<   2015年 11月 ( 15 )   > この月の画像一覧

歓喜のうた!

月日の経つのは早いもので、明日から、もう12月ですね。
とある公園に赴いた際、音楽ホールの前で、聞こえてきた合唱の練習を聴いて、ああ、年の暮れだなあと思った次第。ベートーベンの第9の第四楽章、「喜びの歌」のサビ?の部分、「ミミファソソファミレ、ドドレミ、ミ〜レレ♪」っていうあの部分ですね。

でも、海外では、特に第9は年の暮れとは結びついていないようで、「年末=第9」が恒例なのは、日本だけの風潮のようです。

日本で最初に「第9」が演奏されたのは、1918年当時、徳島県にあったドイツ兵捕虜収容所で、捕虜達によって演奏されたものなのだそうです。一瞬、捕虜が音楽会?と思ってしまいますが、収容所といっても、捕虜に対しては、手荒な扱いはせず、「祖国のために闘った勇士」として扱われ、ある程度の自由はあったみたいです。ここでは詳しくは描きませんが、第9のテーマって、既存の宗教とか垣根を超えていこう、みたいな人類愛みたいなものがテーマとなっているので、捕虜達がこの曲を選んだというのは、なんだか示唆的ですね。収容している側とされる側の間にあった友愛みたいなものに対する感謝の念が現れていたのかもしれません。

そんな第9が、どうして、日本で、年末に第9が盛んに演奏されるようになったのか。調べてみると、どうも、経済的な理由が大きいらしいです。第9は知名度があって、お客さんの入りが見込める楽曲。合唱付で、ソリストだけ用意すれば、合唱部分は学生などに頼むと、出演料が安く抑えられる上に、合唱で参加する人達の知り合いなどがチケットを買ってくれて、チケットがよく売れる、そうすると、貧しいオーケストラが、年を越すための資金が稼げる、と。今は、年を越すことは、昔と比べると、「イベント」ではなくなってきていますが、昔は、年越しの食料や晴れ着等々、物入りな季節だったんでしょう。なかなかに、切実な理由があったんですね〜・・・・・

そのうちに、素人の合唱団のみなさんにとっても、「年末の第9に参加する」というのは、西洋の文化に触れ、ちょっと自分がグレードアップするような高揚を得られる「目標の歌」となっていき、「年末=第9」の構図はどんどん補強されていったわけです。

もしかすると、あるのかもしれませんが、私が今まで聴いた中では、年末といえども、原語以外の合唱、例えば日本語訳で歌っているような「歓喜の歌」は聴いたことがありません。原語ってドイツ語だと思うので、普段ドイツ語を使っていない人にとっては、難しいと思うんですが、そこは「カタカナ読み」でルビをふってでも、ドイツ語で歌う、そのことに意義があるんでしょうね。

最初は経済的な切実な理由からだったとしても、明るい喜びのエネルギーに満ちたこの曲だったからこそ、日本の年末に定着したのでしょう。いろいろあったけど、歓喜の歌ですべてよし、チャラにして、エネルギーチャージして、次の年を迎えるぞ、みたいな。クライマックス!みたいな気分も味わえますもんね。でも、年末と第9が極東の国で定着しちゃった現象、当のベートーベンはどう思っているのでしょうね。「違〜う!!」とか天国で叫んでたりするのかな(笑)それとも、自国を飛び出して、当初は思いもおよばなかった独自のイメージの変遷を遂げた我が楽曲の「垣根を越えた感じ」に満足しているの、かも、しれませんね。
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-30 23:18 | Comments(0)

はじめにことばありき

26日のお月様、とても綺麗でしたね。その前の日が雨だったので、その分いらないものが洗い流された後のような美しい月でした。

先日、人は、月を眺める習慣から「時間」という概念と共にいきることを選んだのでは?ということを書きました。
日中、私たちに光を与えてくれる太陽は、まぶしすぎて、直接「見る」ことはできません。「ある」ことは歴然とわかっているけれど、それを「見る」ことはできないのです。
それに比べて、月は「見る」ことができる存在です。月は太陽の光を浴びて、私たちの前に姿を見せてくれます。しかも、満ちては欠ける、という変化を伴って。日々、満ちては欠けるというサイクルを繰り返す月を眺めることで、人は「時間」という概念を手にいれたんでしょうね。特に、住む場所を定位置に定め、「農作」を始めた頃から、月のサイクルによって、時を計りながら、1年のサイクルを感じることが重要になってきたのだと思います。

