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アクエリアスの時代 その2

さて、前回の続きです。

時代が魚座から水瓶座(アクエリアス)の時代に移った。では、水瓶座の時代はどんな時代になると予想されるのか。

ギリシャ神話では、ガニメーデスと彼が捧げ持つ瓶を表しているとされています。ガニメーデスは美少年ゆえに神々にさらわれ、酒の給仕係となりました。彼のもつ瓶から流れ出る水はどんどん変化する状況を表すとともに、知識、想像力の象徴ともなっています。水瓶座の支配性は天王星。変化、革新の星ですね。

魚座の時代のシンボルはイエス・キリストでしたが、では、水瓶座の時代のシンボルは誰なのか。

最終的には、2000年後、時代が水瓶座から次の星座、山羊座に変化する頃になって振り返ってみるとシンボルといえるのはこれだったな、と改めてなるのだろうな、とは思うんですが、今現在いかにも水瓶座の時代っぽいなと思われる時代の変化としては、やはりインターネットの普及があげられると思います。

インターネットそのものは1980年代からあったようですが、それが爆発的に普及したのは2000年に入ってからで、魚座から水瓶座への変化の時期にも合致しています。
インターネットの普及によって、これまでは住んでいる場所、土地に限られがちであった人間関係、人と人の交流の様相ががらりと変化しました。直接会ったことのない人であっても、趣味、興味の観点が同じであれば、インターネットを通じて、隣近所に住んでいる人よりも濃密な関係性を結べてしまうような時代、または、自分の知らないことを周りの人が知らなければ「わからない」で終わるしかなかった案件をインターネットで投げかければ見ず知らずの人から情報を得ることができる、そんな時代が来るとは、今はそんな状況に慣れつつあって忘れがちですが、そんな状況になったのはほんのここ20年のことで、一昔前には想像もつかなかったのではないでしょうか。
東北の震災以降、家族の絆、地域の絆が再度見直されつつはありますが、それだけではない、不特定多数の人との交流が可能なツールが発達しているということが、この時代の大きな特徴だと思います。

一定のテクニックは必要ですが、それさえクリアすれば、誰もが自由に「情報」にアクセスすることができる時代。この中では誰もが情報の発信者にもなりえます。ブログから始まって、ツイッター、インスタグラム、誰もが全世界に向けて、自分が発信したい情報を発信できるようになりました。その情報が有益である、興味深いと思う人からは何らかのレスポンスがあり、そこに交流が生まれます。

ただし、インターネット上に流れるありとあらゆる情報にアクセスし、それをどう利用するのか、何を採用し、何を不採用とするのかは、個人にかかっているのも確か。「嘘」の情報に踊らされ、右往左往させられたり、多大な損害を被る可能性もあります。また、人間関係のささいなもつれが、インターネット上で多くの人を巻き込んで炎上、とりかえしのつかない一生を棒にふりかねない状況にまでなることも、またあるのです。

その辺りについては、個人の責任という部分もこれまで以上に大きくなっているな、という感じがします。先日も少し触れましたが、水瓶座の時代が「争いのない友愛の時代」となるためには、個人が個人として自立していることが大前提になってくると思います。

国を代表する「団体」、「組織」の同志の理不尽な争いに巻き込まれることは少なくなるかもしれませんが、個人としての自立ができない人は情け容赦なく振り落とされていく、そんな面もあるのではないでしょうか。最終的にはそれができた人が形作る「友愛の時代」になるかもしれませんが。

魚座の時代は、イエス・キリストという一人の人物がシンボルとなるような時代であったと書きましたが、彼自身が目指したのは魚座の時代に言われるような「愛と犠牲、二極化」ではなかったと思います。キリスト教ではイエス・キリストが、すべての人類の罪を負って磔刑にあってくださったのだとなっていますが、彼自身のポリシーを貫くために死の道を選んだかもしれないのです。どのような状況にあっても「自分自身」であることを彼は訴えたかったのかもしれない、2000年の時を経て、彼自身がもしかすると本当に伝えたかったメッセージが実現するような時代がやってくるのかも、しれません。
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by sound-resonance | 2017-12-06 22:22 | 星読み | Comments(0)

アクエリアスの時代

前回「アクエリアスの時代」という言葉に少し触れました。占星術のみならず少しでもスピリチュアルな世界に足を踏み入れたことのある方ならば、「時代は魚座の時代からアクエリアス(水瓶座)の時代に入った」みたいなフレーズを一度は耳にしたことがあるのでは?と思うのですが、これは、春分点が魚座から水瓶座の位置に移ったということを表しています。

