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ポケモンGOと見えるもの、見えないもの

普段テレビを一切見ないので、世間の流行ものに滅法弱い私。その分気の向くまま超マイペースに生きておりますが、そんな私の耳にもなぜか「ポケモンGO」日本上陸の話題は届いておりまして・・・、周辺でプレーヤーを見かけることはあまりないな、なんて思っていたら、電車の中でプレイ中の人がいて、妙に感動してしまったんですが、巷では盛り上がりを見せているようですね。

ポケモンというと、1996年にゲームソフトが発売されて以来、テレビでアニメが放送されて爆発的なブームになりました。発売から数えると20年経っていて、個人的にはリアルにポケモンにはまるような年代ではなかったため、個人的な思い入れはあんまりなくて、「ポケモンGO日本上陸」と言われてもあまりピンとこないというのか、「え?なぜ今ポケモン?」みたいな感覚だったんですが、ポケモンって、「妖怪ウォッチ」にその人気をとって変わられることもなく、不動の人気を誇っているんですね〜。

さてさて、その「ポケモンGO」というのは何かというと、どうやら、GPS機能を利用したゲームのようで、同じくGPS機能を利用したゲーム「イングレス」の会社が開発に携わっているようです。これまでは、ゲームの世界、2次元の世界にしか存在しなかったポケモン達が、現実世界に出没、GPS機能を利用しているということはユーザー自身が現実世界を歩き回らないと、モンスターには「遭遇」しないわけで、モンスターに遭遇するために、外を歩き回る人が続出、引きこもりの子どもが外に出るきっかけになった、とか運動不足の現代人の健康に貢献できるとか、いろんな効果が期待されていたりもしますが、その効果が実証されるには、もう少し時間がかかりそうですね。

アプリをオンにして、街を歩いていると、バイブ機能でモンスターが近くにいることをスマホが教えてくれます。そのうちに、モンスターとユーザーは「遭遇」しますが、モンスターが「見える」のはスマホの画面の中だけで、現実の世界にいくら目をこらしてみても、ユーザーの目にはモンスターは見えません。もちろん、ユーザーの皆さんはこれが「ゲーム」であることをわかった上でプレイしている訳ですが、例えば、ある引きこもりの子どもにとってみれば、それまで不可能だった外に出るということを可能にしてしまうくらい「リアル」な存在としてモンスターがいたりするわけで、スマホのことをモンスターを「可視化」するためのツール、のようにとらえているかもしれない。そうすると「見える」こと「見えない」ことと「存在する」こと「存在しないこと」の境界線って随分あいまいなものなんだな、ということに改めて思い至ったりなんかもします。

以前、霊の存在を「自分には見えないから信じない」と言った人がいました。でも、「見えないからいない」というのは少々乱暴かもしれませんね。私たちに「見える」のは、いわゆる可視光線、赤〜紫のほんの少しの幅の周波数のみです。世界にはその他にも無数の周波数が存在します。その一部を私たちは「見る」代わりに「音」としてとらえていますが、それもほんの少しの幅の周波数。見ることも聴くこともできない周波数は無数に存在するんですね。

いつしか、霊の存在をキャッチして見るためのアプリが開発されて、ツールを使えば霊を簡単に「見る」ことができる時代がくるかもしれませんね。ま、ニーズがあるかは別ですが・・・(笑)
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by sound-resonance | 2016-07-29 20:02 | 音・色あれこれ | Comments(0)

モーツアルトのホロスコープ

今、「音楽家はいかに心を描いたか(笠原潔著)」という本を読んでいて、なかなか面白いんですが、その中にモーツアルトのことが出てきたので、今日はモーツアルトについて少し書いてみようかな、と思います。

モーツアルトというと、言わずと知れた天才作曲家、胎教にいいだとか、脳の活性化になるとか、癒し/スピリチュアルの世界でも何かと話題になる人ですよね。1984年に公開された「アマデウス」の影響もあって、モーツアルトって、天才だけど、人格はお下品、みたいな人物像が定着しちゃった感じもあります。

ちょうど、「アストロゴールド」にモーツアルトのホロスコープが入っていました。
それによると、生年月日は、1756年1月27日午後8時の生まれ、みたいです。
この人のホロスコープもなんだか特徴的です。すごくシンプルというのか、偏っているというのか(笑)まあ、天才なんですね~、みたいな感じではあります(笑)