さて、月にまつわる神話や、月を司るとされる神様というのは、世界中に存在しますが、古代エジプトの神、トト神も、月を司る神様なんだそうです。トト神というと、朱鷺(鳥)の頭をした神様で、知恵の神様というイメージが強く、特に学生時代には、「トト様は私の守護神!」みたいな依存をしていた神様ですが(日本の学生だと、菅原道真にまず依存すると思うんですが、今思えばちょっと変わった学生ですね・・・・・(笑))月の神様でもあったんですね・・・・。
トトは、朱鷺として、あらゆる生命の元になった「宇宙卵」を産んだということから、創造の神とされているのだそうです。トトはその声から、蛙の姿の4人の男神と、蛇の姿の4人の女神を創造し、トトが産んだ8人の神々は、歌によって世界の創造を続けたのだとか。
声によって、最初の創造が始まる、これは聖書の「創世記」の「光あれ、と神は言われた、こうして、光があった」という流れと同じですね。(もっとも、聖書の方が世界中に伝わっている自然発生的な神話を取り込んでいる可能性は否めませんが)

0次元の「点」を最小の単位とする量子力学のかかえる矛盾を統一できるかもしれない理論として考えられているのが、最小単位を一次元の「ひも(弦)」としてとらえる「ひも理論」です。「ひも理論」では、すべての事象は、一次元の「ひも(弦)」の振動としてとらえます。まだ、計算上でしか証明できない理論で、しかも、それが11次元という3次元に生きる私たちには想像もできないような次元でのお話で、なかなかとらえにくい理論ではあるんですが、神話の中で、神様が発した声の振動が、創造の源であるっていうのは、この「ひも理論」と同じだな、と思ったりもするのです。神話からみて、この理論は、正しそうだな、みたいな・・・・。この理論を遣った何かしら今まで見たこともなかったような便利な「新商品」が生まれるにはまだまだ時間がかかるのでしょうが、逆にいうと、神様だけではなく、人そのものが、「時間」という概念を手に入れ、言葉によって日々「物語」を創造しているのだ、と言えるのではないでしょうか。

どんな世界、どんな物語を創造するのか、それは、毎日発している「言葉」の振動によって、決まるのかもしれませんよ。
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-28 17:15 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

双子座の満月

なんだか、暑いような寒いような中途半端な天候が続いていましたが、段々と朝晩冷え込んできましたね。お布団から首筋を出していると、冷えて風邪など引きがちな今日この頃、どうぞ、首もとをあったかくして、お休みくださいね。

さて、今日は満月。朝7時44分に双子座の位置で満月を迎えます。
双子座というと、まっさきに浮かぶのが「コミュニケーション」というキーワード。カストールとポルックスの双子の兄弟が、掛け合いしているようなイメージですね。どちらかというと、深い会話というよりは、広く浅く、何にでも興味を持って、首をつっこんでいくような軽妙さがあります。

今回の満月の太陽の位置は、射手座。土星、水星も近くにあったりするので、なんだか、太陽の方は、ストイックに、物事を深く探求していくような位置にあって、どちらかというと「口の重い」感じがあるんですが、軽妙な双子座とがっつり向き合っている感じが面白いですね。しかも、そこに、海王星と、火星がアスペクトを作ってからんできて、膨張したり集中したり、なんだかぐるぐるぐるぐる忙しそうな配置・・・・・・(笑)

これまで、大切に扱ってきたこと、深く探求してきたこと、大切だからこそなかなか口にできなかったことに対して、無意識に素直になってみると、あ、口に出して言っちゃった!みたいなことが起きるかもしれません。それも、案外シンプルな言葉で。え?これだけなの?これでいいの?みたいな・・・(笑)それが壮大な夢だったりしても、それはそれでいいんじゃないでしょうか。口に出してみて初めて、スタートする、実現化に向かう、みたいなこともあるかもしれませんね。