地球は自転していますが、その軸はコマの軸が回転するような感じで回転(歳差運動)をしていて、25800年で一周するんだそうです。ということは、2150年の間、同じ星座に春分点が位置するということになり、春分点の位置する星座によって、その時代が特徴づけられているという風に言われております。ざっくりいうと、紀元元年から2000年くらいまで、春分点は魚座にあって、そこから水瓶座に移ったので、これからはアクエリアスの時代といった言い方がされるわけです。

具体的に何年からアクエリアスの時代に入ったのかというのは、実のところをいうとはっきりはしていなくて、2016年からという人もいれば、まだ移行中だという人もいて定かではないんですが、これまで2000年強魚座にあった春分点が魚座から水瓶座に移るタイミングであるというのは確かなようです。

さて、春分点が魚座にあった時代、キリストが誕生したタイミングと重なっています。ということで、キリスト教では魚座をとても大切にするのだそうです。「イエス・キリスト、神の子、救済者」という意味のギリシャ語の頭文字を並べると「魚」という単語になることもあって、古代のキリスト協会では、魚がイエスを表現するシンボルとなっていました。イエス・キリストの最初の弟子は漁師であり、イエスは彼らに「人間をとる漁師になれ」と言われました。こういったところにも「魚」に関連するモチーフが出てきます。魚座の時代は、イエス・キリストによって代表される時代と言えるかもしれません。

魚座は、ギリシャ神話では怪物テュポーンから逃げるため魚に姿を変えた愛の女神アプロディーテとその息子で性愛の神エロスを示すとされています。2匹の魚は尾のところでつながれていますが、それぞれ別の方向を向いています。魚座の時代のことを「支配の時代」と言う表現の仕方をしているものもありますが、どちらかというと、二極化、愛と犠牲の時代と言った方がわかりやすいのではないかと思います。

私はクリスチャンではないので、そんなことが言えるのかもしれないし、イエス・キリストは遠い昔の人物なので実際に対面してもちろん話したことはありません(笑)でも、イエス・キリスト本人と、キリスト教は分けて考えた方がいいんじゃないかな、みたいな感覚はずっとあったりします。イエス本人はあくまでもユダヤ教徒として一生を終えたのであり、「キリスト教」を興したのは、その弟子達なんですね。その後の長い歴史の中で、宗教の違いによる対立が起き、「聖戦」の名の元に、戦争、侵略、略奪が繰り返されてきた様を、愛を説いたイエス・キリストはどんな思いで見ていたのか、そう思うと彼の受難はむしろこの世から姿を消してからの2000年延々と続いたようにも思えるのです・・・・。

誰かが富めば、誰かが貧しくなる。誰かを愛せば、誰かを裏切ることになる、そういった二極化が見られた魚座の時代。一見、真逆なものに見えていても、その根源は魚座の二匹の魚のようにしっかりとつながっていたのです。

では、次に来る(来た)アクエリアス(水瓶座)の時代とはどんな時代なのか。続きはまた次回。

今日、というかもう日付も変わろうとしていますが、4日は満月の日。日付が変わってすぐぐらいに既に満月タイムに入っております。今年最後の満月なので、見れるといいなあ、と思っていましたが、まん丸お月様、綺麗に見えていますね。自分の主義主張が独りよがりになっていないか、改めて振り返ってみる、そして独りよがりであったならそれを手放して集団の中に飛び込んでいく、そんなタイミングとなりますように。
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by sound-resonance | 2017-12-04 23:48 | 星読み | Comments(0)

双子座の満月

いよいよ12月に入りましたね。今年も残すところあと1ヶ月となりました。師走、何かと気ぜわしいシーズンに突入ですね。
さて、今日は満月のお話。次の満月は12月4日(月)、0時47分頃双子座の位置で迎えます。

サビアンシンボルとしては、双子座の12度「生意気に自己主張する少女トプシー」というものになります。
「トプシー」というのは、「アンクルトムの小屋」に出てくる黒人の女の子のこと。「アンクルトムの小屋」は昔読んだはずなのに、あまりにも切なすぎて内容をあまり覚えていないんですが、トプシーというのも、黒人奴隷の女の子のようですね。ここでは、奴隷という人としての権利を認められていない身分でありながらも、集団に迎合することなく自己主張する女の子としてシンボリックに登場しています。

