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鳴り物いり〜♪

先日、須佐神社の話を書きましたが、同じく島根の松江市には、全国のえびす様の総本宮である「美保神社」というのがあります。大阪だと今宮のえべっさんが有名ですが(若かりし頃、福娘に応募しようかどうか迷って、キャラじゃないな、と思い断念したことが・・・・(笑))、行ったことがないので、総本宮と聞いても、特段興味はなかったんですが、ご祭神が鳴り物(楽器)好きということで、数多くの楽器が奉納されている、とのことで、にわかに気になる存在に。へえ、えびす様って、楽器が好きなんだ〜・・・・親近感+ブログのネタになるとの下心が押さえきれなくなり(笑)、行ってみることに。

車以外の方法で行こうとすると、JR松江駅から、一畑バス2番乗り場から、美保関ターミナル行きで、終点まで行って、そこから美保関コミュニティバス(美保関線)に乗り換えて、美保神社入り口前で下車。一畑バスの所要時間が約40分、コミュニティバスが約30分、美保神社入り口前には、大きな周辺地図があって、ここまでたどり着ければ、神社までは、すぐです。

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美保神社には、いわゆるえびす様として知られている「事代主神(ことしろぬしのかみ)」(大国主神の子ども)と、大国主神の奥さんである「三穂津姫命(みほつひめのみこと)」がお祀りされています。大国主神は、スサノオの息子さん、出雲神社の主なので、えびす様は、スサノオのお孫さんですね。社殿の形式は、大社造の二殿の間を「装束の間」でつないだ特殊な形式で美保造、または、比翼大社造と言われてるのだそうです。ふたつのお社の大きさは全く一緒、なかよくふたつ並んでいて、つながっています。とはいえ、向かって右側が三穂津姫命のお社だというから、ここでは、三穂津姫命の方が格が上なんでしょうね。あ、だから「美保神社」か、うん、まあ、そうだな・・(笑)

鳥居をくぐって、手と口を清めて、入り口を入っていくと、朝の儀式に使うという大太鼓(大どう)が置いてあって、たまたま平日朝一番のバスに乗って行ったので、毎朝8時半頃からの日供祭(儀式)をかいま見ることができました。

最初に平たい太鼓の音がして、巫女さんと宮司さんが拝殿に。定位置につかれると、大太鼓の音が鳴り響きます。拝殿の外から鳴らしているので、まさに扡をはう地響き、みたいな感じ。今から始めますよ〜、みたいな覚醒の音です。叩いている方と反対側の太鼓の皮が、波立っています。奉納された楽器の中で最も大きな鳴り物なんですって。

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・・・普段はカバーがかけられています・・・

次は複数の宮司さんと巫女さんのお声明(?)抑揚はなくて、ユニゾンです。

その後、宮司さん単体で、祝詞を申し上げ(?)笛と太鼓に合わせて、鈴と榊を持った2人の巫女さんが神楽を舞われます。

全体で、30分くらいの儀式。

毎朝、神様は、朝からこんな綺麗な舞をご覧になっているんですね〜。拝殿も、船庫を模した独特な造りで壁がなく、梁が向きだし、天井がないのが特徴で、優れた音響効果をもたらしているのだとか。

奉納された他の楽器群は、残念ながら一般公開されているわけではないみたいで、見ることはできなかったのですが、展示館を作るという構想はあるみたいです。見れるようになるといいなあ。

あと、絵馬がえびす様にちなんで、釣り竿をイメージした細い竹でかかっているのが、ちょっと可愛かったです。絵馬好きな人は要チェックかも。

鳥居の横には、海から切り出した石を使ったという「青石畳通り」が伸びています。雨に打たれた時にはうっすらと空色が浮かび上がるのだとか。情緒ありますね〜。私が行った日は、晴天でからっからに乾いちゃってましたが(笑)お醤油屋さんの作った醤油アイス、なんてのもありましたよ。鳥居前にカフェが1軒ありましたが、もう少し気軽に入れそうなお店があれば、長居できるんだけどなあ。

