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真田丸の堺さん

先日真田幸村の銅像がある三光神社の話をしましたが、ちょうど今NHKの大河ドラマで真田丸というドラマをやっているようなので、真田幸村さんを演じている堺雅人さんについて、ちょっと星読みしてみました。

個人的には、堺雅人さんって、ちょっと個性が見えないというのか、つかみどころのない感じだなあと思っていたんですが、ホロスコープを見ても、自分を表現していくことが好きだ!というよりは、人から何を求められているのか、そこを冷静にコミットして動いていくような、外向的な感じがありながら、人に振り回されない安定感のある方だなと思います。

ウィキペディアによると、生年月日は1973年10月14日。太陽星座は天秤座ですね。天王星も、そばにあるので、どんな新しい社会、環境の中でも、すっとなじんで自分の立ち位置を定めていくような高い順応性のある方のように思えます。

ちょっと特徴的だなと思うのは、金星と海王星がコンジャンクションしているということ。射手座の6度っていうと、サビアンシンボルでは「クリケットゲーム」というもので、集団として正々堂々と闘う、みたいなキーワードがあります。海王星は、金星のハイオクターブとも言われているので、その海王星と金星がコンジャンクションしているということは、金星×3くらいの勢いなんでしょうか・・・(笑)

堺雅人さんというと、「半沢直樹」の「倍返し」がものすごい流行りましたが、当時は「やられたら倍にしてやりかえす」っていう発想がどうも好きになれませんでした。そういうピンポンをやり続けていたら、カルマは永遠に終わらないよ〜、みたいな部分があったのです。
でも、その役を堺さんが演じられたというのは、なんだか意味深だな、とも思うのです。私はドラマを見ていないのでなんとも言えないんですが、「やられっぱなし」で返せない理不尽な不公平感をいっぱいに抱えている世の中の人達が、公平性を持って「やられたことはかえす」主人公をさわやかに演じた堺さんに深く共感したのだろうと思います。その「かえす」やり方が、こずるいやり方でなく、正々堂々と文句のいえないやり方だったのかな、と。だから、テレビの前で見ている人達のすっきり感がハンパなかったんでしょうね。

ウィキペディアによると、堺さんは役者を目指す前は、官僚になりたかったということですが、官僚になったらなったで、そのバランス感覚で立派にお仕事をされていたような気もします・・・・(笑)なんというのか、山羊座の組織の中で上を目指す野心、みたいなものではなく、集団の中にいる一個人、みたいな空気をうまく出されるという意味で、半沢直樹を演じるにはぴったりだったんでしょうね。

で、真田丸。戦国時代の武将もまた、会社組織に似たようなところがあるのかもしれません。仕えるべき社長(トップ)が変わる中で、どう自分の身を処するのか、自分を「立てる」ためにどんな戦略を立てるのか、そんな部分をどうさわやかに見せてくれるのか、楽しみですね。

by sound-resonance | 2016-04-05 21:58 | 星読み