満月の日、何かを口にしてみて、誰かとコミュニケーションを取ってみて、「生み出して」みるのもいいかもですよ。
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-26 00:00 | 星読み | Comments(0)

月と時間について

星占い関連で、「月」関係の本を立て続けに読んでいて、こんな記述を見つけました。

「しばしば『月が人間に影響を与えている』ことの証拠として、女性の月経周期を例に挙げる人がいます。でも、この説は研究者たちには懐疑的に見られているそうです。なぜなら、月経があるのは人間と霊長類の一部のみですが、チンパンジーの月経周期は37日ほどだそうです。もし『月の影響』で月経周期が決まっているのであれば、皆同じ周期でなければ理屈に合いません。

 人間の女性の月経周期がもし、天体の『影響』でないなら、なぜ月の満ち欠けと同じ周期だったのでしょうか。私はなんとなく空想するのですが、それは、人間が太古の昔から、月の満ち欠けを見上げていたためではないでしょうか。
 音楽を聴いているうちに、身体が自然にリズムを捉えて動き出すように、長い長い時間の中で、不思議な満ち欠けのリズムを見続けていたら、そのリズムを私たちの身体が『捉え』て、月経同期ができあがったというわけです。  以下略」   石井ゆかり「月のとびら」より

例えば、海の中のサンゴも「満月」前後に産卵するといいます。「新月」「満月」といった月のリズム(=引力のリズム)に沿って、何らかの生命のサイクルが決まっている生命体というのは、人間だけではないと思います。
でも、日々「月」を眺めることで、身体にそのリズムを刻み込み、「時間」という概念と共に生きることを選択したのは、地球上で人間だけなのかもなあ、という気もするのです。他の生命体も、月の影響自体は、おおいに受けているけれど、月を「眺める」習慣があるのは、人間だけなのではないか。そして、人間は月を眺める習慣があるからこそ、「時間」を感じるのではないか、と。

チンパンジーにも誕生から死までのライフストーリーがあって、節目節目に様々なドラマがあって、それを追ったドキュメンタリー番組を見ると私たちは感動したりなんかします。でも、それは私たちが「時間軸」という概念を持っているから。当のチンパンジー達には「時間」という概念はなく、あるのはおそらく「今」という瞬間のみです。もしかすると、短期的な「記憶」は存在するかもしれませんが、ある一定の時間をとらえて「物語」を認識できるのは、人間だけなのではないでしょうか。

私たちが物語を紡ぐことができるのは、時間軸を持っているから。喜びも悲しみも、この「時間」という概念からやってきます。太陽暦はカレンダーでしか確認しづらいけれど、太陰暦を使用していた時代は、人工的に作られたカレンダーがなくても、空に浮かぶ月の満ち欠けを眺めながら、昨日、今日、明日という日々の時間の流れを確認していたのかもしれませんね。年単位の太陽暦のスパンに疲れたら、月単位の太陰暦を意識して、太古の昔から身体に刻みこまれたリズムに身体を預けてみるのもいいかもしれません。そして、チャージ、リセットのリズムに合わせて、マイストーリーも更新してみるといいかもです。どのみち、物語は人間だけの産物で、「今この時」だけが真実なのかもしれないのだから。
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-24 19:28 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

虹色のへび

虫全般が嫌い、虫ヘンのつく漢字を見るのもいや、でも、虹は好きという人がいて、ああ、虹って、虫偏だな、と改めて気づいたんですが、どうして、虹って虫偏なんだろってちょっと不思議に思っていたら、
読んでいた本の中に虹について書かれている箇所がありました。

借り物の本だったので、メモをとり損ね、詳細は忘れてしまったんですが、ハワイには虹にまつわるこんな伝承があるんだそうです。
普段は、人間の目には見えないけれど、空には大きな蛇が住んでいて、人間に何かメッセージを伝えたい時に、大気に霧状の水を見たし、太陽の光を通して姿を現す。それが虹なんだよ、みたいなそんなお話。

