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お知らせ

 しばらく日本を離れます。
 セッションへのお問い合わせへの返信が遅れますことどうぞご容赦ください。
 ネットにアクセスできれば、ブログアップ、トライしてみますね。
 10月初旬に帰国予定です。
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by sound-resonance | 2012-09-23 21:56 | お知らせ | Comments(0)

唄う左手

智内威雄さんのコンサートに行ってきました。智内威雄さんは、左手のピアニスト。左手だけを使った演奏をされるピアニストです。
今回初めてこの方の演奏を聴きましたが、冒頭の曲、「アヴェマリア」から、くる、くる・・・!!なんじゃこりゃあ~っ!第3の目、直撃です。音がクリアに色になって伝わってくる感じ、ちょっとびっくりしてしまいました。
「アヴェマリア」は、2011年3月11日の震災の後から、毎コンサートで一番最初に演奏するようになったのだそうです。それを聞いて納得。このロイヤルブルーは、静寂の中の祈りを感じさせて、確実に魂が浄化されるな、という感じ。
ご本人も、HPで述べてられますが、片手で演奏するということは音が少ない分、ごちゃごちゃせずによりダイレクトにその音の持っている質が伝わってくるのかもしれませんね。
全部の曲に色を感じたわけではありませんが、この曲はこの色だなっ!みたいな感覚をこれほどシンプルに感じたことは、ついぞなかったかも。すごい表現力です・・・。

そして、「ももたろう」、私あんなに甘くて切ない「ももたろう」聞いたことありません。あれじゃあ、戦えないよ~(笑)というのか、戦う前に、鬼も懐柔されちゃうかもね(笑)

もちろん、「ああ、この音の次にこの音があってほしい・・・」と思う場面も何カ所かはあったけれど、それは好みの範囲内の問題かもしれないです。両手より、豊かさが半減するわけではない、ごもっとも。両手の曲とは全く別ジャンルの音楽を聞いたような感じがしました。

左手。右脳とつながっている方の手ですね。利き手が右の人が多いし、右側に高音の鍵盤があるので、旋律を右手が演奏することが圧倒的に多いけれど、実は、左手だって、旋律くらい弾けちゃうんですよね、ホントに大切なのは、土台。これは元ベーシストの私も、おおいにうなづけるところ(笑)右手のための音楽より、左手のための音楽の方が多いというのは、ちょっと面白いな、と思いました。
「左手のアーカイブ」では、演奏も聴くことができますよ。ぜひのぞいてみてくださいね。
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by sound-resonance | 2012-09-21 20:35 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

新月の滝行!?

 おとめ座の新月の昨日、友人に誘っていただいて、滝行に行ってきました。
 その前の日、大阪は、ゲリラ豪雨がすごかったので、さぞや水量が多く、流されちゃうのでは?なんて心配もしてたのですが、赤目四十八滝の方面は、このところほとんど雨が降っていないそうで、滝の水量は少なめでした。
 「大日滝」という赤目の中でも、霊験あらたかな!?中心的な滝、ものすごーい急な山道をえっちら登っていきます。
 水量が多いと、2人一緒に滝に打たれる、ということもあるみたいだけど、水量が少ないので、1人ずつ、4分程度の滝行です。新月であることを知ってか知らずか、参加者は10人程度いました。
 最初は、水が冷たかったけれど、慣れてくると、なかなかに気持ちよかったですよ。
 
 
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 赤目のエコツアーでは、そのほかにも「忍者修行体験ツアー」があって、大人気みたいです。カラフルな忍者達がいっぱいいました(笑)

 滝行をしたいと思っていたわけでもなかったけど、このお誘いがきたのは何か意味があったのかなああ。何かを入れるために先に浄化をしておく必要があったのかな?
 16日(日)11:11に新月に入ったそうです。アファメーションする人は48時間以内ならOKみたいですよ。
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by sound-resonance | 2012-09-17 13:02 | 音・色あれこれ | Comments(0)