彼の一般人の理解を超えたという意味も含めた「天才っぽさ」というのは、4つの水瓶座に表れているような気がします。10個の天体のうち、4つが水瓶座。太陽、水星、土星、金星の4つです。太陽と水星がコンジャンクション(0度)なので、彼の人生の目的を遂げるためのテクニックはすぐに用意されるというのか、そこに時間差はないというのか、瞬時に表現できる、そういう器用さはあったんだろうな、という感じがします。水瓶座というのは、未来志向型のサインなので、彼は常に斬新さ、目新しさを周囲の人に運んでくるカリスマ的な存在に写っていたんでしょうね。

ただ、ちょっとオーブはありますが、そこに土星もコンジャンクションしているので、彼自身は、自分の放っているカリスマ性みたいなものには全面的に肯定的にはなれない、みたいなところがあったんではないか、と思います。そこが「自分のもの」としてしっくりしないというのか・・・。彼は、幼少期から神童として宮廷で演奏を披露したり、大人に取り囲まれていましたから、そういう大人の中にいる苦労、みたいなものもこの土星に表れているのかもしれません。

そして、くっついて並んでいる水瓶座の太陽、水星、土星のお向かい、180度に獅子座の海王星が位置しています。獅子座の海王星・・・ってなんだかイメージしにくいですが、なんだろう・・・自己表現のパフォーマンスが際限なく広がっていく感じ、とでもいうんでしょうか・・・水瓶座群だけだと、例えば現代人に例をとれば福山雅治さんに代表されるようにクールな感じだけですむんだと思うんですが、そこに「やめときゃいいのに・・・」みたいなパフォーマンスが入ってくる、というのがモーツアルトの特徴だと思います。周囲の人は「やめときゃいいのに・・・」と思っていたかもしれませんが、彼にとっては、それは無意識のサービス精神であり、そこで絶妙なバランスを取っていたのでしょうね。

そして、もうひとつの注目どころが、月と冥王星が射手座でコンジャンクションしていること。生まれた時間が正確だとすれば、オーブもなく、ぴったりと、冥王星と月が重なり合っています。モーツアルトは天才で、うんうん悩まなくてもするすると次から次へと曲が自動的に浮かんできてたんだ、みたいなイメージがもしかすると一般的にはあるかもしれませんが、それは、誤解だと思います。射手座は冒険、探究心のサイン、未知のものに憧れ、ひとつのことを深く深く追求していく、そこから真理に到達したい、みたいなサインです。そこに冥王星がくっついているのだから、もう、それを極端にやりました!みたいな感じですよね・・・(笑)彼は3歳の頃にチェンバロを惹き始め、5歳の時に初めての作曲を行ったということですが、そこには不屈の探究心と努力が潜んでいたのだろうな、という気がします。
また、それが、魚座の天王星とスクエア(90度)を作っているのも面白いです。小さい頃から、大人に囲まれていたことは先ほども書きましたが、その人たちが常に新しいものを求め、彼に新しいことを要求し、彼がそれにプレッシャーを感じつつも応えていった、そんな部分もあるんだろうな、思われます。

彼は25歳の時に、フリーの作曲家・音楽家になりますが、お金には困っていたそうです。1788年、彼が32歳の時には、知人であるプフベルクに多額の借金を申し込む手紙を書いていることがわかっているのだそうです。ただ、彼はお金に困っていたけれど、収入がなかったわけではないらしく、晩年に至るまでむしろ収入はかなりあったということもわかっているのだそうで、どうやら、入ってくるより以上に使ったからお金に困っていたということみたいです。

あくまでも生まれた時間が正しければ、の話ですが、モーツアルトの木星は天秤座でしかも2ハウスに入っているので、中年以降になると、人間関係に恵まれて、お金には困らない生活を送ることができたはず、なんですが、35歳、中年期にさしかかる前に亡くなってしまうんですね・・・

7歳までが射手座、15歳から亡くなる35歳までは水瓶座なので、「貯める」ことよりも、探求のためにお金を糸目なく使う、そのことの方が彼にとっては大切だったのかもしれません。それが結実して、お金が「貯まる」中年期に入っていたら、案外彼の音楽も変わっていっていたのかもしれませんが、それが今世に残されなかったのは、ちょっと残念な気もしつつ、まだまだ時代が早すぎたということなのかもしれません。