虹って、空に住む大きな蛇だったんですね〜。

虹を大きな蛇に見立てるのは、ハワイだけではなく、世界中に同じような伝承があるみたいです。虹という漢字が虫偏なのも、そもそも「虫」というのが蛇を表していて、「工」は「つらぬく」という意味。「虹」という漢字は、「空をつらぬく、大きな蛇」という意味なんだそうです。

空にかかる七色の虹は、無色透明に見える光がすべての色を含んでいることに気づかせてくれます。その色をとらえる(体験する)ためには、ひとつひとつの色に「分けて」いるけれど、元々は、光そのものなんですね。

それにしても、虹だけ特別扱いしないで、他の虫達にもちょっとは優しくしてほしいな・・・・(笑)

a0155838_16225915.jpg

[PR]

by sound-resonance | 2015-11-21 21:21 | 音・色あれこれ | Comments(0)

黒い稲妻

お仕事中、お腹がぐぅぅっと鳴って、「お腹すいた・・・」とつぶやいたら、隣にいた随分若い後輩さんが、そっとお菓子をくれました。その名は「ブラックサンダー」。
黒い稲妻、って、なんだか随分いかつい名前なので、どんな味なのか皆目見当もつかなかったんですが、中身は、ココア味のクッキー生地をチョコレートでコーティングしてある、甘いお菓子。なんだけど、「準チョコレート」なだけに、そこまで、だだ甘くはない。そして、1個がけっこう食べ応えがある。後で、教えてもらったところによると、30円でコンビニで買えるんだとのこと。30円!なんと!!30円で、あのでかさは半端ないな、っていうなかなかのコストパフォーマンスを感じるお値打ちの商品。
小麦とか、原料の価格高騰の中、生産ラインの徹底的な見直しにより、30円の価格を実現しているのだとか。昔ながらの超定番でも、なんか昔に比べて味落ちたな、とか、小さくなったな、って思うことの多い悲しい昨今、なかなかにすごい企業努力でございます。
1994年から発売されているというから、随分昔から存在するお菓子みたいですが、どうも大学の生協に置かれるようになったことから、学生さんから火がついたようです。安くて、でかい。うん、大学生が飛びつきそうな感じですよね〜。特に男子。と思いきや、パッケージには、「若い女性に大ヒット中」との文字が・・・・・・うーん、「若い女性(ターゲット)」と「黒い稲妻(ネーミング)」は、全然違う路線のような気がして、有楽製菓さんどっち向きなん?と思わず思ってしまうんですが、実際のところ、ホントに若い女性に人気なんですかね!?
めったに行かないコンビニではありますが、たまには行ってみると面白いものに出会えるのかも。目下、「白いブラックサンダー(どっちやねん!)」食べてみたい・・・・・(笑)

ブラックサンダー 有楽製菓株式会社
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-19 20:25 | 音・色あれこれ | Comments(0)

白雪姫

「童話シリーズ」、今日は「白雪姫」です。「童話シリーズ」を書くなら、「白雪姫」に触れないわけにはいかんだろ、と思い、改めて「白雪姫」について、考えてみたんですが、これが、なかなか、難しい。白雪姫って、黒檀の窓辺で、針仕事をしていた時に、針が指にささって、鮮血が雪の上に3滴落ちた、その様をみた母親が、「雪のように白く、血のように赤く、黒檀のように黒い子どもが欲しい」と願ったことから、生まれてきた子ども、なんですね。だったら、「黒檀姫」でも、「鮮血姫」(こ、怖い・・・)でも良かったわけですが、「白雪姫」と呼ばれていた・・・というわけで、白雪姫の「白」に焦点を当ててみたいんですが、白って、例えばサウンドレゾナンスでは扱わない色だったりもするんで、どうも、イメージがわきにくい。ということで、白を「光そのもの」と捉えてみることにしました。