双子座というと、団体戦より個人戦、行動よりも口が先に立つ、自己主張の星という感じがありますが、自分の能力を使って集団に立ち向かっていく、自分のやり方を展開していく、そういった感じが強く出てきています。

ちなみに太陽は射手座の12度、サビアンシンボルとしては「ときの声をあげるタカに変化する旗」というものになります。

うーむ、サビアンシンボルって。各星座の同じ角度に共通のキーワードが隠れていたりして、そこが面白かったりもするんですが、今回は、なかなかに真逆な感じですね・・・強いて共通点を探すとすると「過激さ」とか「熱さ」、「矢面に立つ感じ」とでもいうのでしょうか・・・

双子座の個人主義に対して、射手座というのは団体競技、団体戦のイメージがあるんですが、太陽の方の射手座の方は、「変化」をもたらすために、集合場所にあった旗がタカに変化して、高く空に飛び立ちときの声をあげるようなそんなイメージのサビアンシンボルとなっております。

この日の星の配置としては、太陽の射手座を筆頭に、星座の後半、どちらかというと個人の領域よりも、集団、団体の領域の方に星が集まっているので、双子座の月としては、満月ということもあり、特に個人主義の手放しのタイミングかもしれませんね。

もちろん個人の権利を主張することは大切なことです。個人の権利が、認められないこと、ないがしろにされることはあってはならないことです。でも、権利には責任がつきもの。それを負えるだけの実力が自分にともなっていなければ、いくら主張してもそれは空回りするだけ。単なるわがままな空気よめない不思議ちゃんで終わってしまいます。

またどこかで詳しく書いてみたいな、とも思いますが、時代が魚座から水瓶座、アクエリアスの時代に入ってから、個人と集団の様相が変わってきているようにも感じています。アクエリアスの時代は、争いのない友愛の時代などとも言われていますが、それには自立した個人の確立が前提になると思います。

なんだかないがしろにされている、組織、集団の中で認めてもらえない、そんな不満を抱いている方がいれば、今いちど自分の実力についてふりかえってみるいいタイミングかもしれません。不要なエゴを手放した時、団体の中の自分の立ち位置がすっと見えてくるような、そんなタイミングかもしれませんね。

今回の満月は、今年最後の満月でもあります。2017年の総決算の満月。今年中に手放せるものは手放して、すっきりと次の年に向かえるといいですね。



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by sound-resonance | 2017-12-02 22:18 | 星読み | Comments(0)

さそり座の新月

あれよあれよといううちに今年も残すところ1ヶ月強となってしまいましたが、みなさまいかがお過ごしですか?秋晴れの気持ちいい日もあれば、雨で一日家にこもっていたくなる日もあり、気候も安定しませんね、くれぐれも体調には気をつけてお過ごしくださいね。

さて、今日は新月のお話。次の新月は11月18日(土)、20時42分ごろさそり座の位置で新月を迎えます。

サビアンシンボルとしては「行進している軍楽隊」というものになります。
唐突ですが、みなさんにとってさそり座ってどんなイメージがありますか?内に秘めているので、なかなかわかりにくいんですが、実は仲間意識のとても強い星座でもあるんですね。蟹座やなんかも仲間意識は強いんですが、蟹座が「家族」みたいな単位に集約されていくのに対して、さそり座さんはもうちょっと広く「仲間」、という感覚。その結束感は半端ない感じがあります。今やテレビで大活躍のマツコデラックスさんが太陽がさそり座なんですが、言われてみてなるほどな、と思いました。口の固い感じ、仲間の秘密は守ります、みたいな感じ、なので、相談に乗ってもらいやすい、もらいたいタレントさんっていう感じがさそり座っぽいですね(笑)

さて、サビアンシンボルの方ですが、「軍」=兵隊さん、戦う兵士、生きるか死ぬかのサバイバル感というのか、死と隣り合わせの場所にいる感じっていうのが、いかにもさそり座っぽいな、とも思うんですが、その兵隊さんの楽隊、ということで、音を奏でている、外に向かって音を出しているというところがこのシンボルの特徴になります。音を介して外側に何かが伝わっている、伝えている、そんな感じ。それが例えばちんどん屋さんみたいなポップな感じ、軽さではなく、「軍楽隊」というところが、いかにもさそり座っぽい。もっと熱があるというか、真剣というか、それがその人の生き方、信念にまでなっているような強い思いを人に伝えていくといった感じがあります。