悪いおおかみさん

 
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 翡翠さんが手にいれたという「インナーチャイルドカード」で占ってもらった際に出てきたカード「The Big Bad Wolf」が気になって仕方ありません。「大きな悪いオオカミ」、伝統的なタロットカードでいうと「悪魔」のカード、オオカミ、悪魔にまでなっちゃったか、と思いつつ、オオカミのことが気になって仕方がない。オオカミって西洋の童話ではいつも悪役ですよね、赤ずきんちゃんしかり、3匹のこぶたしかり、大きくて主人公のことを捕って食ってしまう、怖~い動物。
でも、どうして、そこまで嫌われ者になっちゃったのか、ちょっと不思議に思って、いろいろ考えちゃいました。
牧畜を行う地域にとっては、家畜を襲う害獣だから忌み嫌われた、確かにそうなんだろうけど、それにしてもあの嫌われっぷりは何?・・・
・・・そういえば、家畜をオオカミから守っているのは牧羊犬、犬ってオオカミから進化したと言われていますよね・・・そこでハタと思いついた。オオカミって「(人間が)支配できないもの、コントロールできないもの」の象徴なのではないでしょうか・・・!?
犬は、家畜を襲うことをやめ、人間に迎合し、家畜をオオカミから守る代わりにえさを獲得した。その「交渉」に乗らなかったのが、オオカミ。えさにありつけないかもしれないリスクをしょいながらも、人間の支配、コントロールを拒否した存在、それがオオカミだともとれますね。
実際のオオカミが夜狩りをするのかどうかは定かではありませんが、いつ何時やってくるのかわからない、そのコントロールできない訳のわからなさが「闇」と結びついて、悪役としてのオオカミが誕生した、そんな気がしたりします。しかも、おとぎ話に出てくる悪役のオオカミは大抵1匹。このカードでもオオカミは1匹。まさに「一匹オオカミ」集団になじめない、そこにも「コントロールのできない奴」という意味が含まれているような感じですよね。
オオカミって体色が黒のイメージがありますが(でも改めて見たら、このカードのおおかみさん、茶色ですね・・・)、必ずしもそうでもないみたいですね。灰色とも茶色とも白ともつかないはっきりしない色。そのはっきりしなさ加減も、やっぱり「闇」に結びつきやすい条件だったのかも。

いずれにしても、それってあくまでも人間の側の都合とかイメージだなあ、なんて思ってみたりするのです。実際農耕民族にとっては、農作物を荒らす動物を捕ってくれる益獣として崇められてたともいいます。そして、多分、そんなエリアにとっては「闇」は恐怖というよりは、創造の場所だったのではないか、そんな気もするのです。
闇は、コントロールできない、でも、だからこそ、豊かな創造の場になるのだと思います。闇をおそれないで、そこに秘められているすべての創造の可能性を受け入れる、そんなメッセージが先刻のカードには含まれていたのかもしれません。

インナーチャイルドカードを作ったイーシャ・ラーナーさんのページです
http://www.ishalerner.jp/index.html
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by sound-resonance | 2012-09-12 12:12 | 音・色あれこれ | Comments(0)

豊島 その2

さて、続きです。

木村晋さんの作品を見た後は、ふたつめのお目当て、「心臓音のアーカイブ」へ。クリスチャン・ボルタンスキーが人々が生きた証として心臓音を収集するプロジェクトを2008年から実施していて、集められた心臓音が作品として鑑賞(体験?)できるというもの。
木村晋さんの作品は、高松からの船が着く家補港から歩いていけますが、心臓音のアーカイブは、豊島のもうひとつの港、唐櫃港近く、島のはじっこにあります。とても歩ける距離ではないので、(いや、歩こうと思えば歩けるけど、何時間かかるやら・・・)バスに乗ろうと思っていましたが、バスの本数も少なく、自転車で行く方が便利だよ、と言われ、急遽自転車をレンタルすることに。家補港のフェリーチケット売り場近くで電動機付自転車を借りることができます。
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私、電動機付自転車って初めて乗りましたが・・・・便利ですね~!!ちょっとびっくりしました。「電動だからって、こがないと動かないよ~」なんて、レンタルのおじさんは笑ってましたが、上り坂で電動をオンにした瞬間のアシスト力がすごい!屈強なナイスガイが後ろから押し上げてくれているようです。いつ、どこから急にわいてきたんだ、ナイスガイ!?みたいな・・・(いや、ナイスガイはいないんだけど・・笑)多分、電動機付じゃなかったら、私、途中でめげていたと思います。すごいぞ、電動自転車!ありがとう、電動自転車!