生まれてきた赤ちゃんは、7歳までは「神の子」なんて言われたりもしますよね。衛生事情、栄養事情の悪かった昔は、せっかく生まれてきても、亡くなってしまう子どもも多かったから、そんな風に言ったという部分もあるのでしょうが、7歳までは、人間というより、神様から預かった命、という感覚。白雪姫は、この世に生まれ落ちた瞬間から、それこそ、光輝くまばゆいばかりのきらきらしい赤ちゃんだったと思いますが、「大人」の継母(実母だという説も)のライバルには、まだなりえない存在だった訳です。

ところが、白雪姫が7歳になり、彼女は「神の子」から「人の子」になります。その時点から、彼女は継母の「ライバル」となります。魔法の鏡に「この世で一番美しいのは白雪姫」と告げられた継母は、白雪姫を殺してしまうように、家来に命じますが、家来は姫を可哀想に思い、森に置き去りにします。森に置き去りにされた姫は、そこでこびと達と出会い、こびと達の世話をすることで、彼らの家に同居させてもらうことにします。

このこびと達が「7人」であることも象徴的だな、と思うのです。7=虹の7色。白雪姫は、この7人7色のこびと達と接することで、世の中の「色」を学んでいったのではないでしょうか。サウンドレゾナンスのボイスプリントを見ていても、いつも思うことですが、光がプリズムを通って、七色の色に分かれて初めて、私たちは光を色として感じることができます。そして、虹の七色があるからこそ、私たちは、形をとらえることができ、その中で、「人間としての暮らし」を送ることができているのです。もちろん、私たちは光の存在で、光そのものではあるのですが、人間として、人間らしくこの世に暮らすためには、七色の「色」を学ぶ必要があるのです。

インナーチャイルドカードでは、「白雪姫」は、タロットカードでいうと「隠者」の位置に置かれています。「隠者」は、9番目のカード。占星術でいうと、9番目のお部屋は、乙女座で、この部屋は、「奉仕」の部屋だったりもします。奉仕の中で乙女は、色を学び、大人になるための準備をするわけですね。

やがて、白雪姫の生存が、継母に知られてしまい、白雪姫は、3度命の危機に瀕します。2度目まではこびと達の機転によって、命拾いしますが、3度目の毒リンゴはこびと達にはどうすることもできませんでした。

永遠の死についた(かに思われた)白雪姫がまるで生きているように美しかったので、こびと達は、姫をガラスの棺に入れて、大切に保管しようとします。そこに通りかかったのが王子様。王子様は、白雪姫をどうしても、譲り受けたいとこびと達に交渉して、城に連れて帰ろうとします。その時、棺をかついだ家来がつまづいた拍子に、棺が揺れて、白雪姫ののどにひっかかっていた毒リンゴが取れ、彼女は、息をふきかえします。

死と再生。3度の死から復活した白雪姫は、王子様と結婚するにふさわしい「大人」として復活したわけです。毒リンゴはのどからとれて、彼女は、この世を渡るにふさわしい「知恵」を身につけました。もう、こびと達の手助けは必要がないのです。

それにしても。白雪姫って、王子様のキスで目覚めるわけじゃないんですね。確かにそれでは、じゃあ「毒リンゴ」はどうなってん?っていう感じですもんね。しかし、この、若干のがっかり感はなんだろう・・・・・・・(笑)ディズニー風のアメリカンなロマンスの毒に知らないうちに毒されていることにも気づかされた白雪姫のお話なのでした・・・・・・(笑)
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-17 22:33 | 童話シリーズ | Comments(0)

黄金のがちょう

いつまで続くかは不明ですが、今日も、童話シリーズ、今日のお話は「黄金のがちょう」です。
この話は、タイトルだけ聞くとピンと来ない人もいるかもしれませんが、あらすじを聞くと、「ああ、知ってる!」となる人も多いはず。