新月は新しいことに取り組むのによいタイミングなので、何かしら自分が人に伝えたいと強く思っていることをアピールしていく、伝えていくきっかけになるような新月かもしれません。

サビアンシンボルというのは面白くて、透視能力者に星座の名前と角度を書いたカードを見せて、そこから浮かぶイメージを言葉にしてもらったもので、透視能力者はひとつひとつのイメージをランダムに答えただけであって、例えば各星座の角度に共通するキーワードを最初からイメージしていたわけではありません。でも、全体を見渡してみると、星座ごとに共通するキーワードが隠れていたり、各星座に共通する角度に同じキーワードが隠れていたりして、そういったものを発見するのも、サビアンシンボルの楽しいところでもあります。角度に共通するキーワードに関しては、満月の方がわかりやすいので、そのお話はまた満月の時に。



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by sound-resonance | 2017-11-16 20:27 | 星読み | Comments(0)

おうし座の満月

いよいよ11月に入りましたね、今年も残すところわずか2ヶ月、ホントにびっくりです。空気もぴりっと冷たく急激に寒くもなってきました。先日の13夜、皆さんお月様をご覧になりましたでしょうか。大阪では冴え冴えとした夜空にまん丸一歩手前のお月様がとても綺麗に見えていました。

そして次は満月、4日(土)14時23分ごろおうし座の位置で満月を迎えます。

サビアンシンボルとしては「ウィンドーショッピングをする人々」というものになります。おうし座というと、モノの価値を見極める審美眼、とかモノの所有、管理、みたいなキーワードが浮かびます。現実的な物質界において美しさを求める、そんな感じですね。支配星は金星、タロットカードでいうと女帝、王様や王妃様が権力のシンボルとしての宝石を所有し身につけているような、そんな感じですね。ここでは出窓に並んだモノをあれこれと見極めているようなそんなイメージとなります。夢とか希望とか藍とか形のないものよりも、具体的で物質的なモノに対する「それ、欲しい!」みたいな欲求が高まってくるようなタイミングかもしれません。

ちなみに太陽の方はさそり座、サビアンシンボルとしては「大使館の舞踏会」になります。大使館での舞踏会、普段着では参加できない場所にドレスアップして出かける感じですね。そこでの会話も、普段の会話よりはちょっと気取った感じになるんでしょうか。ドレスアップする、外見を磨いていく、その努力といったような意味合いのサビアンシンボルとなります。

2つのシンボルに共通するキーワードは「見栄を張る」ということ。普段の生活水準よりちょっと背伸びしてみる、気持ちを張って、普段よりちょっといいものを目指してみる、手に入れてみる、そういった感じです。「見栄を張る」というと、無理をする、素の自分を覆い隠す、みたいなネガティブなイメージもあるかもしれませんが、ここでは、ちょっと背伸びすることでステップアップする、背伸びした場所が次の自分の標準になる、あるいは標準にする、みたいなそんな感じがあります。

見慣れた風景、着慣れた服、慣れ親しんだ勝手知ったるアイテムは心地よいもの。でも、そこから少し抜け出して見栄を張ってみることも時には必要かもしれません。ちょっと寒いですが、外出するにもいい季節。普段とは違う場所に顔を出して、普段会わないような人達と交流してみるのも刺激になっていいかもしれませんね。

満月の1日前、11月3日は文化の日でもあります。文化・芸術にも親和性のあるタイミングでもあります。興味のある展覧会、美術展、芸術に関するイベントがあれば、足を運んでみるのもいいかもしれません。どうぞ素敵な週末をお過ごしくださいませ。


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by sound-resonance | 2017-11-02 21:04 | 星読み | Comments(0)

天秤座の新月

急に寒くなりましたね。昔、私が子どもの頃は「衣がえ」の習慣があって10月に入るとみんなが一斉に長袖に変わる、みたいなところで季節の変わり目を感じたものですが、最近はそんな習慣もなくなって、この寒さの中半袖という強者もいれば、皮ジャン、ウールのロングカーディガンみたいな人もいて、服装が様々で面白いです。私もあわてて冬用のお布団を出しましたが、夜は特に冷えるので、あったかくしてお過ごしくださいね。