ということで、途中で森万里子さんの「トムナフーリ」に寄り道しながら、無事「心臓音のアーカイブ」に到着。
家補港から、豊島美術館ではなくて、先に「心臓音のアーカイブ」に行く方は、「トムナフーリ」過ぎて、峠超えたところ案内板のあるY字路左手に進んでくださいね。そうすると、快適な下り坂を疾走できます!まあ、ここで覚えておかなくても、多分親切な島の方々がこぞって教えてくださると思いますが・・・(笑)

さて、心臓音のアーカイブです。
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研究所っぽい作りになっていて、中の受付のお姉さんも白衣着用です。最初に集められた心臓音が作品になっている「ハートルーム」へ。真っ黒な部屋の壁にいっぱいガラスがはまっていて、奧のスピーカーから世界中の「誰か」の心臓音が響いています。
それは、「音」というより「鼓動」という感じ。音が振動ー動きとして、身体に伝わってきます。面白いなと思ったのは、心臓の音が心臓に響いてきたこと。やっぱりハートの音はハートに共鳴するんですね~、当たり前といえば、当たり前なんだけど、それが再確認できた感じでとても面白かったです。
実は私は現地に行くまで知らなかったのですが、そこで自分の心臓音も登録することができます。興味津々、早速登録してみることに。
といっても、白衣のお姉さんが録音してくれるわけではなく(ちょっとがっかりしたのはなぜ!?)、「レコーディングルーム」に一人でこもって、PCの指示に従って録音作業を進めていきます。聴診器みたいな機械を心臓にあてて、心臓音を採取、録音した心臓音は、CDに入れてくれて、持って帰ることができます。
そして、さらに!希望すれば、録音したての自分の心臓音を「ハートルーム」で体験することができるんです!!
もう一度「ハートルーム」に戻るとすでに私の心臓音が部屋いっぱいに響いていて・・・

うーん、あ、熱い・・・・。

私、随分熱い女であることが判明いたしました(笑)

一緒に「ハートルーム」に入っていた女の子、私の心臓音であることを知ってか知らずか(多分知らないと思うけど)「す、すごくな~い?」なんて連れの女の子に言ってたけど、いやはや、私の熱いハートビートを共有していただき、ありがとうございました(笑)
ということで。
「心臓音のアーカイブ」でひときわ熱い心臓音が流れていたら、それは私の心臓音かもしれません・・・(笑)
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豊島には、そのほかにもいくつかのアート作品があります。
ノーマークだったけれど、存外よかったのが「豊島美術館」。どう表現したらいいのかわからないけれど、コンクリートのまゆの中で泉が絶えず生まれ続けていて、自然と人工物が一体となっていて、とてつもない和み空間になってます。今度行く機会があれば、一日中いちゃうかも・・・。

自転車で走っている時、道を間違えて、蜘蛛の巣に突入して、途中まで巨大蜘蛛と一緒に旅をしたり(もぞもぞ腕を蜘蛛があがってきた時はホントにびっくりしました、ま、蜘蛛の巣につっこむ私が悪いんだけど・・・)、トムナフーリででっかい蟹に遭遇したり、都会暮らしではまずお目にかかれないワイルドな生き物たちに出会える自然の中に突如現れる現代アートが面白い豊島。自然に寄り添うような空間、暮らし、生き方をアートが提案しているような、そんな島でございました。
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by sound-resonance | 2012-09-10 11:12 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

豊島 その1

 鳴門の次の日は、高松港から船に乗って豊島へ。
豊島と書いて「てしま」と読みます。
読み方がわからなくて、でも、確か「とよじま」ではなかったよな、と思い、チケット売り場で「としま行き」なんて適当に言ってたら「これは、『てしま』って読むんじゃあ~!」と後ろに並んでいたおじさまからすかさずつっこみが入り(笑)それでがっつり覚えることができました(笑)
直島経由で船に乗ること、約50分、豊島に到着。