さてさて、「悪妻」とされている彼の妻、コンスタンツェとの相性は、ということ・・・コンスタンツェの生まれた時間がわからないので、正確なことは言えないものの・・・目立って「うわ~相性ばっちり!!」みたいな部分は見当たりませんでした・・・モーツアルトは最初は彼女のお姉さんに熱を上げていたということなので、なんというのか、こう、家族ぐるみのおつきあいというのか、それが結婚につながって、責任も出てきました、みたいなそんな感じです(笑)
でも、彼が孤高の変人に終わることなく、支出には及ばなかったものの、稼ぐことができたこと、音楽を愛好する社会的地位の高い人たちに出会えたことには彼女の影響が大きかったのかな、とも思うのです。結果的には、彼の作品は250年以上たった今でも私たちの日常にとけ込んでいるのだから、時代のためには必要な結びつきだったのかもしれませんね。
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by sound-resonance | 2016-07-27 21:27 | 星読み | Comments(0)

さ姫気分

大甘やかし月間中の私、今年はバラ湯にでも浸ってみようか!ということで、お風呂用のバラの花びらをお取り寄せ。「さ姫」という食用のバラを栽培している奥出雲薔薇園さんのバラ湯用のバラの花びらでございます。お部屋の方にもバラを飾り(ちなみにこの子達は山形産のハウス育ち)、どきどきしながら到着を待ちます。

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朝つみの花びらだけを使っているんだそうで、新鮮さを保つため、クール宅急便で届きました。

箱はこんな感じ。

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開いて、袋から花びらを取り出すとこんな感じ。けっこう入っています。だいたいこれで100グラムくらい。家庭用の普通のお風呂なら、これで十分表面が覆われる感じです。

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一瞬2回に分けて・・・なんてみみっちいことを考えかけましたが、ここはど、どんと全部浴槽に投入。ああ、いい香り・・・生のバラの花びらっていうのは、もう、なんというのか、えも言われぬいい香り。バラの香りは、女子力アップには最適です。なんだかもう、小さいことにはこだわらない、とりあえず、女に生まれてきて良かったわ、みたいな女子であることを全肯定、みたいなそんな気分になれます・・・・

お風呂上がりには、バラのサイダーをいただきました。その名も、「プレミアム スパークリング ローズ」・・・。
うーん、バラづくしの幸せ気分。
でも、個人的には、昔の「さ姫サイダー」っていうダイレクト&レトロなネーミングの方が好きだったなあ(笑)

さてさて、今日は大阪は天神祭の日。夏気分マックスな感じでお出かけの方も多いと思います。今も中継のヘリコプターが飛んでおりますが、花火が綺麗でしょうね〜。少し外に出ればそれなりに見えるとは思うのですが、私は人ごみが苦手なので、花火は音だけで楽しみます・・・(笑)
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by sound-resonance | 2016-07-25 19:44 | 音・色あれこれ | Comments(0)

大甘やかし月間と獅子座の15度

全国的に梅雨明けが宣言され、日ごとに夏らしさが増すような気もする今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか?今年は猛暑になるという予想もあるようですが、どのくらい暑いのか、ちょっと怖いような感じもしますね。

とはいえ、世は目下バーゲンの季節、それもあるのか、なんだかんだと物欲の増す今日この頃でもあります。私の場合、最近は、お誕生日以降1ヶ月程度は毎年好きなことを我慢しない大甘やかし月間になってきていて、お財布のひも&ボディラインがゆるみっぱなし(笑)星座的にいうと、私は、出生時のチャートで、獅子座の位置に金星があるんですが、ちょうど今、金星が獅子座の位置にあるので、金星が活発になる時期なのかもしれません。金星は、趣味、好きなこと、楽しいこと、自分の中の女子イメージなんかを司る星ですね。こんなになにもかもがゆるゆるだと、後で冷静になった時のことを思うと若干恐怖ですが、今はGoGo物欲&食欲!みたいなそんな感じでございます(笑)

さて、私、何を隠そうバラの花が大好き。昔どんな花が好きかと聞かれた時、「いろいろあるけど、やっぱり花束でもらうとしたらバラかな!」というと「王道過ぎてつまんない・・・」と言われてしまいましたが、やっぱりそこは、金星が獅子座ということで、王道のバラが好きなんですね。バラの季節というと、普通は5月、6月辺りだと思うのですが、個人的には、ここ数年6月後半から7月にかけて、特にバラとご縁があるような気がします。

