ガラスの天井
さて、アメリカの大統領選の結果が出たようですね。このブログでは政治についてはあまり触れないでおこうと思っていたんですが、歴史に残る一事件のような気がするので、せっかくなので、星占いなどまじえながら、忘備録的に少し触れておこうと思います。
生まれた時間までわからないので、詳しいことはいえないんですが、ウィキペディアによると、トランプ氏は1946年6月14日生まれ。対するヒラリーさんは、1947年10月26日生まれ。ヒラリーさんの方が1学年下ですが、そんなに変わらない年代だったんですね〜。太陽星座でいえば、トランプ氏が双子座、ヒラリーさんが、さそり座となります。
トランプ氏は太陽と天王星が双子座なものの、水星、金星、土星という3つの蟹座を持っています。この辺りが、セレブなわりには庶民的というのか、お高くとまってない、親しみやすさみたいな雰囲気をかもしだしていたりなんかするんでしょうか。金星と土星がコンジャンクションしているので、これはどう取ればいいのかなあ〜、家庭的な女性を求めながらも、そこにとどまれない、素直になれない感じっていうのがあるのかもしれません(苦笑)火星が獅子座なので、自分を表現するパフォーマンスは上手そうで、そういった意味では政治家には向いているのかもしれません。
かたや、ヒラリー氏はというと、太陽、金星、水星がさそり座です。情の厚い深い愛情を持っていて、女性としての色気も十分ある方だと思うんですが、火星と冥王星の獅子座でのコンジャンクション、さらに土星の獅子座の方が政治家の彼女としては目立っているのかもしれません。火星と冥王星が獅子座でコンジャンクションって、自分を表現するのがとても上手そうで、政治家にとってはとても有利だと思うんですが、時にそれが行き過ぎた感じもあったのかもしれません。
このお二人を対比してみると、何か新しいことを確実に起こしてくれそうなのはヒラリー氏の方かな、と思うんですが、大衆は、なんだかんだいって、そこまで大きな変革を求めていないのかもしれませんね。今ちょうどさそり座のシーズンで、さそり座の新月のところでも触れましたが、さそり座というと「死と再生」の冥王星が支配星の星座ですが、よみがえることが約束されていても、「一旦死ぬ」のは、みんなやっぱりいやなのかなあ、っていう感じもします。それよりは、安穏としたわかりやすさの中にいた方がいいや、みたいな。そういう「わかりやすさ・庶民ぽさ」がトランプ氏の勝因だったんでしょうね・・・とはいえ、トランプ氏も無意識の領域では探究心とかもとごとを深く追求していく力、みたいなものはお持ちなので、「大統領」となった時に、それがうまく政治の領域に結びついていくといいのですが、さてどうでしょうか。「ノリ」の良さだけで終わってしまわなければよいのですが・・・
よその国のこととはいえ、個人的にはヒラリー氏に勝ってほしかったです。ヒラリーさんをみていると「ガラスの天井」という言葉を思い出してしまいます。私の若い頃も「アメリカンドリーム」みたいな言葉に憧れてアメリカに留学したり、旅行したりする人も周りに多かったけれど、個人的には、なんだか不思議な気がしていました。アメリカを旅するならば、ヨーロッパなの方が断然いいな、もしくは、ネイティブアメリカンの聖地ならいいけど!みたいな。まだまだ「みえない天井」ががんとして存在する古い体質も歴然と存在する国なんだろうな、という感じがします。8年後というと、ヒラリー氏も、77歳。女性初の大統領になってほしい気もしますが、どうでしょうね・・・タフで不屈なさそり座らしく、もう一度くらい大統領選によみがえってきてほしいものです・・・
一気に寒くなりました。透音も去年買ったばかりのデロンギのオイルヒーターを出しましたが(いまいち、使い方がわかってない・・・(汗))、風邪など引かないように、あったかくしてお過ごしくださいませ。
by sound-resonance | 2016-11-09 21:44 | 星読み