鳴門のぐるぐる
太平洋と瀬戸内海を結ぶ鳴門海峡で発生する渦潮、干潮時と満潮時に流れ込む速度の速い潮流と、ゆるやかな潮流のはざまで生まれるもの。何年か前にクルーズ船に乗って見たことがあったのですが、今回は、もう少し小さい高速船(うずしお汽船)に乗ってみました。
高速船に乗ったら、渦潮に直行!遊びなし、渦潮一球勝負です(笑)でも、小さな船なので、渦潮のかなり近くまで寄ってくれますよ。船高?も低いので、渦潮を間近で見れちゃいます。ちょうどその日の干潮の1時間後くらいの船に乗ったので、大きな渦潮がたくさん見れました。
実は鳴門の渦潮って、「残したい日本の音風景100選」(環境庁選定)に選ばれているのだそうです。渦潮の音って、今まであんまり意識したことなかったけれど、どんな音なんだろう、と耳をすませてみましたが・・・・
うーん、船のエンジン音+エンドレスで流れている「あわおどり」の音楽しか聞こえん・・・!!
それでも、しつこく耳をすませてみると・・・かろうじて、ほんの少し渦潮の音を感じることができました。なんだか、さわさわ、しゃわしゃわ、しゅわしゅわとした感じ。ごーごーという激しい音を想像していたのですが、ちょっと意外でした。とってもさわやかな音でしたよ。
正味20分くらいの船旅を終えて、陸地に戻ると、なんだかとてもすっきりしてました。そんな効果、全く期待してなかったけれど、かなりの浄化作用があるんじゃあ・・・びっくり。
異なったエネルギーの出会いの場所、渦潮も一種のボルテックスなのかもしれませんね。
次の日は高松の豊島に寄り道しましたが、そのお話はまた次回に・・・。
by sound-resonance | 2012-09-07 20:33 | 音・色あれこれ