さて、星座でいうと、いよいよ天秤座の季節に入りました・・・なんだか信じられない思いもしますが、今年も残すところあと2ヶ月弱となりました。後を引くような残暑も去り、いよいよ本格的な秋、というよりは、冬の始まり、みたいな感じもありますが、いきなり冬にいくには早い、その前の実りの秋の季節でもあります。

そして、次の新月は、10月20日4時21分ごろ、天秤座の位置で迎えます。
サビアンシンボルとしては天秤座の27度「頭上を飛んでいる飛行機」となります。空の上から地上を見下ろす視点、広い視野がポイントになります。日常の生活の中でついつい忘れがちなマクロな視点、普段は目の前にある人間関係が自分の生活に影響し、気分その他諸々が左右されがちですが、意識して高い視点を持ってみるtいいかもしれません。そうすると、もやもやしていた何かがすーっと晴れるような瞬間があるかも。

なんとなく、新しい出会いの予感もしたりします。身近なところに案外相性ばっちりのお相手が潜んでいるかもしれませんよ。瑣末な癖、言葉使い、人からの風評、そんなものに惑わされずに、その人の全体を見てみるとよいかも。

なんにせよ、天秤座は社交性というキーワードを持つ星座でもあります。幾分寒すぎる感もありますが、夏とは違うぴりっとした空気の中、積極的に外出してみるのもいいかもですね。


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by sound-resonance | 2017-10-18 18:18 | 星読み | Comments(0)

北斎さんのホロスコープ!?

このところ何回か葛飾北斎について取り上げていますが、北斎さん、テレビ番組、ウィキペディア等で人となりを聞き及ぶ限り、かなり変わった人だったみたいですね。絵にかける情熱は人一倍、でも、それ以外のことにはほとんど興味がない、掃除しないから部屋がちらかりっぱなし、どうしようもないところまでいったら引っ越す、そんなこんなで一生のうち引っ越した回数93回、とか、料理しない、あいさつしない、金勘定にも無頓着、だから、身入りは必ずしも悪くなかったはずなのに、生涯貧乏暮らし、興味のないことは徹底的にやらない、相当な変人だったみたいです(笑)こんな人物、ホロスコープとしてはどんな感じなんだろう、生年月日が知りたいなと思っていたら、ウィキペディアによると、生年月日は1760年10月31日とされているようですね。ただし、「?」がついているので、正確なところははっきりとはわからないようです。

ということで、断定的なことは言えないものの、北斎の生年月日、1760年10月31日だったらどう!?くらいの軽いノリで、北斎のホロスコープを読んでみたいと思います。

太陽星座としてはさそり座、太陽以外にも水星、金星がさそり座となっております。うーむ、北斎さん、ちょっととっつきにくい人ではあったでしょうが、ホントのところは冷たい人っていうわけでもなかったんでしょうね。仲良くなるのにはちょっと時間がかかるかもしれないけれど、情の厚い面倒見のいい人だったのかもしれません。「変人」の評判にもかかわらず!?弟子はたくさんいたようですし、出戻り娘のお栄さんのことも、温かく、かどうかはわかりませんが、受け入れて一緒に暮らしています。さそり座の支配星は冥王星なので、極端な感じ、とことん、な感じは表れている感じがあります。モノの言い方も、一見つっけんどんだけど、その実、その人のことを考えて言ってる、みたいな情の深いところもあったかもしれません。好きなことしかしない、というのは、金星に表れているような感じもします(笑)

目につく特徴としては、射手座の冥王星と火星がコンジャンクションしているということ。うーむ・・・・北斎さん、かなりもてたんじゃないでしょうか・・・うーん、はたから見たら、たいして男前でもないし、どこがいいんだ?と思うような人が不思議ともてたりすることがありますよね!?なんか、こう・・・片付けできない人なんてやだ!あんな変人やだ!なんて最初は思っていても、あの人の才能をホントの意味でわかってあげられるのは私だけ!みたいなモードに入ってしまうと、それは逃れられない恋の始まり、みたいな・・・ぶっちゃけ、北斎、かなりの女好きであった可能性も高い・・・
実際、北斎は2度結婚し、それぞれの妻との間に3人ずつの子どもをもうけているのだといいます。こどもは計6人。この時代は現代に比べて子どもの数も多かったでしょうから、この数を「多い」と断言はできないんですが、子どもってお栄さんだけではないんですね。お栄さんが出戻ってからは、弟子の出入りなどはあったんでしょうが、基本的には二人暮らしだったようなので、2度目の奥さんとも別れちゃったんでしょうか・・・・なんとなく、なんとなくですが、こう、スピード感があって、熱情があって、ゲット力は抜群、なんだけど、ゲットした途端、どうでもよくなっちゃう、みたいな、そういう性格も見え隠れするような・・・・北斎、典型的な「オレ様」なんですね。
恋愛以外のことでいうと、際限のないあくなく探究心も、ここで読み取れるのではないか、と思います。