去年は、バラのシロップ作りに参加したりしていたんですが、今年は、バラ湯にでも浸ってみようか!ということで、お風呂用のバラの花びらをお取り寄せ中です。明日7月24日に届く予定なんですが、後で調べてみると、この日は金星が獅子座の15度にある日でした。獅子座の15度のサビアンシンボルは「山車」。お祭り最高潮、自分が御神輿に乗っているような気分で最高にもりあがる、そんな自己表現マックスの日、うーん、バラ湯につかって姫気分を味わうには最高の日でございましたな。楽しみ、楽しみ。

金星が獅子座にある方はもちろんですが、そうでない方も、女子は特に、自分磨き、というのか、自分に酔いしれるというのか、最大に甘やかすのに最適な一日だと思います。獅子座の金星にあやかって、女子力をアップさせちゃいましょうね。
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by sound-resonance | 2016-07-23 17:30 | 星読み | Comments(0)

誕生の時間

「正確な誕生の時間が、はじめて赤ん坊の頭が出てきた瞬間か、へその緒を切った瞬間か、はじめて産声を上げた瞬間かは論議の的だが、出生図は産声を上げた瞬間のものが作られるべきだというのが、大方の占星術かのコンセンサスである。占星術家に、自分の出生は出生証明書に記載されているよりも早かったはずだとか遅かったはずだとか言う客がときどきいる。こういった人々は占星術的な誕生の瞬間について思い違いをしている。人が最初に自力で呼吸をするのは、カメラのシャッターがカシャっと音をたてるようなもので、彼らの魂という「フィルム」を惑星の影響に感光させてプリントするということなのだ。」

占星術百科 ジェームズ・R・ルイス (鏡リュウジ監訳より抜粋

私たちが、母親の胎内から産道を通って、この世に生まれてきて、自力で呼吸をした瞬間、カメラのシャッターがカシャっと鳴って、その時の天体の地図が地球上でのその人の人生を歩むための地図として与えられる。
生まれた瞬間の星の位置のチャートのことをネータルチャートと言いますが、これを生まれて初めての誕生日のプレゼントととらえるとなんともロマンチックなプレゼントだな、なんて思ったりします。
このプレゼントを使わないで大事にとっておくという人も中にはいるのでしょうが、時には思い出したように広げてみると、意外にヒントが隠されていることもあるかもしれませんよ。頼り切りになるのはどうかと思いますが、うまく使いたいものですね。

先日の満月、皆様楽しまれたでしょうか。大阪では、ゴールドのお月様がとっても綺麗に出ていました。
奇しくもその日に出たタロットのカードが「愚者」。大アルカナの一番最初のカード、0番のカードですね。個人的なメッセージかもしれませんが、なんだか、ちょっとステージが変わって新しい展開が待ち受けていそうな感じです。「始まり」というと、どちらかというと新月をイメージするんですが、何かが成就する、満ちるという意味では、満月も、「始まり・誕生」の瞬間ととらえてもいいのかもしれませんね。そういえば、珊瑚の産卵って、満月の日だとも言うし。
すべての人が新しい瞬間を穏やかに受け入れることができますように。
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by sound-resonance | 2016-07-21 21:36 | 星読み | Comments(0)

山羊座の満月

毎日暑いですね、でも、子ども達にとってはもうすぐ夏休みのわくわくどきどきの季節ではないでしょうか。それを機会に遠出をされる計画を立てておられるご家族も多いかもしれませんね。

さて、明日は満月です。
朝7時57分ごろ、山羊座の位置で満月を迎えます。
山羊座というと、支配星が土星ということもあり、ちょっと地味な感じもありますが、コツコツ真面目に努力して、最終的には、実を取る、花より実を取るみたいなそういう星座です。大器晩成、社会的な地位、みたいなキーワードもありますね。

太陽が蟹座の28度にあって、月は山羊座の28度。
サビアンシンボルとしては、蟹座の28度が「現代の少女ポカホンタス」、山羊座の28度が「大きな養鶏場」です。サビアンシンボルは、おひつじ座〜魚座の順番にリーディングされたものではなく、360枚のバラバラのカードをランダムにリーディングした結果出てきたものだということですが、共通の度数に共通のニュアンスが含まれているのはとても面白いなあと思います。
この蟹座と山羊座のサビアンシンボルにも共通したニュアンスがありますね。