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というわけで、車以外の方法で行こうと思うと、ここもちょっとハードルの高い場所ではありますが・・・・コミュニティバス(町民バス)なんて、観光客が乗ってもいいのかな、と思ってましたが、運転手さん曰く、全然大丈夫ですよ、とのことでした。町民バスとしては、路線の多さ、本数の多さは全国的にもダントツなんだとか。利用者があろうがなかろうが(平日は、利用者ゼロ、みたいなこともあるみたいです)、町民のために町をせっせと循環しております、とおっしゃっていました。町民の足を守るためにも、積極的に活用する方がお互い様、かもしれませんね。私は、この日は松江に戻りましたが、コミュニティバスの時間帯によっては、バスを乗り継いで、ゲゲゲの鬼太郎で有名な、境港に行くことも可能です。ついでに、ちょっと足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。

そういえば、帰りのバスを待っていたら、地元のおばあちゃまに話しかけられました。一人旅だったもんで、おじょうちゃんは、いい人はいないの?と・・・・おじょうちゃん・・・・私、世が世なら孫がいる人もいるかもしれないくらいの年代なんですが・・・それは黙っておきました・・・(笑)いい人っていうのは、見つかる時には、身近なところでぱっとみつかるもんなんだとか。そんな予感は露ほどもありませんが、ふーむ、そうなんだ・・・・・思いがけぬ所で、思いがけぬ有り難いアドバイスをお土産にいただき、しかと胸に刻み、帰路についた私でございました・・(笑)

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美保神社HP
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by sound-resonance | 2015-05-31 23:45 | 音・色あれこれ | Comments(0)

スサノオブルーは空の色

板東玉三郎×鼓童「アマテラス」26日が千秋楽でしたね。
先日スサノオのブルーが気になったという記事を書きましたが、須佐之男の命をお祀りしている「須佐神社」は本当にブルーを感じる神社です。

私はなぜか、松江・出雲辺りが大好きで、いわゆる「神在月」には行ったことがないのですが、ここ数年年に1度ペースで、この地方を訪れていたりします。

一番有名な出雲大社(昨年宮司の千家国麿さんと高円宮典子さんのご結婚が話題になりましたね)は、もう少しどっしりとした感じの雰囲気があるのですが、「須佐神社」は私が訪れた日の天気にもよるのでしょうが、もっと若々しくて、すがすがしい淡いブルーを感じます。

入り口はこんな感じ
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なんとなくブルーな雰囲気
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車以外の方法で行くとすると、JR出雲市駅前から一畑バス「出雲須佐」行きで終点(出雲須佐)まで行って、そこからタクシーというのが、一般的な方法ですが、終点2つ手前の「出雲市役所佐田支所前」で降りて、支所となりにある「スサノオホール」でレンタサイクルするという方法もあります。
出雲市駅から佐田支所前までは、バスで、約40分、そこから須佐神社までは、約3キロの道のり。ただ、貸し出し時間が、9時(〜17時)なので、出雲市駅前から平日朝いちのバスに乗ると、レンタサイクルの貸し出し時間より30分以上も早く着いてしまいます・・・・・というわけで、私自身は、3キロの道のりをてくてくと歩きました。

道自体は、時々看板も出ているし、橋を渡って、県道39号線をひたすらまっすく行けばいいので、迷うことはありませんが、単調な道のりではあります・・・車も通る道なので、気をつけてくださいね。特にこれからの季節は、暑いので、日焼け止めと水分補給も必須かも。

この辺りには、「須佐神社の七不思議」というのがあるらしく、境内にはそのひとつ「塩井(しおのい)」というのがあります。
須佐之男命が、この井戸から潮をくみ、この扡を清められたのだとか。この塩井は、大社の稲佐の浜につながっていて、湧出に間濁があるのは、潮の干満に関係があるんだそうです。やっぱり須佐之男命は海と関係が深いのですね。浴用・飲用に用いれば万病に効果があり、わずかに塩味を感じると看板にはありましたが、飲んでみると、そんなには塩気は感じられませんでした。

樹齢1000年を超える大杉もあります。
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バスの本数がそれほど多くないので、車がないと不便な場所ではありますが、訪問される方がけっこう増えているようです。出雲にお参りの際、スサノオのブルーを感じるために訪ねてみるのもいいかもしれませんね。須佐神社のお向かいには、「天照社」があって、そちらには、アマテラスがお祀りされています。不思議なことに、こちらの方は須佐神社とは違って、やっぱりオレンジ系のエネルギーを感じますよ。あわせてお参りしてみてくださいね。