「オレ様」の作品は、海を超えて、西洋の国々の人たちに熱狂的に受け入れられました。出島のオランダ人との交流はあったようですが、北斎自身は当時の一派的な日本人と同様に「海外」に出ることはありませんでした。彼の作品だけが海を渡り、広く受け入れられていったのです。ゴッホは、北斎を絶賛し、ドビュッシーは「神奈川沖浪裏」に着想を得て「海」を作曲したといいます。その「伝播」する感じは、水瓶座の木星に出ているな、と思ったりもします。

土星は魚座。弟子の一人が「先生に入門して長く画を書いているが、まだ自在に描けない・・・」と嘆いていると、娘のお栄が笑って「おやじなんて子供の時から80幾つになるまで毎日描 いているけれど、この前なんか腕組みしたかと思うと、猫一匹すら描けねえと、涙ながして嘆いてるんだ。何事も自分が及ばないと自棄になる時が上達する時な んだ。」と言うと、そばで聞いていた北斎は「まったくその通り、まったくその通り」と賛同したというエピソードが残っているそうです。あきらめられない、常に襲ってくる焦燥感、終わりなき探究心に駆り立てられたように見える北斎の人生。オレ様が「オレ」を捨てる時、自分を捨て去る時、晩年に見えてきた新しい世界、それが西洋絵画と和の絵画の融合した世界だったのではないでしょうか。

「富嶽三十六景」発表当時の北斎の年齢は72歳。まさに新しい世界にようやく会えた瞬間の作品だったのかもしれません。


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by sound-resonance | 2017-10-14 21:04 | 星読み | Comments(0)

中秋の名月&牡羊座の満月

なんだか暑いんだか寒いんだかよくわからない日々が続いていますね。雨が降ると湿気て蒸し暑い感じがするものの明け方にはけっこう冷えているようで、身体が湿度や気温の変化についていけず、なんだかだる~いです。みなさまもくれぐれも、風邪など引かないようにどうぞご自愛くださいね。

さてさて、今日は中秋の名月ですね!通常は、9月であることが多いですが、今年は10月4日となります。このところ雨がちの日々が続いたので、お月様が見れるか心配でしたが、今日は空に綺麗な月が出ています。

そして、次の満月は10月6日、3時40分頃牡羊座の位置で満月を迎えます。

サビアンシンボルとしては、牡羊座の13度、「成功しなかった爆弾の爆破」というものになります。爆弾、うーむ、なんだか物騒な感じですが、この火薬が弾ける感じって、火の星座、火星が支配星の牡羊座っぽいですね。ここでは、爆弾の爆破が「成功しなかった」ところにポイントがあります。爆弾は、弾けてほしいところでは弾けなかったわけです。弾けるところを見届けずにして、次にいく、そんな感じがあります。なぜそれが導きだされるのか、その過程は全くみえないけど、こうだ!と電光、稲妻のようにアイディアがわいてくるのが、火の星座の特徴。でも、牡羊座はそのアイディアが形になるまで、結果が出るまで待つことができないせっかちさもあるのです。このシンボルは、そのせっかちさを見直す、自分がせっかちになる癖があることを知る、といった意味合いがあります。

太陽の方は天秤座の13度、サビアンシンボルは「シャボン玉を膨らませている子ども達」です。なんだか楽しそうですね~(笑)シャボン玉を吹いて膨らませる感じが、やはり風っぽい感じです。ここでのシャボン玉はアイディアの象徴。わいわいがやがや子ども達がみんなでシャボン玉=アイディアをふくらませている感じです。そこには遊び気分が漂っていて、責任感のようなものはありません。

2つのシンボルに「アイディア」という共通のキーワードが出てくるのが面白いですね。

こう・・・・自分の中にわいてきたアイディアはどんどん周りの人と共有した方がいい感じですね。そんな中で自分のせっかちな癖もわかってくるかもしれませんし、自分だけでは実現しないアイディアも、チームワークで形になってくる可能性があるかもしれません。アイディアを周りの人に伝える時には丁寧さを心がけて。事務的に淡々と伝える方が、アイディアの様相がより人にうまく伝わって、実現がしやすくなるかも。