ポカホンタスは、インディアンの少女ですが、自分の属する集団と白人の間に立った娘です。そこには、とまどい、混乱がつきものですが、いずれにせよ、時代は、新しいものを受け入れながら変化していかざるを得ないのです。
山羊座の方の養鶏場では、「鶏」が出てきますが、ここでの「鶏」は新しいものを運んでくる存在とてのシンボルです。
満月は、何かが成就する、一旦終わりを迎えるタイミングですが、ここで、何か新しいステージに移るようなそんな感じがありますね。

表に表れてくること、その最初の印象が「混乱」であったとしても、動揺することなく、静かにそこに目を向け、耳をすませてみれば、そこにある「変化の意味」に気づくことになるかもしれません。
いずれにせよ、どんじゃかりーんとしたパーティというよりも、瞑想に向いた一日になりそうですね。私も、時間を見つけて瞑想のひとときを持ちたいと思います。

どうぞよい満月をお過ごしくださいませ。
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by sound-resonance | 2016-07-19 22:19 | 星読み | Comments(0)

猫の音楽その2

いつになく「猫」について考えている私。普段から猫好きではあるんですが、これほどまでに猫について考えているのは、珍しい(笑)
「猫の音楽」については、引き続き読書中なんですが、外国の猫は「ミャウミャウ」と「M音」で鳴くのに対して、「にゃ~」と「N音」で鳴く日本の猫は世界的にみれば少数派だということが書かれていました。あとがきには、この「にゃう」という「N」の音は、源氏物語に起源があるのではないか、ということが指摘されています。

光源氏の2番目の正式な妻となった「女三宮」は、まだ女というよりは少女のようで、位が高い割には高貴な女人としてのたしなみは少し欠けており、当時の高貴な女性が夫以外の男性に姿を見られることのないよう気を使っていたのにもかかわらず、不用意に御簾の間際に立った時に猫がいたずらをしたおかげで御簾があがってしまい、その時に、柏木に姿を見られてしまいます。女三宮の姿を偶然にもかいま見てしまった柏木は、女三宮に一目惚れをしてしまいます。とはいえ、女三宮は、光源氏の妻であり、皇女という手の届かない存在。せめて、彼女にゆかりのある猫でも手元においてかわいがりたいということで、彼女の飼い猫の一匹を手にいれます。
手に入れた猫が「ねうねう」と鳴くのを聞いて、柏木は「お前、随分大胆なことを言うね」という。
「ねうねう」というのは、「一緒に寝ようよ」という問いかけで、女三宮に恋している柏木には猫の鳴き声がそんな風に聞こえてしまうんですね。
この「ねうねう」の「N音」が現代語の猫の鳴き声「にゃー」につながっていったのではないか、ということです。

確かに猫の鳴き声として使われる「にゃん」という音はエロチックな要素を含んでいたりなんかしますよね。

どこまで意図的だったかは不明ですが、「夕焼けにゃんにゃん」とか「おにゃん子クラブ」とかが流行った1985年当時は私はまだ子どもだったんですが、なんとなーく大人の色気とはまた違うエロい感じだけはビシバシと伝わってきていたものです・・・(笑)その源が「源氏物語」だったとは・・・

ただ、「みゃあ」と「M音」で鳴く西洋の猫であれ、「にゃあ」と「N音」で鳴く日本の猫であれ、猫がエロチックな要素を追っているというのは、万国共通のようですね。

猫は犬に比べて自由に恋を謳歌し、恋の歌を歌います。
人間も、時に我を忘れて恋に落ちる時があります。激情にかられて、後から考えたら、「なんだったんだ・・・・!?」みたいな大胆な行動に出てしまったりもする。
そういう意味では、人間は猫に共感できる。でも、冷静になって考えてみると激情にかられた行動は「恥ずかしさ」の極地なわけで、恥ずかしげもなく「ねうねう」と誘ってくる猫に、人間は嫉妬し、見たくないものを見せつけられたような感覚を覚える。

猫って、人間の生活に深くとけ込みながらも、「野生」である、不思議なポジションの動物なんですね~。

「猫の音楽」の内容から随分横道にそれちゃった感じもありますが、猫については、気が向いたらまた続きを書こうと思います。
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by sound-resonance | 2016-07-17 19:04 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

