先日、電車に乗っていたら、かなり目立つ親子グループ(約6名)が電車に乗り込んできました。子どもは黒いマント、オレンジのブーツ、お母さんらしき若い女性は、黒地にオレンジのドクロ模様のタイツ、手には大小様々な顔付カボチャetc etc・・・・そう、ハロウィンの衣装です!
ハロウィンは、もともと秋の収穫を祝うケルト人のお祭りがキリスト教圏にも広まったもので、明日10月31日が本番。ジャック・オ・ランタン(お化けカボチャ)のオレンジと、黒マントに象徴される不気味な怪物達の仮装に多用される黒が伝統的なハロウィンの色なのだそうです。子ども達は、思い思いの不気味な扮装をして、各家庭を訪問し、お菓子をもらいます。(でも、セドナでは、お菓子を用意して待ってたけど、子ども来なかったわ、なんてコマラが言ってました。アメリカの中でも、それぞれ風習が違うのか、物騒な世の中自粛の方向にあるのか、後者の理由だったらば、ちょっと寂しいですね・・)
ジャック・オ・ランタンは悪い霊を怖がらせて追い払えるようにあんなに怖い顔をしているんですって。
この写真のカボチャはちょっとマイルドで、怖いっていうより、可愛いですね
クリスマスほどには、まだ日本文化の中には溶け込んでいる行事とはいえませんが、ハロウィンといえば、思い出すのが高校時代のLL(英語)のクラス。黒マントをはおった先生(ばりばり日本人なんだけど、クラス中は自分のことを「アーサー」と呼ばせてました、ちなみに生徒にもそれぞれイングリッシュネームがありましたがね)が教室の入り口に立っていて、『Trick or treat?(トリック オア トリート? お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!)』と言わなければ、教室に入れてくれない、言うと確かあめ玉をくれて、無事教室に入場。その日だけはおやつ付の授業でした。でも、考えてみたら、お菓子をあげる側のアーサーが黒マントで仮装してどうする!?ま、そこはご愛敬(笑)キリスト教系でも何でもない、ごくごく普通の公立高校だったのですが、面白い先生のたくさんいらっしゃる面白い高校でございました。東京ディズニーランドはあったけど、USJはまだ影も形もない、そんな時代の想い出です。
そういえば、USJでも、ハロウィンイベントの期間中子どもに限り「Trick or treat?」と言うとお菓子がもらえるポイントがあるのだとか。前述の親子グループも、もしかすると、USJのハロウィンに参加するorしたのかもしれませんね。
ハロウィン当日は、私もアトリエにお菓子を用意しておきます。子どもはもちろん大人の方も、子ども心で「Trick or treat?」と唱えてみてください。いたずらされるのはゴメンなので、ささやかながら、お菓子を差し上げます。仮装で来られた人は、さらに倍!(笑)