いた本を指す指」となります。
本をぱっと開いてそこに書かれてある文字からのメッセージを受け取る「魔法の杖ーオラクルブックー」という本(占い)がありましたが、そんな感じなのかなあ。本を開くとそこに答えがある、指がその答えを指し示している、そんな感じです。本に書かれていることがその人の方向性を指し示しているわけですから、それは、決して目新しいものというわけではなく、歴史のあるもの、伝統に裏付けられたもの。その中に自分の居場所があり、その中で自信を持って行動していく、そんなイメージ。

満月は成就の日、手放しのスタートの日なので、自分の意思を貫き通したい、自分のやりたいこと以外はやりたくない、といった激情みたいなものを手放していく日なのかもしれませんね。そうすれば、すでに与えられているものの中にある自分の居場所、適性、みたいなものに気づいていく準備が整っていくのかもしれません。いやいややってきたようなことも、心や身体のタフさを養ってきたものだと気づくような瞬間が後々やってくるかも。
芸術や、美しいものにふれ、感情をクールダウンさせていくことも有効かもしれませんね。


by sound-resonance | 2017-05-10 21:05 | 星読み