豊島で見たかった作品が2つあって、そのひとつが、木村晋さんの作品。木村さんが小林ハルさんを描いた作品が3点あります。
小林ハルさんとは、三味線を弾き、唄を唄いながら旅をしてまわった盲目の女芸人、最後の瞽女(ごぜ)、と呼ばれた人です。
古民家の縁側から正面にすぐ見えているのが、ハルさんの手を描いた作品。10Hから10Bまで様々な硬さの鉛筆を使って描かれたモノクロのハルさん100歳の手。畳1枚分くらいある大きな絵です。手というより、一瞬「手袋」に見えるくらいのしわ、小さな骨を覆う、しわのよった皮の手袋・・・・近寄ってみると、黒が何度も何度も線でかさねてあって、黒は限りなく、黒く、深い。それに比べて、白が所在なく、不安げなのが、印象的でした。同じフロアにハルさんの目の辺りをクローズアップした作品があるのですが、開かれた目が白くて、ああ、白い目は光(色)をとらえることができないのだなあ、と改めて思ったりもしました。
 受付でハルさんの人生を書いた資料を貸してくれるのですが、その資料を読むだけでも、ハルさんの人生の壮絶さが、伝わってきます。生後100日で失明し、母親から、身の回りのことも一人でできるように、一人で生きていけるようにと、厳しくしつけられ、瞽女として生きていくために師匠に弟子入りし、厳しい修行、そして、つらい旅回りの日々。
ハルさんは母親から「目がみえないものが生きるには人に与えつくせ」と教わったそうで、どんなに人につらい目にあわされても、奪われても、それを黙って受け入れてきたのだそうです。
「そんな理不尽な・・・」と思うけれど、彼女が与えられた人生を受け入れ、全うし、瞽女を廃業しようとした瞬間に脚光を浴び、瞽女唄の継承という第2の人生を歩んだことは、なんだか象徴的だな、とも思ったりするのです。
 彼女が前世のカルマを負っていたのかどうかはわかりません。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。でも、もしそうだとしても、彼女は確実に今世でカルマを浄化したのでしょうね。そして晩年光に包まれて105歳の寿命を全うされたのでしょう。この彼女の放つ闇と光のコントラストに惹かれて木村晋さんは、鉛筆画という自らの表現方法で表したいと思われたのでしょうね。彼女の放つ白の所在なさ、不安げな感じは、また固さを持たない生まれたての所在なさ、だったのかもしれません。
 2階にも、ハルさんの横顔の作品があります。お見逃しなく。

                                   つづく
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by sound-resonance | 2012-09-09 10:39 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

鳴門のぐるぐる

 鳴門に渦潮を見に行ってきました。
 太平洋と瀬戸内海を結ぶ鳴門海峡で発生する渦潮、干潮時と満潮時に流れ込む速度の速い潮流と、ゆるやかな潮流のはざまで生まれるもの。何年か前にクルーズ船に乗って見たことがあったのですが、今回は、もう少し小さい高速船(うずしお汽船)に乗ってみました。
 高速船に乗ったら、渦潮に直行!遊びなし、渦潮一球勝負です(笑)でも、小さな船なので、渦潮のかなり近くまで寄ってくれますよ。船高?も低いので、渦潮を間近で見れちゃいます。ちょうどその日の干潮の1時間後くらいの船に乗ったので、大きな渦潮がたくさん見れました。
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 実は鳴門の渦潮って、「残したい日本の音風景100選」(環境庁選定)に選ばれているのだそうです。渦潮の音って、今まであんまり意識したことなかったけれど、どんな音なんだろう、と耳をすませてみましたが・・・・
 うーん、船のエンジン音+エンドレスで流れている「あわおどり」の音楽しか聞こえん・・・!!
 それでも、しつこく耳をすませてみると・・・かろうじて、ほんの少し渦潮の音を感じることができました。なんだか、さわさわ、しゃわしゃわ、しゅわしゅわとした感じ。ごーごーという激しい音を想像していたのですが、ちょっと意外でした。とってもさわやかな音でしたよ。
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 正味20分くらいの船旅を終えて、陸地に戻ると、なんだかとてもすっきりしてました。そんな効果、全く期待してなかったけれど、かなりの浄化作用があるんじゃあ・・・びっくり。
異なったエネルギーの出会いの場所、渦潮も一種のボルテックスなのかもしれませんね。
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 次の日は高松の豊島に寄り道しましたが、そのお話はまた次回に・・・。
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by sound-resonance | 2012-09-07 20:33 | 音・色あれこれ | Comments(0)