そうそう、ひとつ心残りなのが、出雲須佐温泉ゆかり館のとなりで売っていた山羊のアイスクリーム。「山羊の乳は、母乳に一番近いと言われています」というキャッチコピーに、いや、まあ、そうなんだけど(だから赤ちゃんには母乳代わりに飲ませたりするようです)、アイスクリームのキャッチコピーとしては、どうなんだろ、び、微妙・・・・と思いながらスルーしてしまいました。今思えば食べてみてもよかったかも。興味のある方はそちらもどうぞ(笑)
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by sound-resonance | 2015-05-30 00:15 | 音・色あれこれ | Comments(0)

黄色い車と黄色い蝶

友人に借りた「こうして、思考は現実になる」っていう本。宇宙には、誰もが使えるエネルギーが無尽蔵にあって、それを使えば自分の望んだことが現実化しますよ、みたいな本で、そのこと自体は「引き寄せの法則」みたいな感じですが、ちょっと面白いのは、実際に宇宙のエネルギーを「実感」できるように、いくつかの実験が乗っているということ。
どの実験も48時間以内とか、わりかし短期間でできるので、その中のひとつ「フォルクスワーゲン・ジェッタの法則」というのをやってみました。
実験は、「真っ黄色の車と真っ黄色の蝶を見ると決めたら見ることになる」というもの。これも、48時間以内と期限を区切って、その時間内に「黄色い車」と「黄色い蝶」をみた数を数えていきます。ちなみに「黄色い車」も、「黄色い蝶」も、数が比較的少ないという想定で、その少ない貴重なアイテムをいくつみれるか、というコンセプトで、実験が進められていきます。

実のところをいうと、私、実験した48時間内には、車も蝶々も発見できませんでした。なにせ、実験した日が悪かった。その48時間ってほとんど家に引きこもっていましたので・・(笑)ベランダから、道路を眺めたりもしましたが、まあ、そうそう車も通るもんじゃありませんね。

で、しばらくは、その実験のことをすっかり忘れていたのですが・・・・・
ある日、人様のブログを拝見していて飛び込んできたのが、黄色い車の写真。おお!そうだった、私、黄色い車、探す実験してたんだった〜!もう終わってるけど〜!ちなみにこれも、1台ってカウントできるのか〜!と再び実験スイッチオン状態に。

それをきっかけに、見るわ、見るわ、友人の家に遊びに行った際の小一時間のドライブの間に10台以上の黄色い車を発見し、午後から行った滝では、黄色い蝶々とついでに黄色い鳥にまで出会ってしまいました。

そこから、地元に帰ってきてからも、黄色い車をちょくちょく見かけるようになり、見ると、「お、ラッキー♪」と思うようになってしまいました。もう、実験はとうの昔に終わっているのに、黄色い車、ラッキーアイテムにまで昇格です(笑)

これぞ、宇宙のエネルギー、奇跡到来!?

というと、そういうわけでもなさそう。確かに、小一時間のドライブで10台以上の黄色い車、はちょっと不思議ではありますが、その後私が黄色い車をちょくちょく見かけるようになったのは、黄色い車に自分の意識が向けられるようになったから、だと思います。そういうのを「カラーバス効果」というんだそう。都会では、タクシーとか工事用のトラックとかけっこう黄色い車って走ってますしね。これまで、私がそれを「意識」していなかったから、見ていても気づかなかったんだと思います。滝で見た黄色い蝶はまだしも、黄色い鳥に関しては、実のところをいうと、実験とは何の関係もないんですが、「黄色い鳥まで見ちゃった=黄色はラッキー」みたいな思考回路が出来上がっちゃったんですね(笑)

じゃあ、この実験は何の意味もないのかというと、そういうわけでもなくて。著者のパム・クラウトさんも書かれているように、私たちが、「自分が見ると期待しているものだけを見ている」ということを確認(認識)するために有効な実験だと思います。自分が見ると期待していないもの、意識を向けていないものは、例えそこにあったとしても、ないも同然。要は、自分が何を欲しいと思っているのか、何を見たいと思っているのかを、はっきりさせるということだと思います。
時には、あてのないドライブも楽しいかもしれませんが、大抵は目的扡があって、そこに向かって車を走らせるもの。カーナビも、目的地を入力しなければ、そこまでの道のりを案内はしてくれません。まずは、目的地をはっきりさせる。ま、それが難しくって、迷っちゃうんだけどね(笑)