あらすじはざっとこんな感じです。

あるところに、三人兄弟が住んでいた。ある日、一番上の兄が、森に木を切りに行くことになったので、母親は、ふわふわの甘いパンと、上等の葡萄酒を持たせてやった。一番目の兄が森につくと、小人がやってきて、持っているパンと葡萄酒を分けてほしいと言う、そんなことをしたら、分け前が減るじゃないか、と賢い兄は答えて、小人には、食べものをあげなかった。そうすると、森の中で怪我をしてしまう。
次に2番目の兄が森に木を切りに行くことになり、母親は、一番上の兄の時と同じように、ふわふわの甘いパンと、上等の葡萄酒を持たせてやる。そこに、また小人が現れて、食べものを分けてくれというが、賢い二番目の兄も、それを断り、森の中で、怪我をしてしまう。
いよいよ、3番目の末っ子が、森に行くことを申し出るが、常日頃みそっかす扱いされてきた末っ子が役に立つとは誰も思わない。それでも、森に行くというので、母親は、灰を入れた固いパンとすっぱいビールを持たせる。そこに再度小人が現れて、食べ物を分けて欲しいというので、末っ子は、気前よく分けてやる。そうすると、パンは、ふわふわの甘いパン、すっぱいビールは上等の葡萄酒に変身する。そして、木を切り倒すと、そこには黄金のがちょうがいた。

もし、ここまでで、話が終わるとすれば、「黄金のがちょう」は、「富」「豊かさ」のシンボルなんだな、無欲な者には、「豊かさ」が与えられるのだな、で終わるところなんですが、ちょっと面白いなと思うのは、後半部分が続くことです。

ということで、後半。
末っ子は、がちょうを町に売りに行くことにするが、日が暮れたので、宿に泊まった。宿のおかみさんは、がちょうが欲しくて夜中に、部屋に忍び込んでがちょうを連れ去ろうとするが、羽に手がくっついてしまい、離れなくなる。それを見た宿のおやじが妻をがちょうから離そうとするが、これまたおかみさんとくっついてしまう。末っ子は、宿のおやじとおかみさんをくっつけたままがちょうを連れて町に向かうが、その途中で、くっついた人がどんどん増えていく。
ところで、町には王様と、その娘(姫)がいた。姫は、美しいが、笑うということがなく、姫を笑わせることができた者に、姫をやると、王様は公言していた。末っ子が町に到着した時には、がちょうを筆頭にした滑稽な行列ができており、それを見た姫が初めて大笑いした。
末っ子に姫をやるのが惜しくなった王様の無理難題を小人の協力もあって、クリアした末っ子は、めでたく姫と結婚する。

笑わない姫が、黄金のがちょうとそれにひっついている人の行列をみて、笑う。ここがポイントだな、と思ったりします。滑稽さ、コミカルさ、笑い、は、イエローの領域のキーワードですね。黄金のがちょうを見て、姫は、生まれて初めて、もう、腹の底から笑ったのだと思います。チャクラでいうと、イエローは、ちょうどお腹の領域ですね。そうやって、お腹のイエローが活性化されたところで初めて、「自己」に目覚めた感もありますね。童話では、「姫の気持ち」は書かれていないんですが、きっと、姫自身も、末っ子のことが気にいって、結婚後は、幸せに暮らしたんじゃないか、そんな想像をしてみたりもするのです。もちろん物質的豊かさをももたらした黄金のがちょうではありますが、どちらかというと、モノでははかれない豊かさについて教えてくれているような、黄金のがちょうのお話なのでした。
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-15 20:20 | 童話シリーズ | Comments(0)

№114番誕生!

 イギリス時間で、11月11日11時11分(日本時間だと20時11分)、オーラソーマの新しいボトルが誕生しました。大天使ラグエル、ミッドトーンコーラルとディープマゼンタの組み合わせのボトルです。私、新しいボトルが、11月11日に出るらしいよという噂は聞いていたものの、どんな色かは知らなかったんですが、何日か前に、薄いオレンジ色の小さい薔薇と、いちご草を買ってきて、部屋に飾っておりました。ちょっとシンクロ気分♪