いずれにしても、このタイミングで浮かんでくるアイディアには、注目。満月の夜に、実現に向かって手放していく、そういったことを心がけるとよいかもですね。

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by sound-resonance | 2017-10-04 20:02 | 星読み | Comments(0)

乙女座の新月

三連休が終わりました。三連休だった人もそうでなかった方もいらっしゃったと思いますが、今回は、台風18号に右往左往させられた連休だった方も多かったかもしれませんね。大阪では、連休3日目、最終日は台風が抜けて晴天、一日晴れだったんですが、なんとなく気が抜けてしまい、家でぼーっと過ごしてしまいました。お掃除するなり、いろいろやることはあったような気がするのに、もったいないような、贅沢なような・・・関西地方はそんな感じですが、台風は北上し、日本列島に影響を及ぼしているようなので、お住まいの地域によっては、まだまだ注意が必要かもしれません。

さて、今日は新月のお話です。次回の新月は9月20日、14時30分ごろ乙女座の位置で迎えます。乙女座というと、自己管理能力、限られた空間、分野の中の整理整頓、みたいなキーワードが浮かびますが、前回の魚座の満月以降自分にとって不要なものをうまく手放してきた方にとっては、ここから自分の手の中に残った「自分らしいもの」と共に自分らしく生きていく、生活していくようなきっかけの日になるかもしれません。

サビアンシンボルとしては、乙女座の28度「スキンヘッドの男」になります。うーん、なんだか、むき出し感満載ですね(笑)髪の毛には感情が宿ると言われています。髪型によって、人の見た目、第一印象も随分変わったりしますね。お坊さんは俗世間のしがらみを一切断ち切るために髪の毛を剃ります。その髪の毛が一切ない状態、感情に流されないで状況を見極める、その中で取るべき自分の行動を決める、合理的な生き方、なんだかそんな感じです。ヘアスタイルで取り繕うことなく、そのままさらけ出していく、体裁を整えない潔さ、そんなライフスタイル、そんな言葉も浮かんできます。この日は、太陽、月以外にも、水星、金星、火星も乙女座で、乙女座祭りな一日でもあります。きっちり、かっちり、真面目に物事に取り組みたくなる日かもしれませんね(笑)ただ、人に何かを伝える際には、批判、批評に聞こえることもありますので、ソフトさを心がけて。

先ほど髪の毛には感情が宿ると書きましたが、それは「過去」が宿ると置き換えてもいいかもしれません。過去に起きた出来事やそこに対する自分の感情は髪の毛の中に蓄積されていきます。このところ、何をやってもうまくいかないという方、もしかすると、過去のネガティブな感情が髪の毛に宿っているが故にそこから抜け出せないということもあるかもしれませんよ。そういった場合は、少しでもいいから髪の毛を切ることをおすすめします。新月まであと1日あります。髪の毛を切って心機一転、新しい気持ちで新月を迎えてくださいね。
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by sound-resonance | 2017-09-19 00:24 | 星読み | Comments(0)

マリーナさんのホロスコープ

新潟にある「夢の家」に宿泊してから、夢の家もさることながら、その作者であるマリーナ・アヴラモヴィッチさんのことににわかに興味がわいた私。私が知らなかっただけで、彼女は世界的なパフォーマンス・アーチストで、かのレディ・ガガも彼女を敬愛しているのだとか。そんな方の作品が、日本の新潟にあるというのもなんだかすごいことですね。私さりげにすごい場所に泊まっちゃったわ・・・・知らないって、怖い・・・(笑)
ま、それはさておき、今日は彼女のホロスコープについてちょっと書いてみたいと思います。

彼女の生年月日は、1946年11月30日。太陽星座でいうと射手座ですね。生まれた時間がわからないので、正確にはいえないですが、月星座としては水瓶座だと思います。

彼女の母親は軍人だと以前書きましたが、彼女にとっての母親とは、守り育てる母というよりは、同志、横並びのフラットな関係だったかもしれませんね。武器を含め、メカニックなものにも、小さい頃から慣れ親しんだ環境だったかもしれません。個性的でありたい、人とは違う存在でありたいという気持ちが強い、自立的な子どもだったのではないでしょうか。