一流のスポーツ選手もゲンをかつぐというし・・・黄色い車を見るとラッキーっていう「思考」そのものは、何の害もないんで、しばらくは、この思考は残しておこうかな(笑)
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by sound-resonance | 2015-05-27 21:24 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

ホルストの惑星

最近私、西洋占星術を習っておりまして、まずは、自分のホロスコープを日夜眺めながら、自分がどういう星の下に生まれてきたのかを勉強中でございます(笑)
「星占い」というと、雑誌とかテレビの今週(今日)の星占い、みたいなコーナーやなんかを楽しみにされている方も多いと思うのですが、例えば「私は蟹座」だから蟹座の場所をチェック!っていう時の「蟹座」っていうのは、生まれた時の太陽の位置が蟹座にあったっていうことなんですね。雑誌、テレビなんかは、不特定多数の方が見る媒体なので、太陽星座のみを基にいわゆる「運勢」を占ってありますが、一人一人個人にフォーカスした星占いは、太陽以外の他の星ー月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星ーの位置も見ていきます。
だいたい、そんなことも知らない初心者の場合、まずは、自分のホロスコープを作ってリーディングしてもらおう!っていうことで、占い師さんのところに行くと思うのですが、いきなり習っちゃおうっていうのは、なんだかいかにも私っぽいです(笑)

ま、それはいいんですが、というわけで、自分が生まれた時の星の位置を示すホロスコープを見ながら、太陽の位置がここ、月の位置がここ、水星がここで、金星は?おお、こんなところに!、とかやっているうちに、お星様とすっかり仲良くなった気分のところ突如思い出したのが、ホルストの「惑星」。ウィキペディアみるまで知りませんでしたが、この曲って、ホルストが占星術から着想を得て作曲したんですって。

改めて聴いてみてたりするんですが、「惑星」は「火星」「金星」「水星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」7曲から構成されていてそれぞれにその星、というのか、その星を司る神様がどんな特徴を持っているかを表すサブタイトルがついています。

ちなみにこんな感じ

「火星」~戦争をもたらすもの~
「金星」~平和をもたらすもの~
「水星」~翼のある使者~
「木星」~快楽をもたらすもの~
「土星」~老いをもたらすもの~
「天王星」~魔術師~
「海王星」~神秘主義者~

今は準惑星に降格してしまったものの、占いの世界ではまだ私たちに影響を与える惑星としての位置を保っている冥王星は、この組曲が作曲された頃にはまだ発見されていなかったということで、入っていません。冥王星が発見されてからホルストは「冥王星」っていう曲を作ろうとしていたみたいですが、死の方が先に訪れてしまったようです。ちなみに他の作曲家が追加で作曲した「冥王星」っていう曲はあるみたいです。
あと、太陽の周りを回っているのが「惑星」なので、太陽は入っておらず、月も地球の衛星ということで入っていません。
星占いはあくまで地球中心の世界なので、地球が入っていないのは、気にならないのですが、むしろ、「星占いシリーズ」として「月」「太陽」っていう関連曲が欲しいなあ。ホルストが、「月」「太陽」っていう曲を作っていたらどんなだったんでしょうね。