 このボトル、まだ写真でしか見ていませんが、感じるのは、「過去の清算」とか、「子どもの自分に向ける愛」みたいなキーワードです。今現在「大人」をやっている人間は、誰しも子どもだった時代を持っているものですが、無意識下にその時に習慣づいた、例えば親子とか身近な人との関係の癖、みたいなものが、大人になってからの人間関係にも影響している、っていうことがあったりすると思います。その時の癖って、普段は意識しないものだから、なかなか手放せないものだったりするけれど、無条件の愛を自分に向けることで、手放してもいいんだよ、みたいな、そんな感じです。
 自分に愛を向けること、それは、例えば、エステに行くとか、ご馳走を食べるとか、きらきらしい宝石を買うとか、それが心の底から楽しいことなのであれば、無茶をするのもありでしょうが、そんなことじゃなくてもかまわないと思います。もしかしたら、テンションの高い周りに必死に合わせて疲れてしまった自分に、休んでいいよ、と言ってあげることかもしれない。競争を下りて、ゆっくりと、お風呂に浸ることかもしれない。そういう身近なところに、丁寧に目を向けていくと、自分の周りがわざわざ探さなくても、愛に満ちているんだということに気づき始めます。そうすると、周りに愛を求めなくなる分、人間関係がスムーズになる。そういうのを自立っていうんだろうな、なんて思ってみたりします。

 奇しくも、このボトルがどっぷり親密で深く掘り下げていく蠍座の新月の直前に生まれたのが、なんだか面白いですね。依存する、甘える、そういう関係の中のエゴの強さと、自立した上の深い絆の違い、みたいなところに、目を向けてみても、いいかもしれませんよ。

a0155838_21321649.jpg

[PR]

by sound-resonance | 2015-11-13 20:35 | オーラソーマ | Comments(0)

さそり座の新月

なんだか暑いのか寒いのかよくわからないお天気が続きますね。日中は暖かいのに、朝晩の寒さはハンパない今日この頃、くれぐれも体調には気をつけましょうね。

さてさて、明日は新月。明日未明2時47分に、蠍座の位置で、新月を迎えます。

蠍座は、水の性質を持つ固定宮。オリオンを一撃で倒したさそりだと言われていて、死と再生、みたいなテーマがありますね。支配星は冥王星だし、なんだかミステリアスで、近寄ったら火傷しそうな怖さを持っております。って、(太陽星座が)蠍座の方は、こういうイメージに、つきまとわれて、ほとほと迷惑している方も多いかもですね(笑)でも、隠されたものほど、気になるっていうことで、惹きつけ力、吸引力ではダントツの星座とも言えると思います。

今回の新月は、この蠍座に水星も寄り添っていますね。より深いコミュニケーション、より深い知識の探求、そんな意味合いもあったりするんでしょうか。広く浅く見聞を広めるというよりは、これまでの関係性や、かかわってきたことを大切にして、それを深く掘り下げていく方が実りがあるかもしれません。そうすると、例えば、これまでいた場所からワンステージ上に上がる、同じ場所にいるはずなのに、見え方が違ってくる、みたいな強烈な目覚め、みたいなことが起きるかも!?

そういえば、誕生石というのは有名ですが、星座別のパワーストーンっていうのもあるらしいですね。蠍座には、一等星の赤い星、アンタレスがあるので、例えばルビーとか、ガーネットとか、そういう赤い石のイメージがありましたが、オパールと、11月の誕生石トパーズという風に書いてあるサイトがけっこう多かったです。中にはルビーと書いてあるところがあったり、アクアマリンと書いてあるところも。うーん・・・・アクアマリンはなんか違う気がするんだけどな、水の星座だからか・・・!???ま、あんまり根拠がなさそうな感じもしますね。誕生石も、元々は宝石屋さんが決めたというし、要は好きな石を身につけろってことかしら・・・(笑)

ところで、今日、オーラソーマの新しいボトルが誕生したようですね。大天使ラグエル、ミッドトーンコーラルとディープマゼンタの組み合わせのボトルのようです。つい先日、大天使カシエルが誕生したばかりだというのに、またもや、新ボトル登場。11月11日11時11分に誕生したというから、マイクブースさんも、今日のエネルギーには、何かしら特別なものを感じとっているのかもしれません。残りわずかですが、11月11日、1が4つも続く一日、あなたの中の扉が開く一日でありますように。
[PR]

by sound-resonance | 2015-11-11 20:15 | 星読み | Comments(0)