あるか、なきか、の。

先日ピンクダイヤモンドよりも希少なブルーダイヤモンドの話を書きましたが、実は、私、ブルーのダイヤモンドを所有していたりなんかします。

ダイヤモンドには、興味ないって言ったくせに〜!、いやあ、興味はないけど、いただいちゃったもんで〜!なんて色っぽいお話では一切なく(笑)、自力でゲットしたもの。かつ、「所有している」なんていうほどでもない、0.1カラットにちょい満たない小さな小さなささやかなブルーダイヤモンド。でも、一応は、中央宝石研究所のソーティング付きの正統派!?ナチュラルボーンブルーダイヤではあるんですな。

ライトなグレーががったブルーであるが故に、さらに、クラリティがカラーダイヤモンドとしては結構高いが故に、ぱっと見は普通の無色透明のダイヤモンドに見える、でも、ふとした瞬間に角度やなんかの加減で「あ!ブルーだわ、確かに・・・」というどきっとする瞬間がある。その瞬間に出会いたくて、もう一度ブルーに出会いたくて、角度を変えてみたり、回してみたりと目が離せなくなり、気づいたら、けっこうな時間がたっている・・・そんな憎い子なんであります・・・(笑)

このほのかさって、女子としては学べるものがあるな、と思ってみたり。全面的にばんばん出すより、ほのかにかいま見える方が、目が離せないな、みたいな・・・(笑)
ブルーダイヤ、女子力高いぜ・・・・(笑)

ま、それはいいんですが、ほのかなブルーというと、日本の伝統色の「瓶覗(かめのぞき)」という色を思い出します。
ごくごく薄い、あるかなきかの藍色。藍染めの藍色って、藍の染料の入った瓶の中に真っ白な糸を何回も浸けては引き上げ、浸けては引き上げという作業を繰り返すことで、色を濃くしていきますが、その作業のごくごく初期段階、一回つけてすぐ引き上げたくらいのごくごく薄い藍色、ほとんど白に近い藍色のことを「瓶覗(かめのぞき)」というんですね。

藍は貴重な染料だったので、大切にされていて、一度でも藍をくぐらせたものを「藍色」と呼びたいという気持ちもあったんでしょうが、この「瓶覗の色」というほとんどあるかないかくらいの青に対しても、名前をつけちゃうところが、日本人の繊細さを表しているようでいいな、と思います。一説には、瓶の水の中に写りこんだ青空を表現したという説もあるそうですが、素敵な名前ですね。


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by sound-resonance | 2017-05-18 21:40 | 音・色あれこれ | Comments(0)