日本ではその昔平原綾香さんが唄った「木星」にメロディーをつけた「ジュピター」という曲が流行ったこともあって、「惑星」の中では「木星」が一番ポピュラーかと思います。「木星」の全体を知らなくても、「Every day I listen to my heart ひとりじゃない~♪」という部分は聴けば「はいはい」ってなる人が多いのではないでしょうか。
この曲が流行っていた頃、勤めていた職場に「ジュピターは、私のテーマ曲・・・」とかつぶやきながら仕事している「私探し全開」な上司(女性)がいて、正直この曲、嫌いでした・・・(笑)20歳そこそこの女子がそうつぶやくならまだしも、いい年の子どももいるような大人が職場でつぶやくせりふか、と、当時のわたくし、きーっ!となっておりました・・・・(笑)
おそらく当時の彼女と同じくらいの年齢になった今の私は、彼女の「遅れてきた私探し」を優しく認めたい気もしますが・・・ま、何でも始めるのに、遅いっていうことはないですよね。年齢なんて、関係ございません・・(笑)
でも、・・・・
確かに・・・「木星」って星占い的にも確かに「成長・拡大」っていうキーワードがあって、「幸運の星」なので、「幸運の星の元で守られてる私を感じる、一人じゃないから頑張れる・・」って自分を励ましたくなる気持ちもわかるんですが・・・・・・サブタイトルの「快楽(英語だと「jollity」)」っていうニュアンスとは若干違うような気がしてしまうのは私だけでしょうか・・・・・なんだか、日本語訳が「ありの~ままで~」になっちゃったアナ雪と同じ匂いを感じてしまいます・・・・・(笑)「木星」の「成長・拡大」が体重と結びつくと、「肥満」なんていうキーワードもあるみたいです。幸運もほどほどが一番。お気を付けあそばせ(笑)
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by sound-resonance | 2015-05-25 19:48 | 星読み | Comments(0)

クラウドバスターとケイトブッシュ

たぶんオーソドックスなオルゴナイトから(誰かに習ったわけではないので、もはやこの段階からオーソドックスから外れていたりして・・・(笑))、今やもはやこれってオルゴナイトのカテゴリーで紹介していいの?みたいなレジンワークまで至った私。まあ、最初の啓示(笑)が「石を固めなさい」だったので、オルゴナイトからどんどん離れていってもそれはそれでいいんですが、巷では、オルゴナイト熱はさらに過熱っていうところですかね。
さて。
オルゴナイトから出てくるという「オルゴンエネルギー」の最初の発見者であるライヒ博士。彼を取り上げたケイトブッシュの曲があるんだそうです。1985年に発表された
「cloud busting」という曲。ライヒ博士の息子さんが書いた本で博士のことを知ったケイトブッシュが彼をモチーフにして書いた曲がこちら。

Kate Bush Cloudbusting

ケイトブッシュ扮する博士と一緒にいる人、息子さんっていう設定なんですね~、最初見た時、博士の恋人かと思ってしまいました・・・中に出てくるでっかい機械は、「クラウドバスター」といって、雲を自由に操ることができる機械。お天気を自由に操作することで、干ばつ地帯に雨を降らせたりできるんじゃないか、と考えていたようです。
それとは別にオルゴンエネルギーで、「病気が治る!」と医事法にひっかかるようなことを言ったばっかりに、警察につかまってしまいます。PVの中では、息子が彼の代わりにクラウドバスターを使って雨を降らせています。「ほれみろ!」と言わんばかりのうれしそうな博士・・・・こんな風に雨が降ればよかったんでしょうが、実際にはオルゴンエネルギーは再現可能な「科学」と認められず、最後はとらわれの身のまま亡くなったライヒ博士。彼の研究は今のところ「オカルト」の領域に入っていますが、今のニューエイジ、スピリチュアルの流れは、彼の思想にかなりの影響を受けているんですね~。「オルゴナイト」もじわじわ~っと巷に浸透中。もはや博士の意図したものからはかなりの変貌をとげて流行っているような気もしますが・・・・

ちなみに曲の歌詞を日本語訳してくださっているのがこちらのブログ。勝手に貼り付けちゃいました、ありがとうございます♪
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by sound-resonance | 2015-05-23 09:51 | オルゴナイト | Comments(0)

アマテラスとスサノオ・ブルー

私には、一生に一度は生で(舞台で)拝見したい方というのが、何人かいらっしゃって、人間国宝の坂東玉三郎さんもその一人。綺麗ですよね・・・先日取り上げた白石加代子さんの百物語のファイナルの「天守物語」が少々難しく、予習のために見たDVD「天守物語」の中でも、玉三郎演じる天守夫人富姫様が、怪しくも、とっても綺麗でした。

というわけで、拝見してまいりました。大阪松竹座の舞台、「アマテラス」。太鼓芸能集団「鼓童」とのコラボレーションの舞台。主演はもちろん板東玉三郎さん(アマテラス)で、天の岩戸神話をモチーフに物語が進行していきます。

