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オルゴール美術館

先日、「六甲ホールオブホールズ」に行ってきました。

「六甲ホールオブホールズ」は世界のオルゴールおよび自動演奏楽器の博物館。1996年に自動演奏楽器専門の博物館として、全国で初めて博物館相当施設に指定されたのだとか。

入り口。もう4月に入ったというのに、雪が残っています。
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この博物館の最大の特徴は、実際にオルゴールや自動演奏楽器が動いているところ(音色)が見れる(聴ける)こと。レギュラープログラム、スペシャルプログラム合わせて、一日に10回以上の解説付きのコンサートが用意されています。

単純に見て回るだけだと、展示数としてはそこまで多くないので、そんなに時間はかからないこじんまりした博物館なんですが、やっぱり音色を聴きたくなりますよね。そんな願いを叶えてくれるコンサート、時間帯によって紹介するオルゴール(楽器)や、演奏する曲目を変えてあるので、あれも聴きたい、これも聴きたいとなると、けっこうな時間を費やしてしまう(しまえる)博物館です。カフェも併設されているので、下手したら一日でも滞在できるかも(笑)

博物館の収蔵品の中で一番大きい自動演奏楽器。
楽器というよりは、「装置」みたいな感じです。写真では大きさがわかりづらいかもですが、人の背丈を裕に超える大きさで、横幅は、大人が20人くらいは並べる感じの大きさです。かなり、でかい(笑)
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私が行った日はディズニーの名曲特集をやってました。この博物館には曲の楽譜というのか、楽器に演奏の指令を出すプログラムを作る方もいらっしゃるそうで、それで現代の曲も演奏することができるのだそうです。

ピアノとバイオリンが組み込まれた自動演奏楽器。
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さる万博に出展され、(七不思議にかけて)「世界の第8番目の不思議だ」と称されたのだとか。収蔵品はその当時のものではなく、複製品ですが、ちゃんと演奏はできて、複製品でも世界で10台ほどしかない貴重なものなのだそうです。

1880年頃のシリンダー式のオルゴール。
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ベルをたたくハンマーのところがお人形になってて可愛い。

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スイス製のものらしいですが、当時のヨーロッパのジャポニズム(日本趣味)がうかがえるオルゴールです。お人形自体は、中国か日本かビミョーな感じですが、一応日本人なんでしょうね(笑)

解説をしてくれる方にもそれぞれ個性があって、それも面白いですよ。

土日を山の上で過ごして大阪に戻ってきたら、桜が咲き始めていました。もう春ですね。

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by sound-resonance | 2017-04-05 22:12 | 観る・読む・聴く