猫の音楽

特に意図したわけではなかったんですが、猫の話題が続いております、いっそのこと今週は猫ウィークにしてしまえっ!ということで、今日も猫の話題を。
「猫の音楽~半音階的幻想曲~」という本を読んでいます。作者はジャン、クロード、ベンシュテインというフランスの方。長らくパリ第一大学で教鞭をとっておられた方のようです。
もちろん原語で読んでいるわけではなくて、日本語訳を読んでいるんですが、注釈が多いことも手伝って、なかなか読みづらい・・・訳者の書いたあとがきの方がよっぽどさくさく読めてわかりやすい・・・(笑)図、写真も多いし、100ページ足らずの本なので、すぐに読めそうな感じではあるんですが、何回か読まないと、「で、何が言いたいのん?」になりそうな予感の本でございます。
というわけで、あとがきからついつい先に読んじゃったんですが、あとがきによると、「本書は、西洋音楽の伝統が猫の鳴き声をどのように受け止め、取り入れ、閉め出してきたのかを論じた書物」なのだということです。
そして、西洋からみた東洋の音楽も「猫」のような存在なのではないか、「どの民族も他の民族にとっては猫」なのではないか、という問いかけにも進んでいきます。

なんで猫?という感じもするんですが、これが犬でも成立するかというと、そうじゃない。やっぱり猫じゃなくちゃ、というところで、考えてみれば、野良猫はいても、野良犬は見かけないよな、なんていうことに改めて気づいたりなんかしたんでした。昔リードをつけていない犬が1匹で歩いているところを目撃してぎょっとしたことがあるんですが、たぶんこの犬もちょっと迷子になっちゃっただけで、飼い主はちゃんといたんだと思います。犬って散歩の時もたいていは飼い主と一緒にいて、単独行動をしているところというのはまず見かけません。犬は人間とともにあることを選択することで、この社会で生きのびている。でも、野良猫というのは、わりかしいたりなんかする。

猫って自由なんですね。

犬と猫を比較すると、「ミステリアス」という言葉が似合うのは断然猫という感じがします。猫には、人間といない時間、私たちが見えていない、知らない猫だけの時間の匂いがする。そのわからなさを猫の最大の魅力ととらえる人もいれば、気持ち悪い、うさんくさい、怖いととらえる人もいる。
というわけで、猫は愛されつつ、嫌われてしまうというアンビバレントな存在となるんですね。

音楽の発生のルーツには諸説ありますが、元々民謡など、人と寄り添って発展してきた歌は人間の情動を表現してきました。今でもカラオケなんかが廃れないのは、歌に「気持ち」をこめて情動を発散させているわけです。
一方で、理論としての音楽は、いかに数学的に美しい世界を創造するのか、というのか、いかに神が作りたもうた数学的に完璧な世界を音楽で再現するかということが大切で、それは突然わき上がってくるような情動とは相容れないものなのです。

自由きままな猫は、彼らにとっての恋の季節がやってくると、情動の赴くままに、恋の歌を歌います。
そのあたりも、理論的な音楽からは「閉め出されて」いった原因かな、なんて思うのです。

という辺りで、たぶんつづく。

今週のはじめ辺りから急に蝉が鳴き出しました。暑いものの、何かが足りないな〜、なんだろう、って思っていたら、蝉の声でした。なんだか、ようやっと蝉が夏の暑さに追いついた感じ。一気に夏っぽくなってきましたね。
こまめに水分補給をして、くれぐれも、熱中症等にはお気をつけくださいね。
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by sound-resonance | 2016-07-15 22:24 | 観る・読む・聴く | Comments(0)

猫目石

前回、姫路の「黒猫専門カフェ」について書いた時にちらっと取り上げたご近所の黒野良猫ちゃん。密かにえさをあげている人がいるらしく、基本的には、フレンドリーで、試しにipad(カメラ)を向けてみましたが、逃げるそぶりなし。

こっち向いて!

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目、つぶっちゃいました。
目つぶってるところも、超かわいいんだけど、目、あけてほしいなあ。

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やっとこっちを向いて目線くれました。

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写真ではわかりずらいですが、この猫ちゃんの目は、緑に水色がうっすらかかっていてホントに奇麗です。月並みな言い方ですが、ホントに吸い込まれてしまいそう。思わず連れて帰りたい衝動にかられますが、野良には野良の人生がある、とぐっと我慢して、写真だけ撮らせていただきます・・・(笑)