特徴的だな、と思うのは、獅子座の冥王星と土星がコンジャンクションしていること。いろいろな読み方があるとは思いますが、こう、極端に自己表現に厳格である様子、極端に厳格な人物の強い影響、みたいなものを感じます。それが、射手座の太陽、火星と60度(トライン)の角度を取っています。ここで彼女が持つ圧倒的な宗教的背景を読み取ることができるような気がするのです。

夢の家で過ごすためには、厳格な儀式があり、宿泊者はそれに従わなければなりません。それを窮屈だと思う人も多いらしく、例えば火気厳禁とかお風呂では石けん類を使わないとか最低限の「絶対守るべきこと」以外は「守っても守らなくてもいい」というところまで緩やかになっているようです。でも、作家本人の意図としては、「そうあるべきこと」であって、その儀式にのっとることで、生活すること、生きることが際立ってくる、みたいな感じがあるのではないか、と思ってみたりもします。

次に特徴的だな、と思うのは、さそり座の木星、金星、水星がコンジャンクションしていること。深くつながること、深い情感、捨て置かない感じ。なんだろう・・・信頼を勝ち取るのに、時間がかかるけど、いったんつながれば一生面倒を見てもらえそうなそんな感じです。ただ、嫉妬も激しそうではありますが・・・(笑)

夢の家のインストラクションの部屋、最初に家についての説明を受ける部屋の机の上には、24個の水の入ったガラスのコップが置かれています。
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これは、この家が「24間」ありますよ、ということを表しているんですが、同時にこの土地が昔から水に恵まれ、水を大切にしてきたことをも表現しているのです。夢の家がある「上湯」地域は温泉(源泉)の上に位置し、つい最近まで水道が通っていなかったんだそうです。人々はわき水で暮らしていたんだそうで、水道の通った今でも、家庭ではわき水を利用しているのだとか。

マリーナさんは、上湯地域の「水」との関わりに深く感銘を受け、この場所に「夢の家」を作ることを決めたのだそうです。
ちなみに上湯地域下方にある「松之山温泉」は、地殻の隆起運動によって閉じ込められた千に百万年前の海水がマグマによって温められ、地層の断裂から一気に湧出る「ジオプレッシャー型温泉」といわれていて、そのような形の温泉は日本ではとても珍しいのだそうです。

その地底に眠っていた古代の海水がわき出してきた感じも、地下に豊かに水が眠っている感じもなんだかさそり座っぽい(笑)彼女が深い感動をこの地に感じたのでしょうね。

その木星、水星、金星のさそり座が、獅子座の土星、冥王星、水瓶座の月と、それぞれ90度(スクエア)の角度を取っています。
彼女の深い情感は、なかなか素直に外に出す、表に見せることが難しい、どうしても、自分の感情よりも、人との公平さを優先、あるいは、人に対しては強がってしまうようなところがあるのではないかと思います。それでも、彼女が求めているのは、人との深いつながり、1対1の深いコミュニケーションなんですね・・・

彼女の10個の天体の中には、火、風、水の要素がバランスよくありますが、土の要素が1つもありません。彼女が表現方法としてパフォーマンスアートという方法を選んでいることがこの辺りからも見てとれるな、という感じがします。彼女の中には「残す」「維持する」ということに対する興味はほとんどないのです。一瞬一瞬リアルな瞬間だけが本物、彼女にとってはその場その場のパフォーマンスこそがアートの形なのです。

そう思えば、彼女が第1回目の「大地の芸術祭」に参加したというのは、彼女の経歴にとってとても異質なことのようにも思えます。

彼女は書いています。

「プロジェクトは『大地の芸術祭』のためにつくられた。だが、本当に信じられないことが起こったのだ。『夢の家』の集落の住民たちが、その家を自分たちのものとして受け入れ、その世話をし続け、『夢の家』が彼らのコミュニティの一部となったのである。作品がアートというコンテクストから出て、現実の生活に入っていったのは、私にとって初めてのことだった。」

上湯の人たちにとって、マリーナさんはまさに客人、遠くからやってきた「稀人(まれびと)」でした。彼女は、住民に彼女のコンセプトを説明し、夢の家を作りました。そして、彼女は去りましたが、彼女が持たない「地」の部分を上湯の住民達が補う形で、夢の家は今もコミュニティの一部として、夢を見るためにやってきた旅人、あらたな「稀人(まれびと)」達を受け入れているのです。


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by sound-resonance | 2017-09-13 20:11 | 星読み | Comments(0)