最初にアマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴子が登場。アマテラスは、オレンジからイエローのグラデーション、ツクヨミはシルバー、スサノオはブルーからバイオレットのグラデーションの衣装です。
思えば、この3兄弟って、ちょっと不思議な感じですね。舞台でも、ツクヨミは最初の場面にのみ出てきて、後は、全く物語に登場しません。アマテラス(お伊勢さん)や、スサノオ(須佐神社)みたいな中心となってお祀りされているお社もないし(まあ、これは二人がケンカしちゃったから、別々にあるともいえるかもですが)、統治領域も、スサノオとかぶっていたりなんかして、なんだかツクヨミって影に隠れた存在で、つかみどころがないです。そこが「月」のイメージにも重なってぴったりではありますが、つかみどころがないだけに、舞台とは直接関係ないのに、まずは、ツクヨミのことが妙に気になってしまいました(笑)
たぶんツクヨミ独自のキャラクターを読み取ろうとすると、「時間」というキーワードが出てくるような気がします。明治以前は、日本は太陰暦を使っていて、月の満ち欠けって、季節の移り変わりを知るための大切なものでした。月の満ち欠け自体は空を見上げれば観察できるけれど、月が見えない間にも「時間」は流れていて、その「見えないけど、ある」「つかめないけど、ある」感じがツクヨミのキャラクターなんでしょうね。というわけで、多分、舞台進行中、見えはしなかったけど、ツクヨミは「いた」んだと思います(笑)

ま、それはさておき。

スサノオは、黄泉(根)の国にいる母(イザナミ)に会いたいといって、嘆き悲しみ、大暴れします。姉であるアマテラスはそれを慰めようとしますが、スサノオの嘆きはおさまりません。思えば、この3貴子達、父親であるイザナギが黄泉の国から逃げ帰ってきてから生まれているのだから、直接は母親の顔を見たことがないんですね。お母さんに会いたいよ〜と言って大暴れするスサノオがなんだか神様っぽくなくて、そのちょっと甘えた子どもっぽい末っ子ちゃんな感じを俳優さんがよく表現されていました(笑)嘆き悲しむスサノオのブルーが舞台上を駆けめぐります。それに負けじと、アマテラスのオレンジが、ブルーをなだめようとしますが、ブルーはおさまらない。からまるブルーとオレンジ。ブルーとオレンジの補色は、交わることはありませんでした。姉、たじたじとなって、舞台暗転。アマテラスは、天の岩戸に引きこもってしまいます。

真っ暗な世界の中、神々は、様々な音を奏でてアマテラスを岩戸から引きだそうとします。コミカルな音、笛、カネ、太鼓・・・大がかりになっていく編成。それでもアマテラスは出てこない。

そこにアマノウズメが登場。アマノウズメの衣装はマゼンタピンク。どちらかというと、私の中のアマノウズメのピンクって、もっと桃色とかブルーの入らない深紅に白を混ぜたようなピンク色を想像してしまいますが、その辺りはちょっと上品なアマノウズメさん、踊りの方も、宝塚の元男役の愛音羽麗さんが踊ってらっしゃったのもあるのでしょうか、色っぽいけど、さわやかな感じも漂う踊りでした。

とうとう、外の様子が気になって、アマテラスが岩戸から出てきます。衣装は白×ゴールド。そりゃあ、もう、きらきらしちゃってます。

え?アマテラス、いつ着替えたん??

冗談です(笑)

アマテラスが光そのものである、って感じがよく出てますよね。玉三郎さん、美しい・・・手で覆った白い顔を出すだけで、割れんばかりの拍手・・・さすが。
最初にだけ登場したツクヨミのシルバーにも重なってきます。月って、太陽の光を受けて輝きます。太陽と月が同じ「白(シルバー)」で、表裏一体の存在なんですね。
それはさておき、無事にアマテラスが、岩戸から出てきて、この世には光が戻り、よかった、よかった、ということで、神々が舞い踊り、舞台は幕を引きます。