猫の目というと、猫目石という石がありますね。洋風にいうと、キャッツアイです。
キャッツアイというのは、猫の目のように、石に縦に光の筋が入る現象のことを言って、いろんな石で「キャッツアイ」現象を見ることができますが、単純に「キャッツアイ」というと、クリソベリルキャッツアイのことを指すことが多いようです。クリソベリルにも色々な色があるようですが、濃厚な蜂蜜色のクリソベリルに浮かぶ鋭い一筋のラインはまさに猫の目そのものですね。

とはいえ、クリソベリルキャッツアイというのは、個人的には、「うわ、素敵!!欲しい~」みたいな石にはまだ出会ったことがなくて、これまであんまり注目してこなかった石でした。ま、めったに産出されない希少石ということもあって、ホントに奇麗な石というのに出会ったことがないからかもしれませんが。

この石は、綺麗。大富豪所有の有名な石らしいですが、これだと欲しい(笑)

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まあ、こういう類のクリソベリルキャッツアイというのは、数千万円単位で、とても庶民の手に入るもんじゃございません。
(ちなみに画像はこちらのサイトからいただきました、ありがとうございます♪)


それにしても、キャッツアイ効果の見られる石は他にもたくさんあるのに、どうしてクリソベリルキャッツアイだけがそんなに高価で珍重されるんでしょうね~。確かに「猫の目そのもの」といえる黄緑色の石というのはクリソベリルを他においてないわけですが、それにしても、「キャッツアイ効果」ということだけでいうと、他にも綺麗で、クリソベリルと比べると、比較的お手頃な石がたくさんあったりなんかもするのになあ。同じ「キャッツアイ」でも、正直、私は、自分が持っているグレーの「シリマナイトキャッツアイ」の方がよっぽど好きです(さりげなく自慢(笑))ま、これも希少石ではあるんですけどね。ちなみに、お値段としては、クリソベリルの10分の1もしないくらいです。ま、庶民のひがみといわれればそれまでなんですが、クリソベリルだけが珍重されるのは、ちょっと納得いかない感じ。あくまでも、個人的な好みですけどね(笑)

クリソベリルキャッツアイの人気というのは、全世界的とはいえ、特に日本で顕著みたいですが、その一因として「キャッツアイ(アニメ・漫画)」の影響もあるんじゃないか、なんて密かに憶測してみたりもするのです。実のところをいうと、私はアニメは見た事がないんですが、杏里さんの歌ったアニメの主題歌「キャッツアイ」は大流行しましたね~。
杏里さんの歌った「キャッツアイ」は1983年のヒット曲らしいですが、バブルの直前、日本がゴージャスさに向かっていた時代、「キャッツアイ」というアニメの影響を受けて、日本においてゴージャスかつミステリアスなセクシーさをまとった憧れの石として特別な位置に登り詰めたんじゃないか、そんな気もしたりするのです。

しかし、峰不二子といい、女泥棒というのは、美人かつナイスバディじゃないと、つとまらないのであるな・・・・(笑)
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by sound-resonance | 2016-07-13 21:21 | 音・色あれこれ | Comments(0)

白と黒番外編

「姫路の白」として、姫路城、「姫路の黒」として妙珍火箸を取り上げましたが、取り上げたい「姫路の黒」がもうひとつあります。

姫路にある猫カフェ、全国に猫カフェは数あれど、全国でも唯一の「黒猫専門カフェ」が姫路にあるんだそうです。
時間の都合で、私は、訪問することができなかったんですが(泣)、黒猫しかいないって、なかなか斬新ですよね。でも、黒猫好きにとってはたまらない空間でございましょう(笑)

黒猫カフェ(姫路)

かくいう私も黒猫、大好きです。
黒猫って「魔女の使い」として、中世ヨーロッパでは不遇の扱いを受けていて、今でも「不吉」と感じる人もいるようですが、性格的にはおっとりしていて、人なつこい子が多いような気がします。

私の家の近所にも、たまに帰宅途中に出会う野良の黒猫ちゃんがいるんですが、くつろいでるところに、近づいていくと、びっくりしてるものの、逃げるタイミングを失って、固まっちゃったりしてたりすることがよくあります。人なつこいというのか、単にどんくさいだけか・・・(笑)でも、それが妙に可愛いので、見つめたいだけ見つめて帰ってくるんですが、猫に遊んでもらっちゃってますね〜。黒猫よ、ひとときの癒しをありがとう(笑)

黒猫まみれの黒猫カフェ。機会があれば訪れてみたいものです。
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by sound-resonance | 2016-07-11 19:13 | 観る・読む・聴く | Comments(0)