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モーツァルトはピンク?ブルー?





 「のだめカンタービレ」昨年末についにグランドフィナーレを迎えましたね。これを読んで「クラシック(やってる人)って全然堅苦しくない、むしろ、面白いやん!」と親近感を持たれた方も多いのでは?数多くの魅力的、かつ“変”なキャラクターが登場しますが、私はやっぱりのだめちゃんの部屋の汚さに深く共感します。二ノ宮さん、よくぞ描いてくれた!お風呂には、毎日入りますけどね(笑)
 コミックス8巻目あたりで、オーボエ奏者 黒木君がのだめちゃんに恋をして、オーボエの音色が「いぶし銀」から「ピンク色」に変わるシーンがあります。私、「あぁ〜モーツァルトってピンクなんだ〜!そういえば、松田聖子も『ピンクのモーツァルト♪』とかって歌ってたもんな(うぅ歳がばれてしまう・・・)」と妙に納得していたのですが、モーツァルトを聴くとブルーを感じる人もいるらしく、ピンクとブルー?全然違うじゃん!?とちょっと不思議だったんです。でも、ブルーを感じるという「アイネクライネマハトムジーク」を聴いて納得。確かにブルーだ!
 ピンクのモーツァルト「オーボエ協奏曲」がハ長調、ブルーのモーツァルト「アイネクライネマハトムジーク」がト長調というのも、私にはとっても興味深いところ。
 皆さんは、どんな色を感じますか?ぜひ、聞き比べてみてくださいね。
 それにしても、シルバーが、ピンクになるなんて・・・、恋は偉大です。
 “音を奏でる”ということが、技術だけじゃダメで、人生経験がそのままにじみでるということがよくわかるエピソード。恋をして、「ピンクのモーツァルト」を体得したクロキン。のだめちゃんには失恋しちゃったけど、大丈夫、GO GO黒木!!立派な演奏家になるんだよ、そしてターニャとお幸せに・・・(すっかり感情移入)

「のだめカンタービレ」二ノ宮知子 講談社コミックスKiss 1〜23(2001〜2009)

by sound-resonance | 2010-01-28 22:06 | 音・色あれこれ