それにしても、スサノオのブルーはおさまったのでしょうか。観劇当日の私自身の体調、心境その他もろもろも影響しているのでしょうが、その後のスサノオのブルーのことが妙に気になりました。神話では、スサノオはアマテラスの統治する高天原を追放されて、根(黄泉)の国に向かいます。途中、八岐大蛇を退治して、大蛇から救ったクシナダヒメと結婚して出雲の国に留まります。結局スサノオは母親には会えなかったんですね・・扡(上)に留まりながらも、スサノオってどこかで、根(黄泉)の国に心を残しているような気がします。そこがとても人間的で「藍の国ニッポン」「藍の国のニッポンジン」のイメージにつながっていくような気さえ、してしまうのです。柳田国男は、黄泉の国は、ニライカナイと同一のものだと述べているそうです。海の向こうにあるニライカナイ。スサノオのブルーは、そんな海に思いをはせるブルーなのかもしれません。

(追記)
スサノオは、その後根の国にたどりついたようですね。お母さんとは会えたのかな・・・?
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by sound-resonance | 2015-05-19 23:33 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

パステルオルゴその2

今日のパステルは、パールトーンではなく、普通のもの。グラデーションがなかなかに綺麗。
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by sound-resonance | 2015-05-18 00:04 | オルゴナイト | Comments(0)

バッハとヨーヨー・マ

「われわれがどうしても関わらないわけにはいかない大切なこと、われわれが知っていること、そしてわれわれが知らずにいること、つまり死の恐怖と神秘をめぐるもの」

「きちんと組織化された精神をもっていなければならない」

「美しい音や目の覚めるようなメロディーを追ってリズムやハーモニーの柱を無視したら、たえず最低音部に耳を傾けていなかったら、ダンスのビートであることを忘れてしまっていたら、強拍に乗っていくときもあれば強拍を遮っていくときもある多様なパターンを認識していなかったら、この音楽から歓びを引き出すことはできない。大きな構造の感じは得られず、それをつかむことはできない、そういう感じが湧いてこないのだ」

「完璧な演奏とは、軋みひとつなくどの音もぴったり決まって、全体として信頼性の高い演奏を意味する。だが、それでは生命が絞り出されてしまう。音楽作品を壊してしまうのだ。そこにはリスクという要素がない。実際の演奏では、形をつくり、こね上げて、彫刻していく。音の動き、波、物質性、なめらかな流れ、とにかく感じ取れるものなら何にでもついて行く。指と、精神と、楽器で、作品を築き上げなければならない。それは息づいていなければいけない。ぼくには、完璧というのは静的なものでしかない」

                     (「錬金術とストラディバリ」からの引用)

ヨーヨー・マにとってのバッハの無伴奏チェロ組曲について書かれた文章。

ただひとつの「真実」に向かっていくのではなく、限りない「真実」の中のひとつとある瞬間に出会い、そこに息づき、そこにイメージを創造していくこと。
それがひとりひとりに託される時代が今なのだろうな、という気がします。科学も音楽も同じ場所に立っているんですね。
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by sound-resonance | 2015-05-16 00:03 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

笑った分だけ怖くなる、と、不安の音

その昔、上本町〜天王寺界隈には、小さな劇場がたくさんあって、一人芝居とか二人芝居やなんかの少人数でやるような舞台をたくさんやっていました。もちろん今でもお芝居は盛んなのかもしれませんが、そのうち、「近鉄小劇場」がなくなり、「近鉄アート館」がなくなり、私もしばらく舞台を見る機会がとんと減っておりました。
そこに、日本一の高さを誇る「あべのハルカス」が登場し、「近鉄アート館」が復活しました。わあ、懐かしい・・・・ということで、行って参りました。

見に行ったのは、「笑った分だけ怖くなる」、白石加代子さんと、佐野史郎さんの二人舞台です。

白石加代子さんといえば、「百物語」シリーズをライフワークのようにされていて、1992年以来20年以上をかけて、「怖い話」を語ってこられました。そのシリーズが、ついに、去年99話目の泉鏡花作「天守物語」で、ファイナルを迎えました。(百話目は、語ってしまうと、お化けがきちゃうから、99話で止めるんですね)で、これから、どうするんだ?という問い合わせが殺到したのだそうです。で、企画されたのが、この二人芝居。
朗読劇のスタイルでお話が進行していきます。
「百物語」の時もそうだったけど、白石さんの舞台って、ただただひたすら怖い・・・・!っていうんじゃなくて、とっても面白いです。動作がコミカルでチャーミング。でも、怖い(笑)その「おもこわ」な感じが独特の口調で語られていきます。近鉄アート館って、こじんまりしていて、お客さんと舞台がとても近いので、ものすごい一体感。佐野史郎さんも、大阪は久しぶりで、若かりし頃、近鉄小劇場の舞台に立っておられたということで、白石さんも、百物語を最初の頃はずーっと近鉄アート館で公演されていたので、お二人とも、感慨深いものがあったようで、ちょっとアドリブな部分があったりして、その部分もなんだか、小劇場ならでは、な感じですね。

ま、それはさておき、このブログは、一応「音と色」をテーマにしているので(笑)その部分について書くと、2つめのお話小池真理子作「妻の女友達」の中で、使われていた効果音が印象的でした。確かFかF#あたりの音だったと思います。あらすじを書くとネタバレになっちゃうので、詳しくは書きませんが、登場人物の夫の方の平穏な毎日のペースが崩れ、日常生活に不快感が混じり、かすかな緊張と、不可解な不安がおそってくる場面に、ッーと流れる無機質なF音。不吉・・・・・「絵に描いたような」小市民な男の不安な胸の内を表しているようで、実に効果的でした。

そういえば、映画「ジョーズ」の中で一番有名な(実は私、ストーリーは知りません(笑))、サメが忍び寄ってくるシーンの「ダーダン、ダーダン」も、E.F.E.Fの音ですね。ちょうど、お腹からハートにかけて響いてくる音、緊張と不安をかきたてるのに、とても効果的な音です・・・・・・・・音って、場面と使い方によって、ネガティブにもポジティブにも働きかけてきます。

人生には、緊張と弛緩、どっちも必要。恐怖と笑いは紙一重。そのどちらをもこれでもか!っていうサービスっぷりで味あわせてくれる舞台「笑った分だけ怖くなる」次回が楽しみです・・・・・
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by sound-resonance | 2015-05-14 20:32 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

パステルオルゴ

レジンに色をつけるパウダーって、一色400円くらいして、何色もそろえようと思うと、なかなかにお値段が張ります。同じものを大量に作るならまだしも、そんなに量が必要なものでもないし、でもいろんな色を試してみたいし、っていうことで思いついたのが、パステルを活用する方法。削って粉にすればいいんじゃないか、っていうことで、試してみました。

今回は、パールトーンのパステルを使用。

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シリコン型に、茶こしでパステルを直接削って落とし込んでいきます。

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その後レジン液を投入。専用のカラーパウダーよりも、ダマになりやすいようなので、時間をかけてつまようじで混ぜ混ぜして、レジンとパステルをなじませる必要がありますが、ちゃんと固まりました。でも、やっぱり専用のパウダーよりは粉っぽい感じになります。ま、これはこれでこういう演出っていうことで、いい味出た、かな!?

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でも、これはあくまでも背景なので、いつもと同じようにせっせとさざれ石を置いていきます。今回は水晶を置いてみました。
で、できあがったのがこちら。

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レジンと同化して水晶の方はほとんど隠れちゃってますが、その分背景のパステルの色がよく見えますね。
先日の夜の蝶も渋くてなかなかよかったけど、明るい場所に飛んでる蝶も素敵ですね(笑)
横向きの蝶々の方は、ヒマラヤ産の粒大きめの水晶でちょっとワイルドな感じになりました。ペンダントトップにした縦型の方は、もうすこし丸い水晶のさざれをつかったので(産地は不明)表面がなめらかな感じです。
蝶々の飛んでない方は、あえてシンプルにしてみました。なんだか飛行機の中から見る朝焼けみたいなイメージです。ふむふむ、なかなか。

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ちなみに横型の蝶々の方は、後ろに着物の帯留め用の金具をつけました。私はあまり着物を着ないんですが、普段は、革と組み合わせてブレスレットにするつもり。ベルベットのリボンやなんかを通してチョーカー風にするのも楽しそうです。

このところ、ご無沙汰しているパステルアートですが、久しぶりにまた描いてみるかな。
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by sound-resonance | 2015-05-12 00:25 | オルゴナイト | Comments(0)